日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

来年変わること。

2018-11-15 07:19:07 | 私の雑感あれこれ
ぼんやりと、考えたりしていること。
来年10月から消費税が10%になる。

軽減税率があって、その使い勝手のややこしさが、昼間のテレビで話題にしていたりする。
なんで、こんな面倒なことを考えたのか、判らない。
業者さんの混乱なんて、行政府はちっとも考えていない気がする。

そして、消費税アップに伴って、幼児教育費(幼稚園・保育園)が無料化されるのだと、耳にした。
若い世帯は助かるだろう、と思う。
でも、はたと考えた。
全部無料って、義務教育ではないから、公立がない地域もあるハズです。
私立の割合が小学校、中学校に比べて多いと思います。
ということは、費用もマチマチ。

そのマチマチの費用について、とどれもこれも無償化する予定なのだろうか。

我が家が子育てしていたころ、私立と公立の幼稚園がある地域に住んでいました。
関西の某市では、公立幼稚園は1年制でしたが、すでに無料でした。
私立は、その園の教育方針ててでしょう、1教室に先生二人制で、それに相応する費用でした。

中京の某市でも、公立は1万円に満たなかったけれど、私立はその3倍の費用だったと思います。

こんなにも差(費用だけでなく、方針にも)があるのに、来年10月から費用ゼロって、乱暴な対応だと思います。

流れとして、費用の差がないのなら、少人数の園に希望者が殺到したりするのではないでしょうか。

議員さんは、子育ての外野におられて、子育てする親(母親)の気持ちとかい離している気がします。

増税分を若い子育て世帯に=幼稚園・保育園費用を国が持つ、は、若者世帯に公平に恩恵をいきわたらせていることになるのでしょうか。

きっと、違いますよね。
もっと、深く考えられているハズでしょう。

ただ、月額26,000円の費用がタダになると助かる~という話題を耳にしたので、
すると、月額10,000円の幼稚園に行っている人は、10,000円のメリットというわけで、
高額の幼稚園に通ったほうがメリットが大きい、という仕組みは、どうなのだろうか、と思う次第です。

なにせ、軽減税率の煩雑さを意に関せず押し切ろうとしている政府なので、こっちも、ゴリ押しで進めてしまうのではないかと。

杞憂であってほしいです。




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2 コメント

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Unknown (さなえ)
2018-11-16 06:31:53
あっちにもこっちにも配慮で、馬鹿馬鹿しく複雑にしていますよね。税率などというものはシンプルが一番だと思ってます。そうでなくては事前・事後処理の費用が膨大になりなんのための増税か分からなくなりますからね。

ただ、弱い者いじめという名目の反政府運動を抑えるためなどの理由で懐柔策が必要なんでしょう。

高い授業料の私立の学校や幼稚園は経済的に可能な世帯が選んでいくのですから無料化は必要ないと思います。息子の所がべらぼうな値段の所にやっていて、ヒーヒー言ってますがw。

高校、大学についても、勉学に意欲があっても経済的に無理な層が行けるようにするのが本来の助成だと思ってます。高い授業料を出せる余裕のある層に助成する必要はないし、大学などは意欲と能力のある人が行くべき所じゃないかしら。かけ算も出来ない、英語の授業で中1の単語を教えるという大学や、中国人が殆どという大学にも助成金をなどという動きになってはかないません。奨学金や税還付で対応するべきだと思うのですが、過激かしらねえ。
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コメントありがとう。 (案山子)
2018-11-16 08:49:14
>シンプルが一番<
同感です。ややこしくして、専門家ではないと理解できない仕組みに作り上げているように思います。国の運営資金の調達なんだから、シンプルにして、かつ調達するためのコストで目減りしないようにしてほしい。

>高い授業料の私立の学校や幼稚園は無料化は必要ない<
同感。中高生の子育て期に、私立進学校に通学させている友人から、私学助成金のアップの陳情用紙に署名してほしいと頼まれましたが、断っていました。心中では優越感に浸っているハズなのに、変でしょ。

最後の段落についてですが、国が豊かになるって、こういうことなのかしら、と思ったりします。大学生だから勉強が好きなタイプとか、よくできる人、ではそもそもなくて、働かなくてもモラトリアムを楽しめる余裕があるってこと。中国人の留学生を多く受け入れている大学に助成金が投入されているってのは、私立大学の生き残りの知恵に文科省がのせられているのでしょう。文科省の人たちは、助成金をたっぷり支払っても、個々人の立場に立つと、天下り先の増えることはあっても、自分の懐の痛むことはないでしょうから。
なんだか~、と意気消沈してしまいますね。
で、どうするか。自分の暮らしで充実感を味わうことしか、できることはありません。
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