goo blog サービス終了のお知らせ 

日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

この界隈だからか・・・

2010-11-24 15:48:34 | 私の雑感あれこれ
所用が終わって帰省した息子が、家に着いたのは夜半の11時半。
タクシーで。
翌朝、最寄りの地下鉄まで送って、財布を忘れたことに気付く。
で、Uターンして探したが見当たらない。
だとすると・・・
多分・・・
で、タクシー料金を支払ってから玄関に入るまでの間に落としたに違いない。
ってことに。

タクシー会社に問合せ、をしているうちに
警察から本人の携帯電話があったという。

何で携帯電話に?
届出られた財布の中身から勤務先が判り、そこに問い合わせて本人の携帯電話を聞いての連絡。
「財布がない」と気付いてから1時間ぐらいの間に。
すごいものです。

飛行機で遠距離から帰省しているので、財布には万札もカードも自動車免許書も入っています。
でも、朝一で警察に届け出てくださったのです。

きっと、朝のウォーキングの人かもしれません。
そりゃー、私だって、拾いものをすると届出ますが、うれしいエピソードでした。
近頃はカード類がいっぱいで、紛失届でなど面倒極まりない。
その作業もなくなって、おおいにホッとしたものです。

全くの住宅街だからだよ、と息子は言っていましたが・・・
住みよい街なのでしょう。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実は私も・・・

2010-11-24 13:14:21 | 私の雑感あれこれ
一度、交通事故に遭ったことがある。
私は自転車を引いていて、乗用車とぶつかった。
自転車がひしゃげたけれど、私を守ってくれたのか、救急車で運ばれて、頭は包帯でぐるぐる巻きになったけれど、一晩だけで退院した。

ああ、よかった、と喜び(夫も安堵してくれた)、
だからかどうか不確かだけれど、カナリアを飼い始めた。

そんな若いころ。
夫の実家の夕餉の席で、
何かの拍子にこのエピソードを語ったら、
「バチがあたったんだ」という言葉が返された。

ワタシ「・・・」。
自分は、この席では、そういう立場なのだ、と受け止めるしかなかった。
確か24歳ぐらいだった。
辛かった。

幾星霜。

大事な息子を奪われて、そんな気分だったのだろう。
思ったことを口にするタイプで、
だから出た言葉。

ワタシの神経も太くなって、歳月とともに癒されたけれど、
夫にとっては、それぐらい我慢しろよ、程度の話題。
24歳の私は納得できる器量ではなかった。

夕餉の席で、あの言葉が耳に届いたときの、ワタシの時間が一瞬止まった、ことには誰も気づかない。
そんな些細なエピソード。

ウフフ、もういい。
それほどまでの喪失感だったんだ、ということが判るから。
大事故でなかったことが幸いだったのだから。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする