日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

垣間見る。

2009-05-28 15:58:40 | 私の雑感あれこれ
飛騨路からの帰り、パーキングで休憩。
夜のおしゃべり時にでも食べようと思いながら、食べそこなった甘夏をテーブルへ出す。
厚皮にはナイフで切れ目を入れてきていたので、剥いて、テーブル仲間に勧める。
で、あるジェントルマン氏
「わたしは、こういったものを自分で皮(白い皮のこと)を剥いたことがないのです」と。
一瞬、意味不明になった私。
照れくさそうにジェントルマン。
「家内が皮を剥いて、食べるだけにして出してくれるのです」
と。
そっか、と、言葉は理解できたけれど、
あっ気にとられた。
そして、なんだか、これまで、いろんな会話をしてきたけれど、そして話は通じる(もちろん日本語だし…)けれど、
世界の違う人!
のように、一瞬思った。
彼の奥さんと、私とは同性。
へぇー、・・・、なんと言葉をつないだらいいかわからない。

ずっと、専業主婦で、夫の健康管理が第一の仕事、なのでしょう。
役割分担。
夫働く人、一家の生活を支えるために、世界をまたにかけて頑張ってきた人。

そんなカップルを何十年かやってきたケースと、
仕事も家事も子育ても、本も読んで、文も書いて、絵も描いて、
なんて不肖な主婦とは、次元が違う・・・、なのでしょうね。

殿方は、食べやすく皮を剥いて、差し出してくれる果実を食べる身分にあこがれるのでしょうね。

ああーー。

仕事を持っている女性陣。
こんな世界、どんなふうに見えますか。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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悲しい。。 (serena)
2009-05-29 07:47:36
もし、夫人が不治の病とまで行かなくとも一週間も寝付くような、或いは入院するような病気になったらどうするのでしょうね。
私の夫も皮を剥くくらいなら食べなくても良いような人で、私が食べていると脇から手を出して一個頂戴。西瓜が大好きでこれは私の手を出すチャンスを与えない。自分流に切らないと気が済まない。と言うより、半分に切ってスプーンで抉って食べるのです。

ま、そのカップルにはそれで良いのでしょうけれど、夫人が病床に付いたら看病できるかチト心配ですねぇ。最後の最後まで面倒見てもらえると思っているんでしょうけれど、そういう人は。
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そう、ひとそれぞれ。 (街中の案山子)
2009-05-30 09:50:49
ああ、違うんだ、と思った、に尽きます。

きっと、私も、多分、えっ!と思われる部分をもっている、ように。

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