そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

こんな奇人を国会に招き入れ議席を与えた責任を岸田は示すべき

2023-09-24 | 民主主義

自民党の杉田水脈衆院議員が自身のブログでアイヌ民族らに対して差別的投稿をしていたが、これに対し札幌法務局が「人権侵犯の事実があった」と認定し、人権を尊重するよう杉田氏に啓発をした。本ブログでも、この無能な奇人に対する記事を書いているが、アクセスが絶え間ない。
ブログ投稿されたことに救済を申し立てた当事者の多原良子さんらが、札幌法務局の啓発を明らかにした。2016年の国連人権員会のことであるが、法務局の認定は9月7日付であった。7年も前のことである。
杉田水脈はブログで、「 チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」 と、書き込んでいたのである。差別意識以前の品格を欠く低俗な言葉である。
多原良子さんらは法務局の判断を、「差別を許さない、そんな当たり前の社会の実現の第一歩になればいい」と話している。これを杉田水脈を支持する右翼は、匿名女の売名行為と非難している。無知であるのは、杉田と同類であるから仕方ないか。 
杉田水脈という統一教会の教義をそのまま述べる奇人が、そもそも国会議員の席を頂いているのがおかしい。
櫻井よしこの推薦を受けて、安倍晋三が比例の上位に杉田を置いたから、国政選挙全敗の実績に反して、議席を得たのである。言動の品のなさや、無謀な論理展開の非人間性のすべてに対して、除名するなどして自民党は責任を負うべきである。無理だろうが。
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