私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ソフィーの復讐

2010-01-16 17:53:15 | 映画鑑賞
チャン・ツィイー演じる漫画家がイケメン外科医に捨てられてしまった。
盲腸の手術で知り合った二人だったが、同じように患者である映画女優に彼を取られてしまったのだ。
捨てられたとなってはプライドが許さない。なんとか彼を取り返して、そして今度は自分がふってやるという、非常に分りやすい復讐を考え付く彼女。
自分ひとりでは難しいからと同じように映画女優を取り戻したいカメラマンに手伝ってもらい、目的に向かって分りやすい復讐計画を遂行していくのだ。

チャン・ツィイーが、歳相応の可愛い役をやりたいと、ノリノリで演じているのがバシバシ伝わってくる。
赤、ピンク、紫、スカイブルー、など等。漫画家の自宅はキャンディショップのようなカラフルさだし、彼女の衣装も可愛らしさをどこまでも追及したもの。
彼女を捨てて、綺麗な映画女優に乗り換えた医師を演じるソ・ジソプも、女性を捨てた男性のわりにはいい人の部分が多いし、復讐劇に深刻さなし。
更に協力者のカメラマンがこれまたいい人なので、更に深刻さなし。
分りやすい、どこまでも可愛らしさを追求した、チャン・ツィイーのチャン・ツィイーによる可愛い映画なのだ。

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宣伝ではソ・ジソプとチャン・ツィイーの映画として宣伝されているが、実際はチャン・ツィイーとピーター・ホーの映画。私もすっかり二人の映画だと思って見に行ったので、びっくりしてしまった。しかし外科医のキャラクターが女を捨てた男性のわりにはいい人だし、
ソ・ジソプファンも満足する露出度だったと思う。更にファン・ビンビンが作り物と思えるほど綺麗なのも、妙な笑いを誘うし。
深刻さはなくただただ楽しい映画で、映画は娯楽という気持ちになる。新しさはないけれど、まぁ楽しい映画だ。

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金曜日の仕事帰りに、新宿ピカデリーで鑑賞。ポイントカードが貯まったため、無料で見る。1800円が惜しいと思う人は、レディースディに見るのもいいかも知れない。