日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

なにコレ、似たもの兄弟。

2011-07-08 14:39:54 | 私の雑感あれこれ
母から電話がきた。
雑談の中の一つ。
兄が、一枚板(※)を、北アルプスの朝日岳の小屋に寄付してもいいか、と聞いたので、勿論賛成して、今日、ヘリコプターで山に運んでもらっているところ、とのこと。
(※戦後和菓子業で成功した叔父さん(母の妹の夫)が廃業するときに、私の実家が譲り受けた代物で、和菓子を拵えるときの作業台として使った、厚手の立派な値打ちものらしい)
自分のところに保管しているよりは、山小屋を訪れる人たちのテーブルとして役に立つと思えば、その方が断然いいから、と。

なんだか、この気質、私とも似ているんだな、と思った(苦笑)。

電話の主の母も、実は同類。
例えば、花ショウブを沢山増やしていて、上手に何百という花が咲いたといっていた時期がありました。
そのころだったでしょうか。
幼稚園や町の文化施設に、株分けをしていました。
「但し、取りに来てください」と伝えると、
「どれぐらいの分量をいただけますか」と聞かれたので、
「軽四トラックの荷台いっぱいぐらい、あげることが出来る」と応じたら、
相手がビックリしていた、とも。
城山にひまわりの種を蒔いてみたり、川幅拡張工事で新しくなった土手をマーガレットで埋め尽くした光景も覚えています。

兄は今70歳を超えています。
朝日岳にあと何度登る機会があるか判らないけれど、皆に使ってもらえるということは、いいアイデア!、そう思いながら、受話器を置いたところです。
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ささやかな、ホッ(笑)

2011-07-08 06:47:05 | 私の雑感あれこれ
一泊旅行から帰って、門扉の郵便受の中身をテーブルに置いたら、一枚の紙片が。

丁寧な文字で、

○○様
△△です。こんにちは。
盆踊りの飲み物券ありがとうございます。
有り難く使わせて頂きたいと思います。
盆踊りが楽しみです。
           △△

と書かれている。
「無駄にならずに良かった」というか、以心伝心のミニ版のようで、ホッと暖かい気分がしました。

ウチの町内では、自治会主催の盆踊りがあります。先立って、各家にジュースの飲み物券1枚が配布されるのです。小さい子供がいる頃は、家族で出かけたりもしましたが、昨今はとんとご無沙汰です。よって、ジュース券は使わずじまい、になるのです。

たった100円程度の代物だけど、もったいないな。
ジュース券を持って、「飲み物と交換してー」と係りの人に手渡すって、子供にとって、そんなことも楽しみなのじゃないかしら。
とか、
盆踊り担当者は、当然飲み物券発行分のジュースを用意するのだから、ジュース券が沢山使われたほうが心地よいのでは。
などと思うところがあって、
思いついたときに、小さい子供のいるご近所さんに、以前にも貰ってもらったりしていました。
その子も、もう中学生ぐらいになって、いるらしい。(そのときは幼稚園バス待ちのお母さんに、確認して渡していた)

で今年は、初めて斜めお向かいさん(双子を含めて3人の子供がいます)の、郵便受けに、「不用でしたら破棄してください」と書き添えて、投函して、一泊旅行に行ったのです。
チャイムを鳴らして、挨拶して手渡しするほどの値打ちのものでもないし、
迷惑でないといいな、と願いながら。

それが、旅行から帰って、郵便受けに上記の丁寧な手書きの紙片を見つけたというわけ。

次にお互いが挨拶をするのがいつなのか判らないほど、お付き合いがあるわけでない関係だけれど、ささやかなミニ版以心伝心が出来て、嬉しいひと時でした。
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