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九月「かめの会」合評会結果

2022年09月22日 | 文学  かめの会・季語のある風景

兼題 鰯雲・雑詠

 



【子季語】
鱗雲、鯖雲

【解説】
鰯の群れのように空に広がる雲。魚の鱗にも似ていることから、
鱗雲ともいう。この雲が見られると鰯の群れがやってくるともいう。

鰯雲は巻積雲のこと。雲自体は氷の細かな結晶で上層雲に分類され、高度五キロメー
トルから十五キロメートル程度に発生する。温暖前線や熱帯低気圧の接近時に現れる
ため、天候の悪化の前兆といわれる。台風や移動性低気圧が近づく秋によく見られる。
秋の象徴的な雲である。

 

9月「かめの会」9・17(土)行われた。

10名の参加44句集まり(1名欠)で、出句、清記、選句、披講、講評
とおこなわれました。



  下に列挙した句は高得点順に並べました。

                     1、野仏の畔に火と咲く曼殊沙華
               2、鰯雲同床異夢の旅の空
               3、鰯雲置いてけぼりの三輪車
                4、賑わいの消えし浜辺や秋の空尽き
               5、ふり返る寅さん旅へ鰯雲
                6、木道の尽きて一望大花野
               7、鰯雲櫓のきしむ音波に消え
               8、緩らかに空動かして鰯雲
               9、鰯雲戦禍の子らも見ているか

 

◎ 今月の高点句(7点)

     野仏の畔に火と咲く曼殊沙華 (T)

(評) 野中のあぜ道にぽつんと野仏がある。
            寂しそうにそれでいて凛と咲き野仏を慰めているように、まるで真っ赤に、
            火を噴くようにっ真っ赤に鮮やかに咲いている。写生句で目に映像が浮かぶ…。

       紅葉だけじゃない!秋の景色を満喫できるコスモス&曼殊沙華6選 ...

 

 

 

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葛飾区奥戸・宝蔵院の彼岸花 (その1)

2022年09月22日 | 総  未分類

彼岸花と鐘楼の静かな佇まい 

 

 

小岩駅から歩いて約20分ほどの場所、葛飾区奥戸に建つ宝蔵院は
彼岸花名所として知られています。

秋になると境内には、真っ赤なヒガンバナが見事に咲き誇り、この景色を見るために
訪れる参拝者も多くいます。

我が家から自転車で5分ほど夕方訪ねた。
中川土手の裏門から入ると、カメラを持った中年の人が2人彼岸花を撮っていた。

境内の奥まった方を一回りして来ましたら、
また女性を交えた3人組がカメラを片手に正門から入ってきました。

彼岸花は若干盛りを過ぎていましたが十分堪能できました。

 


葛飾区奥戸宝蔵院、裏門出入口


鐘楼石垣の彼岸花


彼岸花と鐘楼

葛飾区・宝蔵院│開運・厄除けBASE
朝方は、太陽の光が柱に輝き眩しいほどです。

小岩 宝蔵院 曼珠沙華

宝蔵院 ヒガンバナ
裏門から境内を見入る。


「立ち入らないで下さい」の看板。



  鐘楼の廻り火と咲く曼殊沙華 (縄)

 

 

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