6050系と東急8500系の画像は松原団地駅で撮ったものですが、その後一気に北上して春日部までやって参りました。まさに「戦後」がそのまま息づいているかのような駅に、ちょうど「スペーシア」と浅草行き快速が到着し、暖色系の長距離用優等車が並びました。こういう風景、まさに忘れかけた「国鉄」をふっと思い出しますよね (^^)。
しかし、春日部駅は現在改良工事の真っ最中。既に野田線ホームは完全に新しくなってしまいましたし、古~い伊勢崎線ホームや跨線橋もそのうちリニューアルされてしまうでしょう。単に春日部市のマスコットキャラ・クレしん (笑) がたくさん飾ってあるだけの味気ない駅になってしまう前に、この雰囲気、オススメです。
それはそうと、停車中の6050系の先頭は数少ない前パン車!! これが見られただけでもとんでもなくラッキーです (^^)
そう言えば、相鉄のED10の台車はDT13を履いているのですね。その昔、荷電(クモニ83など)が中央線115系普通列車に連結されていたころ、その荷電の台車がスゴイ轟音を発して走っていました。その時、よくまぁ壊れないものだと思いました。
す。m(^^)m
確かに貨物列車がやって来ればもう何も言うことなしですが、こ
の区間まで入線する貨物列車は、業平橋のセメント中継施設への
搬入が自動車輸送になった段階 (たしか80年代) で廃止になってい
たと記憶しています。けっこうカワイイ緩急車もぶら下げていた
はずですが……当時10代だった私は貨物列車まで頭が回らず、
7800系ばかりに注目していましたので、惜しいことをしました。
その後東武の貨物は、貨物天国・葛生のセメント列車と、高麗
川日本セメント~越生&東上線~下板橋のセメント列車が陥落、
最後まで残った久喜~北館林間の石油タキも去年廃止されてしま
いました (この石油タキはなかなか走らなかったそうで、私も館林
駅にタキが留置されているのを撮ったことがあるだけです TT)。
今では、東武貨物の黄金時代をしのぶとしたら、余剰電気機関車
の譲渡先である三岐鉄道に行くのが一番だと思います……。
DT13ですが、あれほど国鉄釣掛電車用として隆盛を誇った台
車も、ホントに滅多に拝めなくなりました。相鉄ED10はそういう
意味でも天然記念物です (^^)。まぁ確かに音は壊れそうなのです
が、昔の台車は金属の固まりゆえにとても頑丈だそうで、だから
こそ東武5000系も非常に頑丈な台車FS10&釣掛モーターを生か
すために7800系の半鋼製車体を載せ替えて誕生した、という話を
どこかで読んだことがあります。それよりも、最近の台車 (特に
E231) は、余りにも華奢でポキッと折れてしまわないか……とい
う雰囲気を感じてしまいます (^^;;