日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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=465=防  人

2007年01月16日 | 紀  秩父のあっちこっち

万葉歌碑

帰郷の際、懐かしい小学校に立ち寄った。
在校当時聞きおぼえていた歌碑が目に入った。
防人として先人が
任についたときの歌である。

 


小学校


万葉の歌碑

碑に次の2首が刻まれている。

☆ 武蔵領の小峰みかくし忘れゆく  君がなかけて吾を哭し泣くる

☆ 大君の勅かしこみ愛しけ眞子  が手離れ島伝いに行く

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今日のメモ

後の1首は、「大君の命令を謹んで承って、
可愛い妻の手を放れて、防人として島伝い行く」という意味です。

旅の門出に際して詠んだもので、悲しくも暖かい歌と感じられる。
九州防衛のため、3年間は故郷に帰れず、
留守家族の保証もなく、自費で旅を続け、任につかなければならなかった。
帰りも同様で、大変な旅路であった。



【余分・録】

「さだまさしの詩」曲を聞いていたら・・・
イニシエを思い浮かばせる・・・・・ものがあった。。

この曲に防人が凝縮されているのであろう。

 

コメント (10)
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