いつまでも相手が悪いという国家観を大事に育てている安倍晋三である。そのためにうちに向けては愛国心を鼓舞し国難をでっちゃげ、外に向けては武力によるの威嚇をする。朝鮮半島ではそれこそ、異次元の和解ムードが流れている。バスケットや卓球の交流が、両国民の熱い支援で行われている。しかしながら、日本ではこうした南北の友好ムードはほとんど報道されることがない。報道の政権への忖度である。お寿司もいっぱい呼ばれているし。
つい最近の安倍のお抱えである読売新聞の調査である。安倍晋三を信用していない人が韓国では95%で、金正恩の50%を大きく上回っている。ただしこの記事のこの部分は削除されていて、確認のために開いてみると見当らないのでうる覚えであるが、ほぼこの数字であった。これまでの韓国への発言と、北朝鮮への相も変わらない経済制裁一辺倒の外交の硬直した姿勢が、信頼されていない結果である。安倍晋三は蚊帳の外ではない。枠外である。論外の人物である。
それに反して、金正恩の信頼がこのところ増している。信頼と言えるかどうか疑問に思う所もあるが、韓国内での文在寅大統領の支持が急上昇である。朝鮮半島は確実の変化している。
朝鮮半島の人々は、日本やアメリカが望んでいる金体制が崩壊すれば、最も被害や負担を被るのは中国と韓国であることを暗黙の了解としている。南北朝鮮の和平から交流へそして、崩壊という形でない北の政治体制の変化を望んでいるのである。金正恩はその手段として、核とミサイルの恫喝という手段を選択したのである。金正恩体制になって、北朝鮮は大きな経済発展をしている。誰が恩恵に預かっているかの問題や、情報の公開や人権の問題は残ったままである。しかし、経済成長はしている。安倍晋三の経済政策とどこか似てはいるが、父親の時代とは明らかに異なっている。
これから先、改革開放という言葉を使うかどうかは解りはしないが、南北の和平は確実に進行するであろう。朝鮮半島が戦場と化したのも、南北の分断国家という現状にも、日本は大きく関わっている。国家として何らかの貢献を、この半島にしなくてはならない立場にある。ほとんど役に立つと思えない、地上ミサイル防衛設備を設置したり、南には慰安婦や靖国参拝で何も信頼されなくなっているし、北には体制崩壊を念頭にした政策しか打ち出せないようでは、日本の責任を全うすることもできないなどできるわけない。
宮崎駿さんの"沖縄の非武装地域化こそ・・・・"の後の文は、宮崎さんでなく、このブログの獣医師さんですよね。その点を確かめたいと言う方がいらっしゃるので、よろしくやお返事くださいますかしら。face bookの
朝鮮を知ろうよ♡のグループです。こちらは時々読ませていただいてます。感謝です。