先日まで私も見ていたイカゲームが2021年流行語大賞にノミネートされているとの事。
2021年新語・流行大賞のノミネート語が発表 「ウマ娘」「うっせぇわ」「親ガチャ」など
『ドラマのタイトルが流行語になるのか』ということになんとなく疑問を感じるが、イ・ジョンジェが主演のドラマがこんな風に話題になるのは、とりあえずファンとしては嬉しい。
話題のドラマだから・・・と言ってNetflixを見た人が、主演の彼をどんな風に認識しているのかはちょっと分からないが、少しでも興味を持った人がいたら、年末に公開予定の『ただ悪より救いたまえ』を見て貰いたいなと思う。
いわゆる韓国ノワール映画は、とにかく重い。肉体を痛めつけるシーンに手加減はない。やられたらやり返すそのシーンには一つの手加減もない。相手の息の根を止めてもまだなお銃弾が飛び交い、ナイフが振り回される。とにかくしつこいのだ。その重さとしつこさが韓国ノワール映画の特徴だ。この映画の監督は、『チェイサー』や『哀しき獣』などで脚本を担当したとの事。きっと韓国ノワール映画の楽しさが詰め込まれた映画だろうと思う。私も見るのが楽しみだ。
韓国映画『ただ悪より救いたまえ』日本版90秒予告
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流行語大賞・・・・・
この賞の主旨とはずれてしまうかもしれないが、私は流行語は会話の中で何回も使う事があった言葉が流行語に相応しいのではないかと思っている。
日常の会話の中で使ってこその言葉だ。普段使わない言葉が流行語として認定されているのを見ると「流行語じゃなくてただの流行だよな・・・」と思ってしまう自分がいる。
イカゲームというドラマのタイトルが流行語大賞にノミネートされているのを見ると、「いやいやNetflixのドラマを流行っていると認識することが流行っている」ということなんじゃないかなと思ってしまう。半沢直樹だって流行っていたが流行語で認定されたのはタイトルでなく台詞の「倍返し」だった。やや笑いながら「倍返しだ!」って私も何度か使ってみた。会話で使ってこその流行語だと思う・・・