オリンピック会場となる、国立競技場がお披露目された。随所に木材を見せた、温かさが伝わり「環境に優し」そうな建物であるという。木材は一応、47都道府県から提供させているが、まにあうものではない。
2017年9月にインドネシア、サラワク州のロングジェイク村の村長が嘆願書を日本政府に提出している。嘆願書は、「日本がサラワクの木材を使ってオリンピックのための新国立 競技場建設に取り組んでいることを知りました。・・・ シンヤン社は私たちの村の地域で非常に猛烈な勢いで伐採しています。・・・シンヤン社は、私たちの祖先から受け継いできた森を承諾や同意なしに伐採してきていま す。シンヤン社の木材を購入しないでいただだきたい。・・・総理大臣、どうかシンヤン社が私たちから盗んだ木材を日本が受け入れないようにしてく ださい。日本がこの木材を受け入れ続ける限り、彼らは毎日、森林の伐採と丸太の搬出を続 けます。私たちの森林、私たちの樹木、木材は使い果たされ、最終的には枯渇してしまいま す。 そして私たちの暮らしはますます難しくなります。 私たちの森林、私たちの樹木、木材は使い果たされ、最終的には枯渇してしまいま す。 そして私たちの暮らしはますます難しくなります。」と結んでいる。
国立競技場に使用された木材の、トレイサビリティーは機能しておらず、村長指摘の会社ないくつかのルートを通じて、取り急ぎ建築に取り組まなければならない日本に送り付けている。競技場では21万畳分の熱帯雨林材のコンパネが使用されている。すべてインドネシア産とマレーシア産である。
NGOの調査でも伐採地などは特定できてはいないが、インドネシアなどの先住民の森は確実の伐採されはげ山になっている。2017年だけで日本の面積の4割に当たる熱帯林が消失している。流石に石炭賞を二度もいたぢ多日本である。環境問題を巧みにすり抜けているが、アリバイ工作に長けているだけである。
国立競技場は東南アジアの熱帯雨林をはげ山にして作られたものといえる。