相鉄5000系のさよならイベントが今週の末に迫って来ましたが、5000系が元来少数派ながらも盛大なさよならイベントとともに廃車となるのに対し、6000系と並ぶ相鉄の最主力として一時は急行運用の花形であった7000系は、今のところかなり対照的な運命をたどっているようにも思われます。まず、横浜方の増結車2両から根こそぎ休車となり、一部はモヤ700へ改造という運命をたどり (1ユニットばかり8連の中間に組み込まれて残っていましたっけ ^^;)、残る8連用車両も少しずつ離脱……。気が付いてみれば各停でもマンケー8連や代走の他形式10連が目立つようになり、影が薄れつつあるのは否めない今日この頃です (-_-;)。
とくに、7000系の離脱→廃車は、突然の事故による場合が少なくない点、長年7000系を利用してきた沿線民として胸が痛みます。4年前には天王町駅星川方の踏切で、たしか老人がアクセルとブレーキを踏み間違えてクハ7502に特攻……。その結果5053Fが復活・延命し、それはそれで目出度かったわけですが、代わりの人身御供 (?) として7000系が天に召されたことを思い出すにつけ複雑な気分です (犠牲になったのがマ……以下略 ^^;)。そして昨年12月には、南万騎が原付近を走行していた7711Fが突然の過電流事故で編成全体がダウン……(T_T 詳しくは公式HPをご覧ください)。昨年末、ニセ厚木にその後の様子を見に行ったところ、運転席に掲げられた「休車」の掲示が一層の哀れを誘っていました……。
そんな7711F、すでにニセ厚木から姿を消して廃車になってしまいましたが、この編成を一番最後に撮影したのは、小間切れの僅かな余暇を使って5000系を集中的に追いかけていた昨年の初秋のこと。全く普段通りに20番台の各停運用に入って地味な活躍をしていた7711Fを撮りながら、こんな当たり前の風景がいつまでも続いて欲しいものよのぅ……と思ったのも束の間、僅か2ヶ月少々の後には、この日と同じ24運行に入っているさなかに何の前触れもなく動けなくなってしまうとは……。本当に人生も車生も、いつ何が起こるか全く分からない……という思いが一層こみ上げて来ます。
何はともあれ、5000系が間もなく引退し、これからJR直通に向けた準備がいっそう進むにつれて、モハ6021に近い (?) 車体デザインを持つ最後の車両としての7000系には、少しずつ注目が集まるようになるのかも知れません。そして恐らく6000・5000系と同様、7000系は地味に盛大な (?) さよならイベントとともに引退して行くことになるのでしょうが、少なくとも事故による離脱はもう起こらないで欲しいものだと思うばかりです (しかし……3000系の相模大塚での脱線といい、8707Fが保線車両と激突して台枠が損傷したことといい、相鉄はこの手の事故廃車がしばしば起こるからなぁ……-_-;)。
おはようございます、コメントどうもありがとうございます。
相鉄の事故はそのような有名・大規模なものではなく、「何となく起きた事故が実は車両にとって致命傷だった」というパターンが多いですね。いずれにしても事故はないに越したことはないとおもいます。