秋とは名ばかりの蒸し暑さもいつの間にか去り、確実に冬の大気が近づいている今日この頃。豪雪地帯を走る鉄道では、今のうちから除雪車両の動作確認などに余念がないのでしょう。
しかし、長年使用されてきたDE15等使用の除雪編成がイイ加減老朽化しつつあることから、各鉄道会社で除雪車両の更新が加速しているように思われます。その一部は、保線用モーターカーを一層ゴツくしたような、車籍のない車両であったりしますが、やはり営業列車の間を縫って走ることも可能な車籍ある除雪車を欲する鉄道会社もあるはず……。
そこでJRWではキヤ143と称する、日中の高速運転も可能な新除雪車を増備しつつあり、古き良き除雪車シーンを酷愛する人々からはブーイングを浴びつつあるようですが、かつてはSLのキマロキ編成がDLに置き換えられたときにも凄まじい怨嗟が起こったものと思われますし、これは新旧交代のあるところ必ずや生じる現象と言えましょう。むしろ、新たな特殊車両が出現し、季節限定で結構ワクワクする動きを展開するということ自体を喜びたいものです。とゆーか……個人的に、如何にも事業用車然としたこの風貌好きなのです♡
そんなキヤ143の落成&甲種輸送シーン、いつもお世話になっております斎藤幹雄様から拝受し、掲載許可を頂きました~。新潟トランシスからたまに内燃車両が出場することはあれど、ここまで特殊な車両が出場する機会はどれほどあるのかを考えますと、本当にレアで有り難いという感じです。
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