私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

トランスフォーマー/ロストエイジ

2014-08-10 17:38:41 | 映画鑑賞
前3作からストーリーやキャストを一新しての第4作ということらしいのだが、アクション映画は好きだが、マシーンが登場するものには興味がなく、トランスフォーマーがなんだかも知らないまま、マーク・ウォールバーグが主演という理由だけでこの映画を見る。

さすがに車がなにやらロボットに変身するらしいということは知っていたが、正義の戦士らしいオートボットが今やお払い箱になっており、敵役だったディセプティコンの残骸から人工トランスフォーマーを作り出す科学者がいるらしいこと、いかした模様のトラックになるオプティマスプライムがどうやら善のトランスフォーマーらしいということをわかるのに1時間程度かかってしまった。
ただ、心配することはない。映画は非常に長く、トランスフォーマー関係を理解するのに1時間かかっても残り1時間45分程もあるのだ。

持ち去られた危険なものを追いかけて舞台は中国へ行くのだが、合戦の舞台は香港。
手始めに九龍と香港島の間を航行するスターフェリーが壊され、セントラルを走るトラムも壊され、その他地震のない香港ならで各種高層建築物が壊され・・・・
中国本土が香港を守るというスタンスで作りたかったのかもしれないが、延々と続くかと思われた香港合戦を見た後に思うのは、北京だったら万里の長城と天安門広場位しかフォトジェニックな場所がなく、あんなに長々と合戦の絵が作れなかっただろうということ。
そもそも天安門広場でトランスフォーマー達が合戦するというストーリーは中国的にはありえない事なんだろうが、それでも恐竜型のトランスフォーマーも入り乱れて戦う中、生身のマーク・ウォールバーグがジャッキー・チェンのように高層マンションの室外機を使ってアクションでもしなければ、いくらなんで合戦部分が間延びしてしまう。
お金は出せても、アクション映画の舞台になるのはちょっと無理じゃないだろうかと思う。。。。。
物語の前半、テキサスにあるマーク・ウォールバーグ演じる発明家の家の玄関ではためく星条旗が何度もアップになるのが気になったが、これは後半物語の舞台が中国に移ってしまうことへのうしろめたさかと思ってしまった。
(もちろんそんな訳はないに決まっているのだが、そんな風に言ってみたくもなる。)
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娘を守るケイド発明家の部分の話は単純な話だったが、この部分がなかったらトランスフォーマーを見ることもなかっただろう。オプティマスプライム、バンブルビーなどのトランスフォーマー各種が思ったよりも人間を連想させる形状とキャラクター設定だったので驚くが、メカ好きではないため、残念ながら次はないかなと思う。



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