私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

病院船 第29,30,31,32話

2017-10-26 20:20:20 | 韓国ドラマ は行
武器を持った屈強な男たちが乗り込んできたことで、病院船のメンバーは人質となり、ウンジェは彼らのボスの手術をするために男達に連れ出されることになる。
「一人では手術は出来ないから助手が必要だ。」ということで彼女に同行するクァク。

ボスを助ける事が一番故、「手術を3時間以内に終わらせなければ、人質を一人ずつ・・・」などと無理難題を押し付けて彼女に執刀させようとする男たち。

もちろんヒューマン医療ドラマとしては、病院船のメンバーになにかが起こっては困る。病院船内ではなにも起こらなかったが、傷を負ったクァクをウンジェが自ら執刀するという出来事が発生。ヒューマン医療ドラマは、自分たちの身内や更には自分自身にも病気や怪我の可能性があるのだ。

しかしそんな事件が二人に自分たちの気持ちを確認させるきっかけとなり、病院船内恋愛が始まるのだが、仕事だけしかやってこなかったウンジェの出来る医師らしくクールな様子の恋愛を見れるのかと思ったら、デートをスケジューリングを完璧にこなそうとする姿はやや気恥ずかしく思える。
(いや、そんな姿ばかりでもないか・・・・クァクの元彼女を黙って見送ったりしていたことを忘れてはいけない・・

そんな彼女を優しくリードするクァクの様子は、飾らない年下のいいところが出ており、ポイントが高い。

病院船は幸せなプライベートも育んでくれる場所だが、ビジネスとしての面も大事なポイント。もともと営利目的な活動ではないようだが、それでもコスト面を無視するわけにはいかないと、今度は体力は体力でも金銭面の体力が問題になるらしい・・・・

*****
制約がある中での病院船の診療は、医師の隠れた力や瞬発力を養成するものらしい。

歯科医の先生は涙を流しながらも手術のアシスタントをやり切り、漢方医のキムは、生まれてくる低体重の赤ちゃんのためにダウンで簡易インキュベーターを作ってあげるのだ。

病院船 第25,26,27,28話

2017-10-16 21:16:59 | 韓国ドラマ は行
父親の手術の事を病院船のメンバーに相談しなかったことで、「水臭い」と諍いがちょっとはあったものの、逆に本音のやり取りがよりメンバー愛を濃厚なものにするという、韓国ドラマらしい展開。

病院船故、海女さんの仕事中の事故や、元海女さん仲間のメンバーがツツガムシ病にやられたりとか、日々いろいろな出来事が起こるのだが、そうやって仲間意識をさらに深めるウンジェと内科医のクァク。

もちろんウンジェをめぐっての漢方医のキムと内科医のクァクの三角関係も別の進展を見せる。
クァク一人だけあの元彼女が病気だと偽っていることを知らないのだ。

漢方医のキムが彼女に対する気持ちを正しても「患者として心配しているだけ」というクァク。
元彼女はクァクの気持ちが自分に戻ってこないことをわかりながらも、検査を勧めるクァクに本当の事を言えず、ソウルの病院に向かうふりをして、やっていることは深夜のクラブで踊りまくることなのだから、呆れてしまう。
(さらにそれをクァクの妹に見られてしまうというおまけつきだ)

漢方医のキムは、再び男らしくウンジェに告白をするも、ウンジェははっきりと拒否。そんな彼女の様子を見て、「誰が他に好きない人がいるから、そんなにはっきりと僕が好きじゃないといえるんだ!」と確信をついた突っ込みをするのだが、ウンジェはそこまで言われてもまだクァクのことを友人だと言い続けるのだ。

「友人なら、友人らしく、クァクに元彼女が病気じゃないと伝えるべきだ!」とキムからもっともらしい忠告を受けても、タイミングを逸して結局打ち明けることが出来ない。

仕事でのバリキャリぶりは、プライベートとは関係ないらしい。

結局クァクに本当の事を言えないまま、病院船には、ウンジェの医師としての腕を見込んだ、何か怪しい男たちが乗り込んで来るのだ。。。。。

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病院船故、トラブルが次から次へと起こる・・・・
クァクの妹さんの感動的な結婚式秘話もあるのだが、いい話はどうしてもトラブルにかき消されてしまいがちだ。

病院船 第21,22,23,24話

2017-10-09 19:11:59 | 韓国ドラマ は行
内科医のクァクに「病院船での治療記録を削除して欲しい」と父が頼み込む姿を見て「相手をする必要なんてないからここから出て行って!」と言い「あれだけ詐欺をしていたのに、まだ詐欺をしたいのか!」と強い口調で父を叱責するウンジェ。

亡くなった母も彼女も詐欺師である父親にずっと苦しめられていたのだ。
治療記録の削除を頼んでいるのも、保険金を受け取るためだろう。

クァクに頼ろうとはしない彼女だが、たとえ父が詐欺師であっても母を助けられなかった彼女としては、医師として、娘として父を助けたい気持ちを捨てる気持ちはない様子。

国内には父の難しい手術を任せられる医師が数えるほどしかいないことを知り、彼女は自ら執刀することをあの漢方医の父である院長に直訴するも、親族である彼女が執刀することに反対するのは当然の流れ。
「不法ではないです。」という彼女に、かつての師である教授に土下座をしても手術を頼むんだという院長。

この院長、強面だし、漢方医の息子につらく当たっているようだったので冷たい人かと思いきや、案外温かい人物だった。
息子との結婚話も、単に病院を継いでもらいたいからということでなく、彼女の実力と人柄を見抜いての事だったようだし、手術についても何かあったら彼女が罪悪感にさいなまれることがわかっているからこその反対だ。
ウンジェが土下座をして執刀を頼んだ教授が、「手術をしたいのはやまやまだが、スケジュールの都合がつかない」と断ったのを知ると、自らソウルに足を運び、後輩の彼にそれとなく執刀医になってもらうように探りを入れたりする。

病院内での選挙を目前に「わざわざ成功率が低い手術をしたくない」と言っていた教授だったが、自身の愛弟子からも先輩である院長からもウンジェの父の執刀について援護射撃を受け、結局チュソクの時期の緊急手術を受けてくれるのだ。

*******
元勤務先の後輩も、現在の病院船の仲間たちも、ウンジェのキャラクターを理解してくれ、親身になって彼女の応援をしてくれるという心温まる展開。

父の手術も成功し、ウンジェの弟もクァクの事を兄のように慕いとクァクとウンジェの関係にも一歩前進に兆しがあるが、クァクの元彼女の問題は残る。

「もう一度自分のところに戻ってきてくれさえすれば、彼はきっと自分の事を受け入れてくれるはず」と病気のふりまでしてクァクの事を取り戻したい彼女の本心を知った時、クァクは医師として、男性としてどんな判断をするんだろうか?


病院船 第17,18,19,20話

2017-10-02 21:18:55 | 韓国ドラマ は行
漢方医のキムが幼い頃、出来のいい兄ばかりを可愛がる両親の元で寂しい思いをしていた時、可愛がってくれたのが執事のおじさん。
すっかり年老いた彼を実の祖父のように慕う彼だが、そんなお爺さんを襲う突然の病魔。
麻酔も効かない(使えない・・・か多分そんな内容だと思う)故、大きい病院に運ぶ必要があるというクァクに対して、時間がないから病院船の中での手術を提案するウンジェ。それを漢方医のキムが麻酔でなく鍼を使って痛みを感じさせないような施術をすることでサポートするという、ウルトラCの展開で手術を成功させるのだ。

二人で困難を乗り越えたということで、漢方医のキムのテンションも上がる。院長もウンジュの腕を見込んでいるし、何より息子と彼女が結婚すれば、病院も任せることができる。
父には反発するキムだが、彼女の事に関して言うなら、両親の意向に反対する理由などなにもないのだ。


クァクの元恋人の「別の病院を紹介するから、彼の元を離れて欲しい」という提案には心揺れるウンジュだが、逆に彼女は特にキムを避ける様子はない。
ウンジュ本人としては、クァクの事は真剣に考えているものの、キムの事はただの同僚と考えているからこその態度なのだろうが、これが第三者にはなかなかわかりづらい。

事故に巻き込まれた弟を助けてくれたクァクに冷たい態度をとるのも、気を使いすぎての行動だ。
ウンジュの弟はすっかりクァクの事を頼って、行方不明になり亡き妻の墓の前で倒れる父を助けるのもクァクの助けを借りる弟だが、そんな出来事の一つ一つがウンジュにはかなり負担な様子。
更に父親がクァクに「俺の病気に気づかなかったことにしてくれ」などと、脱法行為を頼むのを見れば、彼女が素直にクァクの好意を受け入れられるはずもない・・・・

******
クァクも元彼女が自分のもとに突然戻ってきたのは病気のせいだということに気づいてしまう。

一つ難問がクリアされると次の難問が用意されるのがこのドラマの定番の展開のようだ。それがまた主人公たちに関連する人達が病気になると決まっているようで、この調子でいくと、ドラマが終わるころには元気な人が誰もいなくなってしまうようが気がする。


病院船 第13,14,15,16話

2017-09-24 19:00:55 | 韓国ドラマ は行
バス事故の現場に駆け付ける病院船のメンバー達。肩の脱臼を押して治療にあたろうとするウンジェに「まずは自分の治療から」と彼女に諭すのは、漢方医であるキム。院長である父が漢方医である自分を認めない事でコンプレックスを感じているキムだが、そこを除けばかなり自信満々のイケメン。。。チャ歯科医もウンジェに興味を持っているようだし、兎に角ウンジェ本人がどう思っているかわからないが、彼女が病院船のメンバーになったことで一気に病院船が活性化したことは間違いないらしい。

しかし仕事で一番関わりが深いのはやはり内科医のクァクだ。バス事故の現場を無事に乗り切ったことでまた一つ絆が深まるというのは、同じ職場ではよくあるケース。お
彼女を連れて父の入所する施設を訪れるクァク。
長年の友人である先生の事は理解しても自分の事はわからないなど、父の状況は良かったり悪かったりだ。ウンジェが過去の手術のケースを見せると記憶がはっきりしたりもするが、記憶が混濁していることに変わりはない。
「延命治療をしないという同意書にサインした」と寂しく思いながらもほっとしている自分の気持ちを受け入れられないでいる様子のクァクを慰めるウンジェ。お互いの思いを確認しあうといういい場面とも言えるのだが、やや拗らせ女子とも言えるウンジェの様子は、出来る医師の姿とは到底思えず。

手話で患者と意思疎通を図るクァクの様子をたくましく思うも、「婚約者です」という美人女性画家の突然の出現に、分かりやすい動揺を見せるウンジェ。

恋人だった女性画家の浮気現場を見てしまったことで彼女との関係を終わらせたクァクに、彼女に対する未練などあるわけもない。
しかし、別れの原因を直接彼女に告げるには、クァクは優しすぎるのだ。自分の悪かったことなど頭にない美人画家はウンジェをライバル視しつつも、それを周りに悟らせないように、病院船の中に入り込むのだ。
拗らせ女子ウンジェと違いプロ彼女らしい振る舞いといえるだろう。

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息子を訪ねて病院船にやって来た漢方医キムの母が突然倒れたのを診察したウンジェは心臓の音を聞いただけで手術の必要性を判断する。
彼女が毎朝のジョギングの際に聞いていたのは音楽ではなく、亡くなった彼女の母が生前行った検査で残した心臓の音だったのだ。

自分が病院内のパワーゲームにだけに目を向けていたことで、母を救えなかったと思っていたウンジェは毎日のように母の残した心臓の音を聞き、漢方医の母の心臓の音にも同じ雑音があることに気づき、間一髪のところで漢方医の母の命を救ったのだ。
さらに漢方医である息子が母の治療を行わなかったことに対し「これだから漢方医はダメなんだ!」と言い放つ父である院長に対し「患者の関係者だったから私が治療に当たらせなかったんです。」と漢方医のキムをかばうウンジェ。拗らせ女子であるはずなのに、自分でも気づかずに漢方医のキムの気持ちもがっちり掴むとは・・・・






病院船 第9,10,11,12話

2017-09-17 18:05:31 | 韓国ドラマ は行
病院船内でも自分のスタンスを変えることなく、クールに外科手術をするウンジェの姿を見て、手術の際に看護師として彼女のサポートをしようとする若手の女性看護師。
手術する姿をこっそり眺める彼女に、分厚いテキストを渡し「テストに合格したら手術に立ち会ってもいい」と言うウンジェは、情に流されることなく、要するに診療や手術の結果を左右することを排除したいという、非常に合理的な考え方ということ。
看護師が自分の彼氏の手術に「(浮気者)の彼の怪我なんてそのままでいい!」と若い女子らしい怒り方をしても、「プロらしい態度を取れ!」と一点の曇りもなく意見するのだ。
情に流されるなどという判断基準のはっきりしない物に振り回されない強い意志の持ち主らしい。

内科医のクァクの恩師でもあり彼が父のように慕う小学校教諭が大腸がん(S字結腸のがんで厳しい場所にがんがある様子)と分かると、韓国では執刀例のない新しい手術方法を試みて彼を助けようとする。
手術の成功には時間短縮が欠かせないとか、10時間はかかりそうな手術をシミュレーションすることで時間を短縮を目指し、執刀医として手術を行おうとするが、「患者を病例としか思わないような医師に先生の手術を任せるわけにはいかない」とまさかの同僚医師であるクァクから拒否されるのだ

立派な外科医になるという目標を掲げて全精力をかけてきたが、自分の母親さえも救えなったことに後悔の念を抱くウンジェと、父の姿を見て医師になる道を選んだが、その父は今病院にいて、息子の自分の事さえ覚えておらず、父に寄り添いたくとも時間的にも肉体的にも無理だという状況に悩むクァク。
二人の育った環境としてきた体験を考えれば、患者を救うという結果に対するアプローチが全く違うのは当然。

そして、自分の病状を薄っすらと理解しつつも「皆との約束を守りたいから3か月時間が欲しい」という患者である先生・・・
有名な詩人でもある先生の詩集を読みながらも「感動はするけれど、生きていること以上の感動はないから」とすぐの手術を譲らないウンジェ。
自分の理想があまりにもはっきりしているために、現実との折り合いのつけ方をやや拗らせている感じのウンジェ。

まったく別のキャラクターのクァクが、だんだんと彼女のキャラクターの良さを理解し、彼女の良き理解者であり協力者になるという王道のストーリー展開が見えるような気もするが、そんなに簡単にゴールに近づけるわけがない。

先生と子供たちが乗り込んだ路線バスが事故を起こし、それに偶然ウンジェも巻き込まれるという、医師が事故の当事者になってしまうというトラブルが発生するのだ・・・・

*****
ハ・ジウォンの出演する映画は何本も見たが、ドラマを見るのは、初めてのような気がする。
ストーリ展開について日本の医療ドラマと比べてみようとしたのだが、Dr.コトーもコード・ブルーも救命病棟24時も観たことがないことに気づいた。これでは比較なんて到底できない。
当然、Doctor-Xも見たことがないので、米倉涼子VSハ・ジウォン対決なんていうことも出来ないのが残念だ。


病院船 第5,6,7,8話

2017-09-11 21:16:55 | 韓国ドラマ は行
医師としてウンジェの手術の腕前は超一流だが、病院船の医師として大事なことはそれだけではないらしい。
お年寄りにとっては、船が来て自分たちの事を気にかけてもらっているという事を感じることも大事なのだ。
残念ながらウンジェは自分でも故意にそういう面を放棄しているようなところがあり、お年寄りたちの評判は今一つ。
しかも、彼女はお年寄りに人気がないことには興味もないようで、こうなるとお互いの感情は平行線だ。

内科医のクァクは、人当たりもよくおばあちゃんたちには人気だ。しかし腹痛や風邪などのごくごく一般的な診療には差支えがないのだが、気道確保をするための気管挿管を行おうとすると手が震えだす・・・・・
練習だとなんでもないのに、緊急事態に自分ひとりではないも出来ない。

当然ウンジェから鋭く指摘されるのだが、このトラウマについては、本人だけでなく彼の母も心痛めている様子。
徘徊する父親を一晩中捜し歩き、そのまま勤務した際に医療事故を起こしてしまったことで、以前の病院にいられなくなり、病院船に勤務することになったクァク。
家族も父のことは秘密にしているようで、父の世話をする息子を見ると母もそんな息子のつらい過去を思い出すようなのだ。

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娘とうまくいっておらず、肝臓の病気を治療することを拒むおばあさんの事を親身になって世話しようとするクァク。
「病院に診察に来た人だけを診療すればいい。治療したくないと拒む人を診察する必要はない」と言い切るウンジェを説得し、おばあさんに治療を受けてもらうように走り回るクァク。


もちろんウンジェだって血も涙もない医者ではないのだ。母が自分に残したレシピ本を見て、一人涙することもある。

病院船が行くところにドラマがあり、病院船に乗り込んでいる医師にもドラマあり。

病院船 第1,2,3,4話

2017-09-04 21:27:00 | 韓国ドラマ は行
医療機関の無い小さな島を回る病院船に乗り込む医師と看護師たちは、少ない設備の中でありとあらゆることをやっているのだが、制約も多い。
そんな島の一つに住む娘が外科医であることが自慢の中年女性が胃の調子が悪いからと、病院船で診察を受ける。

「胃の調子が悪い時は、心臓に問題があるときもあるんですよ。」という内科医のクァクは心電図を撮ったりしながら、「大きい病院で見てもらうと安心ですね。」とアドバイス。

診察をしてもらおうと娘ウンジェの勤務する病院を訪ねるも、忙しそうな娘の様子に結局診察を受けることなく、家に戻る母。

プライベートな時間もなく、自分が執刀した手術の成功も部長に譲り、女性として外科医局長を目指す彼女だが、母が心臓麻痺で倒れたことを知り、無理を言ってヘリを飛ばす。
母が運ばれた病院に乗り込み、心臓マッサージを施すものの時すでに遅し。結局自分で死亡宣告をすることになるのだ。

そんな彼女が行きついたのが、母が最期に診察を受けた病院船。

彼女の母から「自慢の娘」の話を聞いていた内科医のクァクは、外科医であるウンジェに親近感を覚えるものの彼女は若い内科医など目に入っていないのだ。

クァクが安全策を取ろうとしても、子供の命を優先しようと船内での手術を強行する。
資金がなくても「自分ができるのは外科手術だ」と各種機材を揃える。

さらに船で起こった事故で手を怪我した船員の様子を見て、その腕を鉈で切り落とすのだ。

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内科医のクァクと外科医のウンジェとかなり歳の差があるようだが、ウンジェの迫力がすごく、そんな細かい事はどうでもいいようなストーリー展開。


番人 第29~最終話

2017-07-12 21:26:25 | 韓国ドラマ は行
悪徳刑事との電話が録音されていたことで父親が逮捕されたにも関わらず、ひるむことなく自分の犯罪を遂行する息子。
母と一緒に警察に連行されて話を聞かれることになってもひるむことない様子は変わることがない。

女刑事の娘を拘束している自分のほうが何倍も有利なのだ。
この少年の怖いのは、自信満々の犯罪者にありがちなしゃべりすぎの点がないところ。
プライドは高いがしゃべりすぎることはないのだ。

じわじわと痛めつけるタイプで一番いけ好かないタイプだが、それだけ相手を翻弄することにも長けている。
心配する母をよそに、女刑事を相手に駆け引きを始めるのだから。。。。。

スジを殺したら娘を助けるよという彼が見せる携帯画面には拘束された娘と、閉じ込めた場所に仕掛けられたと思われる時限爆弾のタイマー・・・・
ギョンスは高校に忍び込むものの彼女の姿を探し出すことはできない。
高校の屋上と見せかけて隣のビルの屋上に彼女をおびき出していたのだ。


自分の手は一つも汚さずに、女刑事にスジを殺させることを条件に娘と解放するというのだ。

悪魔のような少年の前に大人たちは成す術もない。そんな八方ふさがりの中、自分が死ねばいいがというスジがビルから落ちそうになるのを助けるのは検事のドハンだ。

自分の思い通りにならず、さらには母が息子の悪事に気づき、警察に通報したことで女刑事の娘も助け出されてしまった。
結局少年は自分で手を下してスジを殺そうとするのだが、それを身を挺して阻止しようとするドハン・・・・・


******
後半になっても少年が計画を変えることなく、悪魔のように着々と計画を進める中、ストーリー展開は速度を落とすことなく非常に面白かった。
最後で駆け足になることもなく、最後に間延びすることもなく・・・・
最後がやや切ない展開ではあったが、ドラマしては見どころのある結末だったと思う。


ユン検事がかなり若目な感じでちょっと検事っぽくなかったのが、不思議な感じだったが、それを補う息子の怪物ぶり。





番人 第25~28話

2017-07-05 21:25:24 | 韓国ドラマ は行
文書偽造の罪で拘束されるドハン。

検事のユンが何故ドハンの事を気づかなかったのかがここにつながるのだ。
復讐のために義理の兄と名前を入れ替えて生きてきたドハン。
神父だった義理の兄が母の連れ子で、ドハンが父親の息子なのだが、身分を偽るために名前を入れ替えて生きてきたのだ。

子どもの頃の血液型と違うなどから始まり、遺伝子検査を行おうとする警察だが、ドハンには番人チームがついている。
ギョンスはハッカーのとしてデータの改ざんをし、スジはマスク着用という簡単な変装だけで医療機関に潜り込み遺伝子検査の結果を入れ替える。

いくら検事のユンがやる気になっても証拠がなければ拘束出来ないのだ。

今度は議員と手を組んだドハンが検事のユンに反撃を開始しようとするものの、ユン側はきっちり証拠隠滅を図っている。冤罪や違法捜査の証拠はどこにもないのだ。

ドハンが「彼の息子の不祥事をユンは次々と握りつぶした。スジの娘を屋上から突き落としたのも彼だ。」と自分が犯罪を止められたにも関わらず、何もしなかったことをとがめられる危険を冒しても、彼の悪事を暴こうとするドハン。

証拠を残さずに悪事を働く彼の裏を取るためには、近づいて信頼を勝ち取り、内部告発するしかなかったというドハン・・・・・

ユンの手先だった悪徳刑事が自殺してしまっており、誰も証言する人がいないかと思いきや・・・なんと刑事は自殺未遂で生きていたのだ。
ドハンの説得され証言に立つことを選んだ悪徳刑事。さらには刑事の携帯に録音されていたユンとの会話もギョンスがハッカーの威力を発揮して国会議員たちが耳にすることになるのだ。

ドハンはスジのは「自分の指示に仕方なく従っただけ・・・」と証言して彼女をかばおうとし、なんとなく事件収束かと思われたのだが・・・・

女刑事に一人娘が検事のユンの息子に拘束されるという事件発生。
高校の屋上に閉じ込めるという、大胆不敵な計画だ。
父親が緊急逮捕されたにも関わらず、まだ自分の欲望のままに行動しようしているのだ。
悪事の連鎖はまだまだ続く・・・・

番人 第21~24話

2017-06-28 21:20:11 | 韓国ドラマ は行
とうとうドハンを疑いだす検事のユン。
あれだけ怪しい動きをしていながら、いままで疑われなかった方が不思議だ。さらに相手に分かってこその復讐劇だ。相手は理解しないまま復讐が終わってしまったのでは、無念の晴らし方もやっぱり物足りないだろう。

ユンの命令を受け、魂を売ってしまっている刑事が向かった先はドハンの父が入院している施設。ドハンの父親に会い、ゆさぶりをかけるつもりのようだが、ドハンの父親のトラウマは計り知れないほど大きいのだ。
もちろんユンの前では何事もなかったかのように振舞おうとするドハンだが、父のために復讐を計画してきたのだ。動揺は隠せず。そんなドハンの気持ちを一番理解するのは元刑事のスジ。

検事のユンは刑事を遣いつつ、何とか事を丸く収めようとするのだが、刑事は自分の働きを誉めもしないユンにがっかりし、彼に指示されて殺したギョンスの母の遺体(いや遺骨か・・・)を保険にして、ユンに一泡吹かせてやろうとするのだ。

しかしそんな怪しい動きを察知したスジによって刑事は捕まるのだが、そこに絡んでくるのがなんとスジの無実を信じ、彼女をたすけようとする検事の父親。
スジの無実を信じるだけでなく、防犯カメラからドハンの出自や考えていることを知ってしまった検事。
スジの元女上司だけでなく、彼の存在も今後のキーポイントだと思っていたら、そこに突然登場の検事の父親。

弁護士として活躍している父親は、ギョンスの母の殺害容疑で捕まった刑事に面会し、なんと「あなたの家族がどうなるのかよく考えるんだ」と犯罪物のドラマでよく耳にする科白を口にする。
この科白、ある意味魔法の科白で、「全部からくりをばらしてやる!」と悪事に加担したことを後悔し、すべてを明らかにしてやる!と言う犯人側の下っ端に向けられたら、あら不思議。
かなりな確率でその下っ端は自ら命を落とすことになるのだ。

追い詰められた犯人は、悪事が暴かれるのを少しでも遅らせるためによく使うパターンなのだが、ここでも同じようなパターンが繰り返される。

ここでのポイントは、スジの味方と思われていた検事の父親がユン側の人間だったというのが大きなポイント。

さらにユンの息子はスジの元女上司の娘も味方につけ、まだまだ悪事を働くつもりらしい。
(彼の場合は、息子の行動に気づいている母の心の揺れがポイントか・・・・)

*********

復讐に利用されているだけという思いが少し薄らいでいるような彼女だが、ユンの息子がスジの娘に手を掛けるところを目撃しながら結局は止めることが出来なかったドハン・・・
(この真実を知った時に彼女はどんな風に思うのか・・・・)

番人 第17~20話

2017-06-21 21:17:02 | 韓国ドラマ は行
ドハンが隊長だと確認する3人だが、証拠がない。

自分たちがドハンに選ばれたのは検事長のユンに復讐するためだと確信を持つ3人だが証拠はない。
ハッカーのギョンスは母を事件で失くしたらしいのだが、それがどんな風にユンにつながるのか、さらには、復讐する相手であるユンのすぐそばに何故ドハンがいるのかがはっきりしない。

とにかく証拠を集めねばと、ドハンの部屋にこっそりと忍び込むスジ。

彼の部屋にある特殊な紙を見つけたスジは彼が隊長だと確信。
自分たちの部屋にある隊長からのミッションが書かれた紙は、大きな蝶が書かれた一枚の紙を切り分けたものだったのだ。

ドハンの真意を探るために彼を教会に呼び出すスジ。
ドハンは時計に仕掛けてあった隠しカメラで何があったかを把握しながらも事実を認めようとはしないが、検事のドハンと違いスジはもう失うものもない。いまさら警察に追いかけられることを恐れることもない彼女は、自首するからと警察をおびき寄せ、ドハンを追い込む作戦に出るのだ。
危機一髪状態になるものの、検事という身分を生かし追及をかわすドハンだが、同僚の検事は彼が神父と一緒に何か秘密を抱えていることを見ぬくのだ。

検事のユンは事件がないところに事件を作り、それを解決して手柄を挙げるような力技の検事らしく、ドハンの父もスパイとして取り調べを受けたらしくそれが大きなトラウマになっていた様子。
自分は大きな傷を受けたのに、ユンが成功している姿を見たドハンの父は酒におぼれ、結局妻を殺害し、刑務所に入ることになってしまうのだ。
(そしてその事件には、ギョンスの母も関係していたらしい)
検事になり、神父の兄と一緒に復讐の道をまい進するドハン・・・・・

スジの娘がドハンの息子に殺されるのも目撃していたにも関わらず、結局は息子を釈放し、それをきっかけにユンのそばにいるチャンスをつかんだドハン。

******
三人にとっては、ドハンと一緒にいることがユンへの復讐への道に繋がっているのだが、それはイコールドハンの復讐に三人が利用されているという事。

しかし四人が互いに躊躇し、仲間内で駆け引きをしている間にも、ドハンの息子は、同じ高校に通う女刑事の娘にこっそり近づいているのだ。
悪にまい進するものは、躊躇などしないものらしい・・・・



番人 第13~16話

2017-06-14 21:05:56 | 韓国ドラマ は行
神父が自分たちに関係しているだけでなく、更にその裏に別の人物がいることが確実だと思う3人だが、自分たちが法で裁けない人物を裁くだけでなく、警察に追われる立場にもなってしまったのだ。話はさらに複雑になるも、もう逃げ道はない。とにかく隊長の指示を待ちつつ、警察からも逃れなければならなくなる。

自分を除く家族が惨殺されたことがトラウマとなり外出することが出来なくなってしまったボミだが、犯人は逮捕されないままだ。さらにそれだけでなく、生き残っているボミを探し回っていることが分かる。

しかし一緒に仕事をしているギョンスの前にも姿を現さない彼女だ。危なくても逃げ出すことも出来ない。
寝ていた姉を起こしたばかりに、自分の代わりに姉が死んでしまったことや、自分だけベットの下に隠れて生き残ってしまったことがトラウマになってしまっているのだ。

しかしそんな彼女もジスが銃で撃たれたのを防犯カメラで目撃し、彼女を助け出すためにとうとう部屋の外に出ることになるのだ。
(この彼女のエピソード ジスのエピソードよりも、現実味を帯びている・・・応援せずにはいられないエピソードだ。)

銃で撃たれたジスは、検事のドハンにこっそり助けられた後に神父に預けられるのだが、この神父様がうそをつくのが上手ではないため、裏があるのがばればれだ。
しかし刑事でさえも買収されて、犯人隠匿に一枚かんでいるのだ。検事にも神父にも、誰にでも秘密があるのがこのドラマ。
ジスも何か裏があるとは思いながらも、自分の娘の復讐、トラウマを克服しようとしているボミの復讐も助けなければならない。なかなか謎の正体までにはたどり着かないのだ。

*****
ドハンが自分に復讐しようとしていることに何故検事長のユンが気づかないのか気になるし、検事のドハンは何をどんな風に復讐しようとしているのか・・・・

******
ドハン役のキム・ヨングァンが影の隊長役の割に若すぎるのがちょっとだけ気になる・・・・




番人 第9~12話

2017-06-07 21:06:09 | 韓国ドラマ は行
元警官のスジが加わった事で、番人チームは、24時間道路に設置された防犯カメラをチェックするボミとSHINee のキー演じるギョンスの三人体制に・・・・

ボミとギョンスは二人が隊長と呼ぶ謎の男から一方的にミッションを与えられてそれを解決していたらしい。
二人とも解決したいことがあり、それの解決のために隊長という謎の男に操らてているということなのだ。
それにスジが加わったのだが、どうも与えられたミッション等を考えると、当初からスジも加えたチームとして考えていいたのでは?解決の方法や指示の出し方などを考えると、隊長は検事ではないかと疑う3人。

隊長の事を疑うのはある意味裏切り行為でもあるのだが、疑いを持ちつつも自分たちの事件解決に隊長が力添えをしてくれることを信じ、さらには法で裁けない悪人を裁くために、隊長からのミッションを遂行しようとする3人。

番人チームはレイプ事件を起こしながらも無罪放免になった男を捕まえるミッションを遂行しようとするも、それと並行して警察に追われることになる。ボミは外に出られないため、結局は元刑事の勘を酷使して動くスジ一人の独壇場だ。

うまい具合に逃げ切る番人チームだが、どうも情報の出方や自分たちの危なさ加減が怪しい。
ギョンスが連絡場所として使っていた教会の懺悔室が大きなヒントだ。神父の携帯をスキャンし、神父が検察内部と連絡を取っている事を知る3人。

自分たちがいいように使われているのではと思う3人だが、復讐のためには隊長の仕事を請け負うのが一番の近道だ。特に中華料理店を営んでいた家族を一夜にして奪われてしまったボミにはそれしか道がない。

事件が金目当てだったことや、米兵が関係していたなど事情は各種あれど、結局、家族が営んでいた店は売られ、検察は犯人を捕まえられなかったのではなく、捕まえる気がなかったことが分かる。

そしてそれらの後ろには検察のユン・スンロが関係しているのだ。

このスジの娘の事件にはこのユンの息子が関係しているし、隊長と思われるドハンもこのユンには何か思う所がある様子。

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ドハン役のキム・ヨングァン・・・・法の側に居ながら、法で人を罰しないという役柄。ピノキオで見た若い記者役とはちょっとイメージが違う感じで、最初はちょっと分からなかった・・・・



番人 第1~8話

2017-06-01 21:20:51 | 韓国ドラマ は行
シングルマザーであるジスにとって刑事という仕事と同じくらい大切なのは保育園に通う一人娘だ。
娘にとっても母親は悪い人を捕まえる自慢の母なのだが、刑事の仕事は予定が立たない。
幼稚園のお遊戯会に行くと約束してみたものの、10年以上も前の事件に真犯人が突然現れて職場は慌ただしくなる。
犯人とされた男性はすでに刑務所に入っているのに、真犯人が現れたのだ。息子の真実を訴えていた母親が黙っているはずがない。

そんな中、お遊戯会から抜け出した娘の姿が見当たらない。
保育園から抜け出し、近所の屋上から道路に墜落して病院に運ばれていたのだ。

高所恐怖症の娘が一人で知りもしないビルに上がり屋上から下を覗くはずがない。

高校生と一緒に歩いていていたらしい。娘は学生に連れられて屋上に上がったに違いない。
誰が送ってきたかもわからない映像と電話を手掛かりに近所の高校のそばで張り込むジス。
娘が持っていたシールと同じシールを持っている学生を見つけ彼が犯人と目星をつけるも、彼は検事の息子だったのだ。

一旦は意識を取り戻した娘は亡くなり、検事の息子を痛めつけた彼女は、逆に自分が加害者になってしまう。
加害者と被害者は逆転し、逆に彼女が警察に追われる身になってしまうのだ。

彼女に娘の映像を送ってきたのは、引きこもりで常に道路に設置された防犯カメラをチェックする女性と、ハッカーの才能がある若い男性。


結局、復讐すべくチャンスを狙っている三人は、、身を隠しつつ、私立探偵のような事をやりながらこっそりを身を隠しつつも、自分たちの復讐を後押ししてくれるらしい誰だか分からない隊長からの連絡を待つ。

なんで誰だかも分からない隊長からの連絡を待とうとするのか分からないが、とにかく復讐をしたい事情を持つ三人は、それだけのために一つのチームのようになるのだ。

そんなとき、10年以上も前の事件の犯人が、娘を拉致し、自分の罪をばらそうとしている元妻の口を封じようとしていることが分かる。
拉致された娘の中に自分の亡くなった娘の面影を見るジス。

結局自分の姿が防犯カメラに写ってしまい、自分が警察に追われることになるのだが、そんなことも構っていられないくらい、何かに取りつかれたように犯人を捕まえようとする元刑事ジス・・・・

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音楽とアクションシーンがドラマとは思えなく位力が入っている。
最初だけでなく、この力の入り具合が最後まで続くと面白いと思う。

隊長は「もしかしたら検事なのでは?」と気づく三人だが、キム・ヨングァン演じる検事と三人の関係が分かるのはもうちょっと先の様子。