俺は河原の枯れた葦
俺は「アシ」という植物、
実はこの名前は、標準的な和名では「ヨシ」と呼ばれているんです。
日本でも「北海道」から「沖縄」まで広く分布していて、「すだれ」や「日よけ」、屋根や紙、楽器の材料になるなど、日本人の生活には欠かせいない植物です。
「アシ」は、湖や沼、河川などの
水辺や湿地、海と川の水が混ざる「汽水域」にも生えるんです。
土の中にできる、根のような「地下茎」を横に伸ばし、どんどん分布域を広げます。
春になると「地下茎」から新芽を出して、2~3ヶ月で2メートルくらいまで成長し、
最終的には、4~5メートルくらいまでの背丈になります。
さらに、分布域を広げ、「アシ原」になると、水の流れを弱くして、水の汚れを沈殿させ、分解する微生物などの働きを助けます。
自身も、水中の「窒素」や「リン」を吸収して、水をきれいにするんですが、その浄化能力は一説によれば、「アシ1本で、1トンの水を浄化」できるんだそうです。
俺は河原の枯れた葦
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