日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

コブシが咲いた。

2013-03-23 08:59:16 | 庭 3月
姫コブシです。
去年隣地を購入してまもなく苗木を購入しました。
工事が済むまでは鉢植えで待機。その間に元気がなくなり、葉っぱは茶色くなって落ちていきました。ダメかと思っていると、根元から脇芽が出始めて、葉っぱを広げ始め、どうにか命はあるのだと、そんな心もとない苗木だったのです。

定植後、夏、秋、冬が過ぎて春。
花芽が膨らみ(何しろ初めてなものだから、葉っぱの素なのか、花芽なのかも判らなかった)、昨日、ようやく1輪、赤ちゃんのコブシが開くようにピンクの花を広げました。あと花芽が5つ6つ・・・と数えています(苦笑)。
まだワタシの腰ほどにもない苗木ながら、がんばっています。

あのコブシの咲いている家です。と我が家のマークになるには、まだまだ数年はかかるでしょう。元気でいたいものです。

春先から庭に出るたびに、花壇の目に付いた小さな雑草を抜く癖がつきました。そんな時母の言い草が脳裏をよぎります。「草は、親指の先ほどのときに抜いてしまうと楽(負担が少ない)なんだよ」と。
こういうことだったのか、と母の言い草の意味が判りました。
あんなに花の世話を根気よくしていたあの時間は、しんどい仕事ではなく、楽しい時間だったのだと、よく判ります。

去年の4月半ばに脳梗塞で倒れて、母の草取りも終わりました。
もう充分楽しんだからいい、そう思っているでしょう。
ワタシも、自分に出来る間は、庭に楽しませてもらおう、そういう魂胆なんですよ。
創意工夫が必要なこともあり、ボケ防止もかねて。



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