かつてあれほどの隆盛を誇った小田急5000・5200形、そして「小田急顔」ですが、悲しむべきことに4000や3090の増殖によって今や風前の灯火となりました。乗るのも撮るのも期待しないに越したことはなく(期待して待ち続けると裏切られる確率が圧倒的に高い……)、実際ここ数ヶ月は全く乗る機会にすら恵まれない日々が続いたという……。私自身の運が単純に悪すぎるだけかも知れませんが (-_-;)。
しかし何と!! 去る水・木曜と2日続けて、帰宅時に新宿駅で待ち構えていたのは5200!! (*^^*) それぞれ5258・5255Fでしたが、う~ん・・・単なる偶然なのか、それとも(4000・3090の増備が迫っているため?)2編成揃って私に別れの挨拶に来たのでしょうか……?
ともあれ、5200に揺られながら、余裕たっぷりの力強い走りをビンビンに感じるにつけ、改めて何故このような完成度の高い車両が車齢約30年少々で消えて行くのか……勿体なさのみが脳裏をグルグルと駆け巡ります。5200の4連が出現した当時、この3編成はいずれ是非登山色に塗り替えのうえ、1000形ともどものんびりと走り続けて欲しいと思ったものですが……。
というわけで、個人的に今のところ一番最後に小田急5000・5200形を撮影したカットとして、去る4月に箱根登山・小田原~湯本間を訪れたついでの記録を少々アップしておきます。ひどい花粉症で気合いが入らず、1枚目は何とも微妙な位置でシャッターを切ってしまっていますが……(汗)。とはいえ、この5256Fは既に廃車となってしまったことを考えますと (泣)、小田急顔については最早如何なるカットでも撮らないよりマシ、ということが言えるのかも知れません。
1年半近く小田急に乗車していませんが、5000系列は風前の灯状態です。僕は長らく6連を見て育ったからか4連化された5200形には未だに違和感を感じます。
それと現在、小田急における肉声放送を頻繁に聴けるのは新松田~箱根湯本間がほとんどです。新宿側ではどこに肉声放送の聴ける車両が走っているかもう特定するのが10年前と違いほとんど難しいのが現状です。京急や京成のように、肉声放送だったらありがたいのですが…。
こんばんは、コメントどうもありがとうございます。
4連の5200形に違和感とは贅沢ですね。それほど5000系列は減ってしまい、沿線ファンはそのようなことに構っていられない(来ればそれだけで大喜び)のが実情です。
これに比べれば、肉声放送そのものは他の路線でも楽しめますので、私自身はそれほど気にしていません。