本日は震災から8年目にしてようやく山田線の宮古~釜石間が全通し、それと同時に三陸鉄道に移管され、三陸鉄道全体が「リアス線」と改称されることとなりました。関係者の皆様のご苦労は並大抵のものではなかったかと存じます。まずは、こうして鉄路が復活したことに、一介のヲタながら心よりお慶び申し上げます。
しかし、これでJR山田線は「陸中山田に行かないのに山田線とはこれ如何に」ということになってしまいますので、個人的には宮古線、または早池峰線と改称してしまえば良いのに、と思わなくもありません。それが出来ない大人の事情でもあるのでしょうか?
何はともあれ、160km以上に及び軽快気動車が1日数回直通ロングランするというのは、何だか奈良交通の大和八木~十津川~新宮っぽくもあります (これは未成線である五新線に相当するものでもあり、三陸は全通、奈良はバス専用道となった一部区間すら放棄というのは明暗分かれの極みと言えそうです)。そして個人的には、震災直後の2011年7月、十和田観光電鉄イベントの後で開通区間と代行バス区間を乗り継いで久慈~岩手船越間を乗ったきりですので、全通フィーバーが落ち着いた頃合を見計らってまた再訪してみたいものだと思っているところです。
というわけで、そんな三陸鉄道の佳き日を勝手に祝うことにしまして、ミャンマーでも三陸色の美しさを保っているRBE3004の画像をアップします。線路脇で他の列車を撮っていたところ、たまたまティラワでの幹部出席行事から戻って来たこの三陸を撮影出来た云々という話題を以前アップしたものですが、他にも撮りたい列車を撮って駅に戻ったところ、この三陸が駅でず~っと待機しており、しかも日射しも燦々と照らし始め、白い車体と青・赤の帯が美しく映え、本当に感動・感激したものです……。
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