バブル全盛期、突如とし御殿が出来た。
写真のような大きな門、屋根に銅版をあしらった、内部は立派な
彫り物を飾りつけ、窓はステンドグルスをはめ込んだ。
当時、出入り職人にが、いや内部がすごいんですと語った。
資料画像
不夜城も今は・・・・工作機械が入り崩壊。
我が家のベランダから見る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日のメモ
お正月になると両サイドに電柱程の太さの
門松が二基デンと飾られた。
夜になるとシャンデリヤが煌々と窓を照らし、成金・不夜城とし話題をさらった。
毎夜2~3台の黒塗り自動車が止まり、多くの人が出入りした。
住み始めて3年が過ぎ、バブルがはじけた。一変した。
灯りも少なく車も来なくなった。
奥さんも家から出て行った・・と・・か、囁かれた。
そのうち周辺の測量が始まり、空き家となり他人の手に移った。
人から人へと移り、ついに取り壊しの羽目になった。
建て替えとか・・・言っていた、誰が住むのだろう。
何故壊したのだろう。
あの家は「土地転がしで成金・・・・だって・・さ・・と、」
バブルの夢は遠き彼方に消えた。
◎ 栄華とは 栄える華と 書くなれば 咲いて乱れて あとは散るなり
◎ 怠らず 行かば千里の 末も見ん 牛の歩みの よし遅くとも