日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

年末の掃除に向けて

2009-12-23 21:28:49 | 私の雑感あれこれ
今日、二階の本棚の掃除をした。
本棚の埃は気にはなっていても、つい後回しになっているのです。
そして、本棚掃除をすると、つい何かを手にとって、読みふけってしまうのも癖です。
今日は、下段のすみっこに処分しそびれていたファイルに手が伸びました。
長女の中学校名が背表紙に書かれています。
3人の子供が小学校、中学校に通っていたとき、私はそれぞれのファイルを作って、学校からの通信その他を綴じていました。
仕事を持ちながらの子育てなので、書類が散逸しないように、ひとまずファイルへというやり方、私はそうしていたのです。
その中学校からのその通信は昭和63年の4月。
中学に入学した生徒向けの文章でした。
彼女の中学の先生が、別の中学の文章をまるまる引用されて、新中学一年生に伝えようとされていました。
「君たちは勉強、勉強とあちこちから言われて、イヤになっているかもしれないけれど、勉強は何故しなければならないのか」
そういう、中学一年生が抱くであろう疑問への回答でした。
掃除機の手を休めて、ついつい読み込んでしまいました。(私、同感、同感の内容でしたから)
先生達が、目の前の子供たちに、言葉で説明し、伝えようとなさっている姿勢に、日本の公立学校って、日本の教育って、いいじゃないか!(今は知りませんが、多分今も大差ないと思うけど)
改めて、そう思った次第です。
子育て中のお母さんがこのブログを読んでいらしたとしたら、お勧めしたい一文です。
そして、その文章のいいところが、生徒本人へ伝えようとしている文、であること。
世のお母さん方が、今の学校は酷い、先生がよくない、とか耳にすると、思うのです。勉強=成績、塾にやらないと勉強ができなくなる、これって違うと。
中学3年間、学校で学ぶべきことをきちんとマスターすれば、相当な中味を習得できるのに、と。
その学校をないがしろにして,塾へ行かないと成績が伸びない、という路線、発想、何とか抑止できないものかしら。

塾に頼らないで、学校の勉強だけで充分という子供たちを応援したいものです。
アハハ、応援なんかいらないよね、勉強なんて自分のためにするものだもの。


※文章の内容抜粋を書くべきですね。
 時間があるときに、書きます。

コメント (2)
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