竹林が好き
竹林は、孟宗竹が美しく、しなやか
清々(すがすが)しい緑が立ち並ぶ、竹林。
まっすぐな竹が天高く伸び、葉をすかして光がこぼれ、葉ずれの音が優しく響きます。
この竹林の風情を、日本人は古くから愛し続けてきました
竹林歩き
これより広大な竹林(竹藪)に入ります。
筍は徒長したものがあちこちに散見された。
筍 堀 り
・ 筍や鍬一振りで掘り起こし (縄)
真っ直ぐがいい、何の屈託もなく自然、そして節がある。
・ 一晩で筍畳破り出た (縄)
筍の成長はすこぶる旺盛です。
畳破りは何のその!!
既に筍は最盛期を終り静かに葉を揺らすのみ。
・ 朝採りの筍刺身美酒美食 (縄)
筍の刺身は朝採りでないと…!
スライスするのも良いが、土からチョイト出た程度の筍を皮ごと焚火で焼いたのが、
絶品と言われています。
・ 筍やせせらぎ木橋陰にあり (縄)
・ 竹藪や風がそよぎて葉づれ聴く (縄)
葉ずれの音は良し。竹の幹に耳を当て聴き入る。
竹葉がひらりひらり舞い落ちる。この風情が実によし。
竹藪の中にゆったりと身を委ねたし。
手入れが行き届かないのであろう、間伐をしないと、よき筍は採れない。
基部に皮
・ 筍や1年生は皮を着て (縄)
ムックムックト表土を突き破った筍は、
アッと言う間に天空に届く。しかしまだ一人前に非ずとばかり基部に
竹の皮を纏う
筍の皮
・幼年期筍の皮にて梅しゃぶり (縄)
道路に筍皮が落ちていた。
脳裏に浮かんだのは、みっちゃん、春さんなど幼友達と、梅を皮で包み、
シャブッタあの時が浮かんできた。
拾って「竹の皮pen」の材料にしよう。
只今竹ペン製作中。
竹藪の窓
長い長い竹藪の中を通り抜け、突然に
灯が差し込むように、眼前に街並みが開けた。
鶯鳴きて
・ 竹藪に鶯鳴きて初心(ウブ)らしき (縄)
コメ欄は閉めています。