先日小田急が放った新型ロマンスカーに関するプレスリリースは、登場から35年を過ぎた7000形の老朽化という現実からして分かっていたとは言え、結構オドロキました。目の覚める朱色オンリーの展望車とは……。名鉄パノラマカーかよ!という気がしなくもありません。勿論実車は、これまでの岡部氏作品との連続性を強く印象づけるものになるでしょうから、ラフスケッチと比べれば名鉄パノラマカー度は下がるのでしょうが、ついでに最近はやりの鉄道間交流の一環として「どけよ~どけよ~」と聞こえるミュージックホーンも拝借すれば面白いのかも知れません (^^;)。
しかしまぁ、70000形は20m車7連ということで、かつての20000形と同じく、ホームウェイや初詣臨・花火臨の類いを除けば、江ノ島線に入線することはないでしょう。江ノ島賎民としてたまに早朝の「えのしま66号」を利用する者としてもっと切実な問題は、30000形EXEの更新が、果たしてどのようなものになるのかということでありました。とりわけ、椅子が全取り替えとなり、50000・60000形と同じコチコチの薄っぺら椅子になったらイヤ過ぎるぞ……と。誰が何と言おうと、地味だろうが何だろうが、出退勤に伴う疲れを少しでも和らげるためにロマンスカーを使おうとする場合、30000形の落ち着いた車内インテリアと分厚い椅子こそ良いのです。
というわけで、「EXEα」の洗練度を増した外観と、これまでの椅子を基本的に活用したと思われる内装をプレスリリースで目にして、思わず歓喜の声を上げました♪ もっとも、江ノ島線沿線を離れて、もっと通勤と登山に便利なところに引っ越せば、30000形の新スペックにこれまで一喜一憂する必要もなかったのかも知れませんが、頭金に乏しい非リア充なものでスミマセン (^^;)。
さて……この塗装も消えることになったということで、撮り貯めておかなければならないと思わなくもないのですが、やはりどうも写真映えしない車両であることは否めません。模型も、60000形は買っても良いかなと思い (まだ買ってない)、EXEαなら欲しいかもと思うものの、従来のEXEでしたら「う~ん」と思いますし……(マイクロの中では秀作であることは認めます)。
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