オ・ヘジンとして麻薬捜査班で勤務し、父の敵を探すジウ。麻薬捜査班は現行犯逮捕が基本らしい。港に停泊させた船で麻薬精製をしているムジンをターゲットに大きな捜査が行われる。病院船ならぬ麻薬船か・・・捜査に入る前に携帯を回収されムジンに連絡を取る事が出来ないヘジンは、ムジンから渡された父親を撃ったという警察の銃を撃ち捜査を混乱させムジンを逃がすも、当然部内に漂うのは「裏切者は誰か?」という雰囲気だ。自分の銃の弾丸は全部そろっていても、ムジンが警察から取り戻したという銃が調べられれば足がつくのは時間の問題だ。。。それでも捨て身で組織を守ろうとするヘジン。
表向きはホテルを経営するムジンの行動が読まれたのは、ホテルに隠しカメラがセットされムジンの行動が筒抜けだったからだ。ヘジンが組織にそれを連絡すれば、警察内にスパイがいる事があっという間にばれてしまう。しかしそれを見越してホテルのカメラを破壊するムジン達組織。どうやってお互いの裏をかくのか、騙すのか・・・組織VS警察の騙しあいが続く。
国内のヒロポン市場の9割を牛耳るムジンだが、組織から破門されたガンジェは、ムジンの後釜を狙って錠剤タイプの薬でのし上がろうと、ヘジンがトレーニングをしたあの体育館に乗り込みムジン達に宣戦布告だ。組織の新陳代謝はこんな風に下からの突き上げで幕を開け、対警察だけでなく組織対組織の戦いも続く。
ムジンへ警察内の情報をあげようとするヘジンは、フルフェイスマスクのヘルメット姿でオートバイにまたがって動くものの、麻薬捜査班のメンバーの目も節穴ではない。チーム長のギホは「ヘジンが来てから情報が筒抜けだ」と、あっという間に状況を把握。組織側にもヘジンに対しても追及の目を向け、更には組織間でも覇権争いが勃発していることも注目しガンジェも逮捕しようと動きだすのだ。
ムジンを信じて警察に入り込んだヘジンだが、「父を殺害した銃」と彼から渡された銃が、以前の捜査の際に組織に殺された麻薬捜査班のメンバーの銃だった事が分かる。ヘジンを復讐に駆り立てるように仕向けたのはムジンだと思わざるを得ない状況だ。
自分以外は誰も信じられないような状況が続く・・・
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「怪物になってもいい。お前は私が殺す」ポスターのコメントが怖い・・・