私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

多分 貴重な体験 ②

2008-07-31 22:51:21 | なんということはない日常
もぎ裁判のコースは色々あるようだったが、私は3日間コースに参加。

一日目→冒頭陳述、証拠調べ、証人尋問
二日目の午前→証拠書類の取調べ、論告(検察側の話)、弁論(弁護側の話)
二日目の午後及び三日目→評議、判決宣告

スケジュールを簡単に説明され、宣誓をした後(これは宣誓文に署名後、全員で読み上げた)もうあっという間に法廷の中に入り、審理が始まった。

審理はよくテレビなどで見る場面そのままで、裁判官が並んでいるのと同じ壇上にさいばんいん6人も座りさくさくと審理は進んでいった。

素人の6人がさいばんいんということで、検察側、弁護側ともに分かり易い資料(各1枚ずつ)とパワーポイントを準備されていた。
検察側の資料はA3サイズのフルカラーで、争いの部分はどこにあるのかをひと目で分かるようにしてあるもので、「作成に○日間かかりました!推敲は複数回!」というのが資料からもはっきり分かる力作。
それに比べて、弁護側の資料あまりにシンプル、非常にシンプルなA4の白黒のものが一枚だった。

「パワーポイントにもなれずに、準備の時間もなかった」という弁護側の説明を審理後に聞いたが、色がついているとか、パワーポイントの取扱に慣れていたとか、そんなテクニック的なものでなく、伝える力、(伝えようとする力)が検察側の方からは感じられるというのが、さいばんいん6人全員の一致した意見だった。

ようするにプレゼンの力が検察側の方がかなり上手に思えたのだ。
途中、被告人がやや途方にくれている場面があり、「もっとなにか言ってあげないのだろうか?」とさいばんいんの私達はちょっと被告に同情してしまった。

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