日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

テレビ番組から。「千ドル」の話

2014-06-05 06:21:51 | 映画・テレビドラマ・音楽
晴耕雨読ならぬ、晴耕雨ブログです。苦笑
梅雨に入ったそうですね。
昨日は早朝から庭にいました。区切りで室内に入り、疲れを癒して、また庭へ、の一日でした。
花後の手入れが目白押し。メモ用紙にやりたい庭仕事を箇所書きしてからスタートしたのですが、目的達成できたのは半分。やりながらあれもコレもと思いつくのですが、リストアップしておくと自分的には「やった感」も味わえるし、いいと思っています。

さて、以上は前置き。

一昨日のテレビから。
チャンネルを変えたら、興味惹かれてたまたま、というパターンなので番組名も分かっていないのですが、「今でしょ」でヒットした林先生が出ていらっしゃいました。
このブログに来てくださった方で、見られた方、いらっしゃったらいいのになー。
ワタシ、井戸端会議の相手探しみたいでしょ(苦笑)。

テーマは「お金の話」でした。
金融関係の講師の方の解説と林氏やタレントさんらの質問などで番組は進行していきました。
終わりに、林先生の「お金をテーマにしている小説」の話がありました。
誰の話を取り上げるのかしら、と興味深深。
私なりにボンヤリと想像していましたが、予測は小気味よくハズレました。

オー・ヘンリーでした。
誰もが子供の頃に読んだことのある、あの「一枚の葉」の人です。

彼は二つの話を語りました。
①若くて貧しい夫婦の話。
記念日にお互いが相手に贈り物をしようと考え、女性は長い髪の毛を売って、彼の大事にしている金時計のためのストラップ(掛け紐)を買った。男は、懐中時計を売って彼女の長い髪に飾る櫛を買った。お互いがプレゼントを差し出すと、長い髪は短くなり、ストラップをつける金時計はなかった、という話。
②お金で何でもかえるという父親と、いくらお金があっても買えないものがあると言い張る息子の話。
好きな彼女に告白できずに悶々としている息子。ある日彼女と乗り物に乗っていたら(バスだったか?)、通りが渋滞して長く車中にいなくてはならなかった。その長い時間があって、息子は自分の思いを彼女に告白。念願が叶い喜んだ息子は、父親に、お金よりも大切なものがあることを語っていたら、大勢の人が父親のところに、お金をもらいにやっていた。何で彼らがお金をもらいに来るのかと訊ねたら、息子の思いを叶えさせようと、通りを渋滞にするために大勢のドライバーを雇ったという話。

どっちの話が好きですか、と林先生。

そして、もうひとつオー・ヘンリーは書いています。
そちらのほうが、自分としてはもっと好きです、と。
そのタイトルは「千ドル」。
話の紹介はなくって、短編、10ページほどの話ですから読んでみて下さい、と。

早速、翌日である昨日、ネットサーフィン。
便利ですね。翻訳ありました。
リンクフリーなので貼り付けておきます。
「千ドル」
この価値観というか視点が、オー・ヘンリーの世界、なのでしょうね。
子供の頃に多読家ではなかったから、「一枚の葉」ぐらいしか知らなかった私です。
以前、NHK「お江戸でござる」というコメディー仕立ての番組を見ていました。
小気味いい切り口、筋運び、好きでした。
番組の終わりに、しばしば、「原作『オー・ヘンリー』による」という テロップが流れたのを覚えています。
私の中の波長、琴線、が、振れるタイプの人、ということなのでしょう。

回りくどい書きぶりになりました。
本当は、番組みた、見たよ!
から始まって、井戸端会議的に、価値観の話をしたいのですが・・・アッハハ。

上記の①、②の話、どちらがお好きですか。
林先生は、一般的に好感がもたれるのは①でしょうが、ボクは②です、と。
そう、語るタイプの人物の方に興味を持つ、ワタシです。
アッハハ。







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