私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

涙の女王 第9,10話

2024-04-12 20:52:09 | 涙の女王 韓国ドラマ

ヒョヌに連れられてペク(白)一族がスーパーを営む龍頭里にやって来たホン(紅)一族だが、妻が自分を見捨てて去ってしまった事で傷心のへインの弟を先頭に、財閥2世のへインの父も床に布団を敷いて寝る事にショックを受けているのだ。ショックの受け方がなんとも間が抜けている感じだが、ショックを受けている事に変わりはない。そんな中、龍頭里の暮らしに一番順応しているのは、裏切ったウンソン親子に対する怒りが大きいへイン。(医師の「怒りが生きる力になる」というのは本当だった)

ウンソンはホン一族の持っているものをすべて奪うつもりだが、それと併せてへインの気持ちも自分に向けさせるつもりなのだ。(この相反する事を同時にやろうとする図々しさ。手に入れる事でしか愛情を表現出来ない寂しさは、母に捨てられた事から来るんだろうか・・・)とにかくウンソンは全てを手に入れるべく、事をすべて終わらせるように全力投球だ。

ヒョヌにもへインにも龍頭里でスローライフを楽しんでいる暇はない。とにかく残された時間は少ないのだ。土地の詐欺の証拠を掴み、狩りの現場の防犯ビデオも入手と、出来る弁護士らしく仕事を進めるヒョヌだが、ウンソンの自分勝手な欲望から来る猪突猛進さはそれを上回るものあり。「自分とはゴールが違う」と母親も切り捨て、へインの診察券から彼女の病状を知ると、自分が保護者として彼女を助けるとへインの気持ちも考えずに彼女に迫る。

龍頭里でカルチャーショックを受ける両親や弟と違い、ヒョヌと過ごす彼の実家での生活を楽しむも、ヒョヌに被害が及んでいる事を知ると、自分で事件の幕引きをすべくウンソンが準備した記者会見に臨み事の収束を図ろうとするへイン。

静かな収束を図るのでなく、余命幾ばくも無い事を自ら告白し、嵐を起こしてヒョヌを守ろうとするのだ。なんと肝の据わった問題解決方法なのか。

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離婚を繰り返している百戦錬磨の伯母ボムジャは、何度も痛い目に遭っているにも関わらず、恋愛体質は変わらない様子。厳しい状況の中でも龍頭里で出会った顔はレスリーチャンで声はソン・シギョンの村人に興味津々なのだ。色々な意味で魅力的なキャラクターだ。



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