日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

磯田道史著「『司馬遼太郎』で学ぶ日本史」を読む

2017-10-22 08:01:36 | 
新聞の広告欄には、15万部のベストセラーとあった。
司馬遼太郎ファン、磯田道史ファンが読むのでしょう。

2017年5月31日電子書籍版発行 

紙の本では新書本なのだろうか、2、3日で読了。
現代日本に連なる、日本人の歴史(というか、日本人の精神構造)をわかりやすく解説してくださっている。
司馬さんも磯田さんにしても、とても文章がわかりやすいのが特徴。
納得しながら読み進めるので、読んでいて快適。

※先日、メンタリストの某氏が言っていました。読んでいて楽しい読書というのは、その内容の半分はすでに知っているか、わかっている、あと半分は新たに出会う情報だと。すべてが自分の知らないこと(関心がないこと)だと、そもそも読み続けられない、と解説していた。

司馬さんの長編を読むと、満足感と同時に、その読書世界に浸っていたいという喪失感すら覚えることもあるので、↑ には、苦笑です。

そういえば、漫画で三国志(60冊)を何度も読み込んでいたらしい小学生の息子が、「僕は表紙を見ただけで、中身が思い出てしまうから、つまらない。もっと続きを読みたいのに。横山光輝さん(10歳頃の彼は、三国志は漫画家作と思い込んでいた)、続きを書いてくれたらいいのにな~」と。

磯田さんは、幕末、明治維新のあたりを書いた本の代表として「花神」を挙げていました。何冊も読んだけれど、これはまだ読んでいない。かつ、自宅にある。

で、今日から読み始めます。昭和51年刊の文庫本なので、活字が細かい。昔はこんな活字だったんですね~。
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