日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

バラの思い出

2014-10-25 19:56:05 | 庭 10月
各地にバラ園があるというのは、バラ好きな人が多いということだろう。
確かに綺麗な花なのだろうけれど、自分で育てるようになろうとは思っても見なかった。まだ3年前の今頃は。

振り返って、記憶のバラのこと書いてみます。
中学生の時、家庭科で刺繍の作品作りがあった。何をどんな風に刺繍するか、いつものように悩んだ。作品集に載っている絵柄を刺繍するのは嫌だった。どんなに大変でも気に入ったものにしたかった。これもいつものように。
で、バラの花の刺繍をしようと思ったのです。それもバラを自分でスケッチして、布は黒い生地を選び、スケッチしたバラの線を布地に写すのに苦労したことを覚えています。黒以外の色だったら下書き線もつきやすかったのに、、、そこは後悔もしました。
でも、ようやく出来上がった作品に、嬉しくって額縁に入れて提出しました。一生懸命屋だったのです。
…今思うと、そんな大した代物ではないんですけどね。

もう30年前近くになりますが、夫が縁のない土地で事務所を開いたとき、ただ一軒だけの遠い親戚の方から、お祝いに立派なバラをいただきました。バレー団を経営なさっていた方でしたので、プレゼントのお花のベテランの方なのでしょう、豪華な箱の中に紫がかった臙脂色のバラが入っていました。バラとしては珍しい色、気品に満ちた色でした。
バラの庭を作りはじめ、バラ苗を飼い始めました。その数本目に買ったのが、デリラというバラでした。苗についていたラベルの写真が、あの時のバラの色に似ていたから。
1年目、2年目、病気になってなかなか満足な開花は見られませんでした。バラ育てで検索してみてもデリラは出てきません。素人には育てにくいのかな、とも思ったりしました。で、この春は無理に咲かせようとせず、病気がちなものは摘み取りました。すると株が元気になったのか、この秋は花が小さいものの咲いてくれました。ついていたラベルの色とはちょっと違うような気がしまけど、来年の春に期待します。


デリラ。


デリラとバーガンジーアイスバーグ


テラコッタと白バラ(名前不詳)

写真の色はイマイチですが、テラコッタも複雑系の色合いを見せてくれるのです。


コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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コメントありがとうございます。 (案山子)
2014-10-27 08:03:20
多分、絵を描くことは、幼稚園頃から好きというか、こだわっていたように覚えています。炭やチョークで、アスファルトの道路にも描いていました。昭和30年頃でしょうね。記憶のひとつとして、縄跳びしている女の子を描くのに、なんでみんなは、脚を真っ直ぐに描くのだろう。飛び跳ねる時に曲っているのに、、、、。どうかけば、とんでいる風にみえるか、工夫、思案してました。笑
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Unknown (kayo)
2014-10-27 06:39:50
さすが・・の後、1行・空けるべきでした。
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Unknown (kayo)
2014-10-27 06:38:24
中学生の頃から何らかの拘りを持っていたのが絵画に繋がったのかもしれませんね。
深い色ピンクのバラや白いバラは我が家に無い色です。
さすが・・!
遠い御親戚からの贈り物・・感慨深いものがありますねぇ。
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