日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

クレイマーの現場に居合わせる。

2013-11-19 06:53:45 | 私の雑感あれこれ
昼前の街中の郵便局。
私が行ったときは、もうお客の彼は大きな声を挙げていたから既にトラブルが起こっていた。

途中からだし、漏れ聞こえる程度の内容なのだけれど、
着払いで荷物を送りにきたら、規定にはずれているので扱えないと断られたらしい。
送り主表記がローマ字のこと、あて先の詳細に問題あり?
とからしい。
客のほうは、コレまでも1年ほど、この郵便局から同じ方法で荷物を送ったのに、何故今回はダメか、との言い分。

郵便局側は、コレまでは手違いで受取っていたのであり、規則ではいけなかったのだと説明し、誤っている。

客は、間違ったのは誰なのか調べろ。間違った人に謝ってもらわないと気持ちがおさまらない。ビデオで窓口作業を録画しているだろうから調べられるはずだ。調べて間違った郵便局員を特定してもらわないと、と声を荒げている。

荷物が紛失したり、誤送付されたのなら、被害者だろうけれど、そうではない。
たまたま本来の荷受人に届いている。
でも「ルールに反しているところがあるから、今回からは受付けられない」という論理なのに、「なぜ本来受付けられないのに受付けたというミスをしたか」と怒っているのです。
今後このようなミスがないことを局長から現場職員に注意します、といっても、誰に注意するのだ、そいつを探せ、ビデオを調べろ、との繰り返し、
公衆の面前で。

局長さんはひたすら謝るだけ。
窓口は停滞。

2、30分待ちしたけれど、呼び出し番号札は遅々として進まないので、郵便局を出た。

一旦大声を挙げると、自分が正しい、というところに落ち着けないと、「気がすまない」(彼が何度も口にしていた台詞)という。

理不尽も非効率も含めて社会の実態なのでしょう。


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2 コメント

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Unknown (kayo)
2013-11-23 17:55:38
関西ではこういった内容で、我を通すことを「理不尽、イチャモンをつける」と言うのです。
自分より弱い立場の人間を相手に、強い口調で責め続ける人。
家庭や職場で仲間や味方になる人も居ず、周囲から愛されない人物なのでしょうか・・・ね。
これが世間知らずの若者ならいざ知らず、経験を積んだそれなりの年齢の人物なら・・げんなりです。
たまたまにしても局で待たされた人は災難・・?

悪い見本を目の当たりにした・反面教師に出会ったと思うしかないですね。
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そう、まさしく。 (街中の案山子)
2013-11-24 07:43:52
「世の中の今の自分の立ち位置が不本意なのだろうな」
そう思って眺めていました。
「げんなり」の年恰好でした。
イチャモンつけて、何度も相手に頭を下げてもらっても、「スッキリ」は絶対に得られず、ものごとを処理する方向間違っているのだけれど、通じないんだよね。
ワタシは、見切りをつけて、局を去りました。
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