日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

子供手当てを国債発行でというのはやめて欲しい。

2009-10-21 07:19:16 | 社会問題
独り言です。
そりゃー、予算はトータル額が出て、不足すると国債で賄うということになり、子供手当てが即国債で、と明確にはならない仕組みだろうけれど、
うーーん、です。
娘の嫁入り道具をクレジットで買う人もいるでしょう。
冠婚葬祭のために、借金をする人もいるでしょう。
でも、殆どの人は、そうしなくてもいいように、予算を組んで暮らしています。

なのに、国が子供に渡すお金を、借金して作るって、えっ!
その借金は将来子供たちが背負っていくものです。

どうしても必要、という困窮世帯であれば、最近よく聞く生活保護とか、児童手当という対処になるのではないでしょうか。

埋蔵金があるから資金は大丈夫、というのが、総選挙の時のうたい文句だったと思います。
埋蔵金を掘り当てたのであれば、説明して欲しいし、残念ながら掘り当てられなかったのであれば、それなりの対策へと進むべきでしょう。

2万6千円の子供手当てをもらっても、それを上回る保育費用がかかるひともいるのではありませんか。
待機児童ゼロ対策、とか、コンパクトな子育て環境を作っていくためにコストを回すと、地域での仕事も増えるし、有効活用だと思うのですけれど。

最近の中学生って、殆ど塾通い、と聞きました。
あー、子供手当てって、塾費用相当分なのかしら、なんて、咄嗟に思ったのですが。
公教育を充実させる(※)と、塾に通う必要はない、という考え方の案山子としては、なんだか、お金を回すための政策のように思えます。

(※)義務教育時代は、少人数学級とか、各教室にサポート教員を配置するとか、それだけで、充分中味の濃い学習環境を提供できると思っています。
ウン十年前に比べると、質のよい環境がありながら、さらにお金をかけて、夜まで勉強という拘束を子供に強いているのは、いかがでしょう。
コメント (3)
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