私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

抗日映画のヒット・・・・・

2014-08-19 21:37:34 | 韓国ドラマ・映画
日本水軍との戦い描く映画、韓国で2大記録を樹立と紹介されているイ・スンシンが主人公の映画@鳴梁。

韓流という言葉がまだなかった頃、日本でもヒットした映画シュリに出演していたチェ・ミンシクが韓国の英雄イ・スンシンを演じている映画だ。

韓国ドラマは見ても歴史ドラマは見ないのだが、ソウルの中心光化門広場でライトアップされているイ・スンシン像を見れば、韓国人がどれだけイ・スンシンを英雄視しているかは分かる。

公開21日で1500万人が見たとかで、韓国の芸能ニュースでも階段を駆け上るように、毎週興行記録を更新した様子が紹介され、その勢いはとどまるところなしと、かなり調子よく紹介されている。
ただ、この記事の書き込みを見てみるとその反応は様々。もちろん「最高!何度でも見たい!」というのもたくさんあるし、「もういいよ!」とこの映画云々というより、もうこの話題は飽きたから次の話題にしようよというニュアンスの書き込みもある。

こんな書き込みもあった。

「正直、イ・スンシン将軍を取り上げた映画じゃなかったら、映画の全体的な水準から見たら、この半分の興行も難しかったと思う」
この書き込みには7人のいいねがあり、ダメという意思表示は一つもなかった。
他にもちらほら同意見の書き込みがあった。イ・スンシン将軍の映画はいいが、マーケティングの手法が・・・と抗日を匂わせるマーケティングに?を出している人もいた。

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映画を見ていないので、なんとも言えないが、イ・スンシン将軍は本当に英雄視され、非常に人気のキャラクター(歴史上の人物をキャラクターというのは失礼かもしれないが、その愛され具合を見るとそんな風に言いたくなる)だ。マーケティングの手法がなくとも、イ・スンシン将軍は人気があるし、主演も敵対する日本人役も韓国では名優と呼ばれている俳優が演じているのだから、ヒットは約束された映画だったろう。

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イ・スンシンと戦う日本人の武将は来島通総。村上水軍の一族なのだそうだ。
(私は正直、このことを今回初めて知った。)
イ・スンシンよりこちらが気になる。
村上海賊の娘を読んでみようかと思う。

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抗日ととらえられる映画は今に始まったことではない。
私が以前みたこの映画も抗日映画と日本で紹介されていたはず。
私が韓国で見た時も、クライマックスシーンで拍手している中年の人が結構たくさんいた。


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