私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ブラック 第15話

2017-12-03 18:18:59 | ブラック 韓国ドラマ
ブラックの捨て身の動画を見て、自分が好きなのは今自分の横に居てくれるムガンであることを確認するハラム。
死神であることを忘れ、自分もハラムが好きな事を確信するブラック。「恋人が出来たら一番最初にしたい事は一緒に遊園地へ行くこと」というハラムの希望をかなえるブラックだが、いい事ばかりではない。狂犬という別名を持つムガンのパートナーが飲み会の帰りに飲酒運転で事故を起こし亡くなったことが分かるのだ。
ムガンのパートナーはウサギのマスコット人形を見かけて店を飛び出していったのだ。飲酒運転のはずがない・・・・

オ・マンスが差し出した各種の証拠により、彼の兄も拘束されて、亡くなったお・マンスの父と兄が事件の黒幕かと思われたのだが、兄の言葉を聞く限り、彼も父に指示され、自分も知らずに隠ぺい工作に加担していたらしい。さらに「いくら母の違う弟だからといって、血を分けた兄弟を殺そうとするはずがない。」という兄の様子から、別に黒幕がいるらしいことが分かるが・・・・

事件もそうだが、ブラックが今後どうするかという問題もある。
この問題は、案外身近な所から、大きな展開が見えてくる。
ブラックの首筋に現れた死神であることを示す光を見て、ハラムの母は「娘から離れろ!」とブラックに食って掛かってくるのだ。
幸せに暮らしていたハラム達家族だが、ある日偶然夫の首筋に死神の印を見てしまい、恐ろしくなった彼女はハラムを夫の元に残し、一人家を出てしまったのだ。

ハラムの両親は結婚式の日に交通事故に遭い、その際にハラムの父親だけ亡くなるはずだったのだが、その場に居合わせた死神がハラムの父親に乗り移り、そのまま幸せに暮らそうとしたのだという。
ハラムが亡くなるであろう人が分かるのは、彼女が人間と死神の両方の能力をもっていたからだったのだ。
(死神が見えないのは、おそらく人間の血が半分流れているせいだろうという、割と調子のいい説明がなされている・・・・)

死神であるにも関わらず、ハラムへの愛情に苦しむブラックだが、同じような死神は彼だけではなかったのだ。

ここでブラックが立ち去るかと思いきや、中指の無い男が自分の事を見張り、盗聴までしていたことを知ったブラックは、黒幕が確かに別にいると確信。
事件を解決してから彼女の元を立ち去ることを決意するのだ。

ここからは展開が早い。
死神チームの助けも借りて、亡くなった顔に傷のある男が手をかけた人間とそうでない人間を仕分けし、蝶の模様の入った第三の時計を持つものが本当の黒幕だと割り出す。

更に亡くなったムガンのパートナーが手に入れようとしていた20年前の証拠品、そしてムガンの兄が残したギターのピックからスワンの指紋を見つけ出し、彼女から20年前の事の顛末を聞き出すのだ。
放送局(いや新聞社なのか?)から無くなったというテープを録画し、スワンから自分たちを弄んでいる店の話を聞き出した記者は、なんと自分もスワンに対してセクハラを仕掛け、彼女を脅していたのだ。

しかし、自分がスワンを弄ぶ際にもテープを回してしまい、自分で自分の首を絞めるような証拠を作ってしまった男。
20年の時が経ち、国会議員になった彼にとって当時のテープは致命傷だ。そのテープの為にあれだけの人間を手にかけたとは・・・

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兎に角このドラマ、ちょっとした一言や、ちょっとした小道具が全部何かに繋がるようになっており、脚本を書く際、その交通整理は大変だっただろう。
しかし死神と人間のロマンスは、ブレードランナーにちょっとインスパイアされたのではないかと思ってしまう。
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ストーリーとは直接関係ないが、ハラムとジュニの思い出の歌の歌声。「もしや?」とは思っていたのだが、スンホン本人の歌声であることを確認・・・
これも変形型の伏線の一つか・・・


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