日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

NHKで放映中の海外ドラマ「ダウントン・アビー」を見ている。

2014-05-27 13:13:20 | 映画・テレビドラマ・音楽
日曜の夜11時からなので、当然録画で。
「ダウントン・アビー」は、世界中で話題になった作品、、、らしいけれど、当然輸入されて放映があって始めて知った。
全7話のうち、3話まで放映済み。
1912年のイギリスの貴族社会が舞台。
丁寧に作られており、貴族社会の様相が分かる。
使用人がいないと、そもそも機能しない生活様式。
爵位を継ぐ候補者が、弁護士をしていることを知っても、「働くなんて」と蔑む感覚。
領地の管理をして暮らすのが貴族というものです、という世界!

一方、使用人軍団は、アクセク休む間もなく仕事。
主一族になると、衣服の脱ぎ着も使用人の役割。

下女から脱皮を目指している内密にタイプを習っていたのがバレて叱責される女の子を応援するからね、と声を掛ける、3女の存在が興味深い。

プルーストのフランスの貴族社会を描いた「失われた時を求めて」も、たしか出版されたのが1913年~27年までの刊行。

もう20世紀なんですよ。たかだか100年前の社会です。
先進ヨーロッパ社会というものの勉強になります。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨上がりの朝仕事。 | トップ | パステルカラーのバラを活け... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私もたまに、、 (verdavojeto)
2014-05-28 00:50:28
放映しているチャンネルが二箇所で、それぞれ内容がズレていることもあって、私の頭の中では整理されていないのですが、暇つぶし的に見ています。話が前後するので、第何話とか、さっぱり判りませんが、役者を評価したりの楽しみです。
同じチャンネルでもリランだから、同じ話を何度も見たり、、です。
返信する
そう、カナダでも放映中なのですね。 (街中の案山子)
2014-05-28 07:56:07
登場人物の一人ひとりがきちんと描かれていて、さすが!とおもう作品です。日本のよくあるドラマは主人公とその取り巻き、という筋運びで、見ていても「なんだかなーー」と思ってしまって、なかなか見続けられません。
女性の人権の芽生え期、黎明期をドラマを通して垣間見られるのかも。
旧制度のほうが住み良い(有利な)人たちにとっては、進歩的であるのは受け入れがたい。そこをどう風穴が開いて現代に至るのか、興味ある近代史が描かれていると思うのですよ。
verdavojetoさんにとっては、このドラマは暇つぶしですか。人って、まったくいろいろですね。笑
返信する
このドラマを見ていて (verdavojeto)
2014-05-28 09:29:13
気持ちが良いのは、使用人を酷使しない態度、労る態度、時には使用人に胸の内を語って相談する態度などです。主が娘に「私達が今あるのは、みな自分たちのために働いてくれた人々のお陰だ」と言うようなことを語る場面など、好感を持てる場面が沢山あります。
そんなところが魅力で、話が前後しても見ているのでしょう。ハッキリ放映時間を把握していないので、行き当たりばったりに見ているだけなので暇つぶしになってしまいます。
返信する
まだ、そこまでは。 (街中の案山子)
2014-05-28 09:50:26
使用人を酷使しない態度、労る態度、時には使用人に胸の内を語って相談する態度などです
  ↑
きっと、私はそこまでは、見ていないのでしょう。
歴然たる「階級差」というか、そもそも人種が違う、という捉え方が、滲んでいます。使用人の仕事をやめると、親元で野良仕事の人生しかない、という現実、、、。
個人的に、優しい人とか、乱暴でないとか、そういうことではなく、「そもそもが違う」のです。
そんな価値観の時代(階級社会)から、よくぞここまでの改革(どんな言葉が適切なのか)したものだと、つくづく思います。まだ現在も階級社会が残っているよ、という言葉を耳にしますけどね。こんなにもガッチリとした仕組みを作って、栄華を極めた時代を持っている国なのだから、おいそれとは、「貴族とそうでないものも一緒に」が浸透しにくい面があるのでしょう。
返信する

コメントを投稿

映画・テレビドラマ・音楽」カテゴリの最新記事