地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ弘南7000系正面弘南色をN化する

2014-12-02 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 東急池多摩線7601Fが歌舞伎帯を剥がして昔ながらのギンギン銀色となったり (確実に廃車が迫っているということでしょう……)、静鉄1000系の置換が発表されたり、十和田から大井川に転じた2両のデビューに向けた準備が進むなど、東急系ステンレスカーの話題は絶えない今日この頃ですが、周知の通り「北の東急の牙城」たる弘南鉄道の大鰐線では、話題づくりを兼ねて旧弘南カラーと南海1521カラーが各1編成の正面に塗られています。そんな大鰐線7000系のうち、このたび弘南色顔7039Fが鉄コレ化されたということで、購入後さっそくN化してみました。……折角デカールがキレイに貼られているというのに、そもそも銀色が薄く下地の白がスケスケ気味でイヤ~ンな感じであったり、正面の塗り分けがイマイチ綺麗に仕上がっているわけではないあたりは、まぁ所詮メイドインチナな鉄コレという感じですが (-_-)、雰囲気はあることは間違いないでしょう。



 それにしても、個人的には当初、この「正面のみリバイバルカラー」という試みにはビミョーなものを感じておりました。勿論、費用面と手間暇の両面において、コルゲートつきの側面にもラッピングを施すのは厄介な話であることは言うまでもなく、まぁ前だけでもこの色が再び登場したことを良しとするべきなのでしょう。しかし、やはり気合いや見映えという点から、側面にも色が欲しかった……。
 とはいえ、今回の鉄コレを購入して、N化作業をしつつジーッとマスクを眺めておりますと、「なるほど、これはこれでアリだな」という気がして参りました。例えば、横帯を巻くようになるまでの京王井の頭線3000系は、各編成色がバラバラで横はギンギラギンという代表例ですし、台湾のDR2700に至っては、対号特快からローカル用に格下げされて顔が黄色くなっても熱い注目を集め続けたではありませんか……。そこで個人的に、この弘南の「顔だけリバイバル」は、台湾のDR2700と同じようなものである、と理解するに至った次第です (DR2700の場合はリバイバルすると銀色一色であるわけですが……^^;)。
 そんな今回の弘南7000、当初は1編成2両のみ購入する腹づもりでしたが、結局2連4両購入してしまいました (汗)。そこで例えば、弘南線の平日朝の4連がこの色となるのも夢のような展開……と妄想したり、あるいはそもそも南海復活色を除く全編成がこの色に戻され、交換駅で日々こんな情景が展開されないかなぁ……と思ったりするわけです、はい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿