日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

旅の前に。

2023-03-24 07:51:03 | 旅行・休養
いつかの添乗員さんは言っていました。
旅行は3度楽しめます、と。
行く前の準備する楽しみ、もちろん当日の楽しみ、あとから振り返っての楽しみ、その3つ。

まだ先だけれど、5月に10年以上ぶりで海外に行く予定を立てている。そのために去年の12月にパスポートも新規に用意した!
昨今はネットは超便利!
知りたい歴史に容易にアクセスできる。YouTubeでも次々と紀元前のギリシャの成り立ちと顛末を解説してくれます。
「アクロポリス」について検索すれば、語彙から始まって、どこにどのように点在しているかとか、詳しい詳しい。
あの石柱をどうして積み上げたのか、そこに疑問が向くタイプのわたしだけれど、検索すれば専門的なブロガーさんもいらっしゃって、容易に学べます。紀元前のギリシャだけれど、クレーンのスキルは発達していたらしい。船荷の積み下ろしで重い荷物を移動させる必要から、早くからクレーン技術の発達が見られた、だって!
石柱の部材も回転させて運んでクレーンで、、、、とか。あの重い石材を!と古代人の労働を思いながら眺めてこよう、とワクワク。エジプトのビラミットはナイルの氾濫後の福祉事業としての意味も持っていたとどこかで読んだことがあるけれど、きっと神殿造りも数多くの労働者(奴隷?)への食い扶持をあたえる仕組みと対応していたのかしら、と。
大英博物館のロゼッタストーンも3種類の文字で同じことが表記されているから文字の解読に役立ったのだけれど、その記載内容は、労働者の出勤簿、日当の類が綴られているのだと聞いた。
きっと、これらの神殿造りのために石材運びも、誰がどれだけ働いたか、とかメモされていたのだろうか。
時代も地域もあまりにも離れすぎるので、ぶっ飛んだ創造しかできないけれど、観に行けるという贅沢感を、まだしばらくの間があるけれど味わっています。

もう一つ。
情報を細切れに仕入れているので、私の脳内はパッチワークのようなのですが(苦笑)、こういう言い方がありました。
ヨーロッパの何世紀にもわたる勢力図はまるでアメーバーのように広がったり縮んだりしています。
例えば、今のロシアがウクライナに侵攻している言い訳のひとつ(?)になるのかもしれないけれど、本来はウクライナはロシアの領土の一部であるべき、とか、都合の良い解釈が出てきたりします。
で、ギリシャについてですが、現在のギリシャは国土は日本の約3分の1。人口は1000万人は超えているのですが、東京都ぐらいでしょうか。そんな国らしいです。遺跡が残っている古代には都市国家はあってもギリシャという国は存在しなかった、と。ギリシャ語を話す人々が今のギリシャエリアだけでなく地中海各地に領土を確保して繁栄をしていた。だから、ギリシャの神々を讃えギリシャ語を共通語とする人々の都市国家がその時代に反映していた、らしい。(俄か学問です💦) ピタゴラスはコリント地方出身(今のトルコ西岸)とか。そこも都市国家として栄え、遺跡も残っている。
その古代ギリシャにおいて哲学が語られ、民主政が生まれたことが、後々までギリシャ文明が語り継がれる大元のところ。
ギリシャという国土はのちに繫栄したローマによって滅ぼされるのですけれど、そもそもギリシャという古代国家は存在しなかったのだしその時代が生み出した民主政は現代にも脈々と引き継がれているのだから、古代ギリシャはまだ滅びてはいないともいえるのではないか、という解説もありました。
即、思います。民主主義を守るために、専制政治に屈してはならないと、今も激闘しているのが現代なのだと。




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