アルバイト先のデパートで子供のおもちゃを買いに来た女性を接客するテレーズ。
女性客が忘れた手袋を届けたことからその女性客キャロルと親しくなっていくテレーズ。
テレーズはどこか幸薄いキャロルの誘いにのり、彼女の家に行き、そして自分が撮りためている写真の彼女に見せる約束をする。
何の共通点もないような二人が言葉を交わし、お互いの境遇を知る。デパートでのほんの小さな出会いから二人はあっという間に親しくなっていく。
誰かと親しくなるのに、理由はいらないし、言葉もいらない・・・・・何か感じ合うものだけがあればいいということらしい。
ケイト・ブランシェットが演じる人妻は非常に綺麗なのだが、どこか凛とした寂しさを感じさせる風貌。
彼女に惹かれていくルーニー・マーラ演じるテレーズはどこまでも初々しい。
どこかハンサムウーマンに思えるキャロルより、なにも知らずただ自分の感情に驚きつつ、キャロルについていき、そして自分の足で歩きだそうとするテレーズの姿の方が印象的だった。
私はキャロルというタイトルより、テレーズというタイトルでもよかったように思う。
*******
キャロルが優雅に着こなす毛皮のコートや、モスグリーンのアンサンブル。そしてテレーズが被る毛糸の帽子。
50年代のNYの雰囲気にも酔える映画だ。
*****
追記
今、テレビを見ていたら、流行キーワードでジェンダーレス男子という言葉が紹介されていた。
そういう意味でいったら、この映画は「ジェンダーレス恋愛なんだろうか?」とも思うが、そういってしまうと一気に軽い感じになってしまう・・・・
映画『キャロル』予告編
女性客が忘れた手袋を届けたことからその女性客キャロルと親しくなっていくテレーズ。
テレーズはどこか幸薄いキャロルの誘いにのり、彼女の家に行き、そして自分が撮りためている写真の彼女に見せる約束をする。
何の共通点もないような二人が言葉を交わし、お互いの境遇を知る。デパートでのほんの小さな出会いから二人はあっという間に親しくなっていく。
誰かと親しくなるのに、理由はいらないし、言葉もいらない・・・・・何か感じ合うものだけがあればいいということらしい。
ケイト・ブランシェットが演じる人妻は非常に綺麗なのだが、どこか凛とした寂しさを感じさせる風貌。
彼女に惹かれていくルーニー・マーラ演じるテレーズはどこまでも初々しい。
どこかハンサムウーマンに思えるキャロルより、なにも知らずただ自分の感情に驚きつつ、キャロルについていき、そして自分の足で歩きだそうとするテレーズの姿の方が印象的だった。
私はキャロルというタイトルより、テレーズというタイトルでもよかったように思う。
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キャロルが優雅に着こなす毛皮のコートや、モスグリーンのアンサンブル。そしてテレーズが被る毛糸の帽子。
50年代のNYの雰囲気にも酔える映画だ。
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追記
今、テレビを見ていたら、流行キーワードでジェンダーレス男子という言葉が紹介されていた。
そういう意味でいったら、この映画は「ジェンダーレス恋愛なんだろうか?」とも思うが、そういってしまうと一気に軽い感じになってしまう・・・・
映画『キャロル』予告編
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