日本会議はある意味では一貫して、南京大虐殺がなかったことと、従軍慰安婦などが存在しなかったことを確かめ合う集団として出来上がったともいえる。彼らが特に南京大虐殺の存在を否定するのは、人数などに限って論議を展開しているのである。中国系アメリカ人女性の書いた、『Rape of Nanking』は確かに事実誤認が多く、引用された写真の多くは誤用であったことも事実である。中国が死者数が30万人の根拠もこの本に依拠している。確かに30万人は少々無理があると思われるが、日本軍の大量虐殺があった事実を否定してはならない。人数が合わないという理由で、虐殺がなかったとするのは、かなり無理がある。
下の新聞記事もかなりの誇張はあるとは思われるが、100人なんて殺せないということで、事実を否定するのには無理があるというものである。稲田朋美がこの二人の名誉回復の馬鹿げた訴訟を起こしている。
もう一つ、日本軍と闘ったのは蒋介石の率いる国府軍であり、毛沢東たちの八路軍(共産党軍)は、後方で観戦していた。国府軍と闘っていた八路軍は、蒋介石の敗退を歓迎していたという、極めて複雑な国内状況にあった。
戦後中国共産党が日本に好意的だったのは、国府軍に対して悪くない関係にあったからである。更には、戦後の冷戦構造が日本に対して、侵略戦争の実態などをもみ消してきた経緯もある。こうしたことを背景に、日本会議などの極右翼勢力が、戦争の正当性を未だに言い続けるのである。他国に軍隊を侵攻させる事実だけで十分侵略行為である。その量を問題にするのは、被侵略国家にとって失礼であるばかりか、もっと上手く戦争をやればよかったと思う人たちを生むことになる。
ホテルチェーン最大手のアパホテルが、客室に設置していた南京大虐殺否定本が中国のSNSで広まり反発が起こっている。2月に札幌で開催される冬季アジア大会の組織委員会は、選手がアパホテルに宿泊する予定であることから書籍の撤去を打診したが、アパ側は撤去に応じるつもりはないという。
これを日本のネットなどで、中国に屈しない姿勢と評価する動きがある。日本が右傾化している現象であるが、南京大虐殺事件も国民の多くが否定する時代が来るかもしれない。上の写真は100名ほどの斬首した首を前に、誇ったように写真に納まる日本軍幹部である。三笠宮も現実を見た、とても悲しい事実である。
アパホテル会長の元谷外志雄と、社長で妻である元谷芙美子は日本会議の幹部である。元谷外志雄は、安倍晋三の後援会「安晋会」の副会長でもある。自らが主宰する懸賞論文で、元航空幕僚長田母神俊雄の「日本の戦争は侵略戦争でなかった」とする内容の論文を表彰している。
反中国を通すことで、戦争の事実、人殺しの歴史を忘れ去ろうとする風潮が、急速に右傾化する日本で浸透している。日本は悪くなかったと、日本人なら思いたいのに乗じた戦争肯定論へと走るのである。
下の新聞記事もかなりの誇張はあるとは思われるが、100人なんて殺せないということで、事実を否定するのには無理があるというものである。稲田朋美がこの二人の名誉回復の馬鹿げた訴訟を起こしている。
もう一つ、日本軍と闘ったのは蒋介石の率いる国府軍であり、毛沢東たちの八路軍(共産党軍)は、後方で観戦していた。国府軍と闘っていた八路軍は、蒋介石の敗退を歓迎していたという、極めて複雑な国内状況にあった。
戦後中国共産党が日本に好意的だったのは、国府軍に対して悪くない関係にあったからである。更には、戦後の冷戦構造が日本に対して、侵略戦争の実態などをもみ消してきた経緯もある。こうしたことを背景に、日本会議などの極右翼勢力が、戦争の正当性を未だに言い続けるのである。他国に軍隊を侵攻させる事実だけで十分侵略行為である。その量を問題にするのは、被侵略国家にとって失礼であるばかりか、もっと上手く戦争をやればよかったと思う人たちを生むことになる。
ホテルチェーン最大手のアパホテルが、客室に設置していた南京大虐殺否定本が中国のSNSで広まり反発が起こっている。2月に札幌で開催される冬季アジア大会の組織委員会は、選手がアパホテルに宿泊する予定であることから書籍の撤去を打診したが、アパ側は撤去に応じるつもりはないという。
これを日本のネットなどで、中国に屈しない姿勢と評価する動きがある。日本が右傾化している現象であるが、南京大虐殺事件も国民の多くが否定する時代が来るかもしれない。上の写真は100名ほどの斬首した首を前に、誇ったように写真に納まる日本軍幹部である。三笠宮も現実を見た、とても悲しい事実である。
アパホテル会長の元谷外志雄と、社長で妻である元谷芙美子は日本会議の幹部である。元谷外志雄は、安倍晋三の後援会「安晋会」の副会長でもある。自らが主宰する懸賞論文で、元航空幕僚長田母神俊雄の「日本の戦争は侵略戦争でなかった」とする内容の論文を表彰している。
反中国を通すことで、戦争の事実、人殺しの歴史を忘れ去ろうとする風潮が、急速に右傾化する日本で浸透している。日本は悪くなかったと、日本人なら思いたいのに乗じた戦争肯定論へと走るのである。
こんな権力者らが今なお君臨しているのが悲しいかなこの日本である。
受け入れて、深く頭を垂れてからでないと、正しい道へは進めない。
安倍総理は次の世代に負債を残したく無いなどと綺麗事言うけど、
現実を受け入れて本当の意味での謝罪をしない限り、次の世代もまた次の世代も永遠に、非難され続けるのだ。
権力者同士の馴れ合いやお金で解決の付く問題じゃない。
心の問題なのだよね。
心の無い安倍総統閣下には、それがわからんのだ。
すごい時代です。
学校でこの件をきちんと教えてもらってなかった気がします。
先生がさらっと流したように記憶しています。
そういうところも怖いです。
謝りたくないからやってないと主張するのって子供ですね。