2015年就航した戦後最大の日本の護衛艦の「いずも」であるが、どう見ても空母である。政府は安倍晋三になってからでも、「空母は専守防衛の範囲を超える」と見解を出している。自衛隊は専守防衛であるから日本は航空母艦を持つことがないと持っていたが、容姿も実力もすっかり空母となっている。政府はこれを、ヘリコプター搭載艦といかがわしい位置づけをしている。
垂直離着陸のできるオスプレイと、着艦ができるF35を購入すれば、若干の修正を加えれば空母としての機能はいかんなく発揮される。さらに、翌年の2016年に就航した、ほぼ同じ大きさの「かが」も甲板はすっかり空母である。
政府は昨年12月に、いずもとかがの改修を閣議決定している。僅か3年前と2年前に就航したばかりの、見た目空母のいずもとかがを改修するのである。F35が着艦する時にジェットの噴射熱を受け止めるようにする改修のようである。
すっかり攻撃型空母になる、いずもとかがである。安保関連法(戦争法)の制定の時も同じである。法案や実態を言葉でいい変えて、それが定着s他頃に、本質をむき出しにしてくるのである。
北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は昨日(20日)に、日本の安倍政権が推進する憲法改正は「侵略戦争の道を開く」ものだとして非難する論評を掲載した。論評は「最先端攻撃型武装装備を引き続き搬入していることだけを見ても、日本の執権層が叫んでいる『安全保障』がどんなに欺まん的なものなのかがよく分かる」と主張し、かがの写真を掲載している。
日本では今日も、あおり運転だの高齢者の交通事故だの新幹線のドアが開いたとかを、公共放送を自認するNHKはトップニュースで報道する。
鹿児島から沖縄与論島まで、すっかり臨戦態勢下にある西南諸島である。着々と進む日本の軍事大国化に黙したままの日本のメディアである。
安倍の脳みそは韓国抜きの日米極東戦略構想なのだろう。
韓国を虐め倒した挙句に中国が前面に出てきたらどうするつもりだ。ほんまの戦争になってしまうぞ!