日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

世の中って、賢くないのだな~と思うことがある。

2019-11-12 11:22:45 | 私の雑感あれこれ
昨日の雑談から。

二世帯同居の予定で、二階を改装するという。
そこでの最大の難問は、荷物の処分。

親が亡くなっているからできることだけれど、親に申し訳ない気持ち、、、と。
半世紀以上前の「嫁入り支度の品々」のこと、なんです。

桐のタンスも揃いであるのに、そっくり処分するより仕方がない。
親が拵えてくれた和服もいっぱいある。コメ兵にでも持っていくしか仕方がない、、、と。

購入総額ウン百万円であっても、1万円がいいところ、だったのはもう20年ほど前の話。(私の仕事上での経験です)

経済が右肩上がりのころに当たるのだろう。
嫁入り道具をいっぱい拵えて、タンスに腐るほどの和服を新調して(嫁いでから20~30年後にも着ることができるように、地味目の和服柄を選んだり)。そうすることが、親の役目というのが時代の風潮だった。

今、その時の何百万円が無価値となって消えていく。
勿体ないことをしていたものです。

桐のタンスも、紬の着物も、不用品。
映画会社が撮影の大道具、小道具にでも必要ないかしら、と思うけれど、そんなのごまんとあるから、名乗り上げることもないでしょう。

あんなに、子どもを思って一生懸命拵えて、揃えてくれたのに、、、。
ものの値段って、なんだろう。

土地についてもそうかもしれない。
バブルのころの急騰を体験している。
それがピークを過ぎた途端に、あっという間に半値近くになったりする。

その都度、その都度、一生懸命考えての選択をしているのに違いないのに、そんな結果。

今の時点での、(あとから、な~んだと思うようになる)その手の勘違い(?)消費って、なんだろう。
無意味なところに、資本投入しないように、てきるだけ賢いチョイスをしたいものです。

・・・といっても、アホな選択をしているのが現実なのかも。


ひとは、生きている時代はいつも現代。
昔を生きた人は一人もいないし、未来を生きる人も一人もいない。

FMからクラッシック音楽が流れて、、、と耳に入ると、天邪鬼の私は思う。
ベートーベンもクラシック音楽を作曲しようとしたのではないハズ。彼が作ったのは、その時代にとっては真新しい斬新な音楽だったのだろうに、、、と。
リストなんて、いまどきのジャニーズ歌手のようで、演奏旅行では大勢の聴衆からモテモテ。追っかけまでいたと、音楽専攻の友人は言っていたことがあったっけ。

ああ、ピアノという扱いに困っている物品もたくさん埋もれているのでしょうね~。







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