私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

T-34 レジェンド・オブ・ウォー

2019-11-09 18:56:01 | 映画鑑賞

第二次世界大戦中、少ない兵力でナチスに立ち向かうロシア軍の戦車部隊。一台の戦車でありながらも、戦車の特性を生かした戦い方で最後まで粘る。粘る。粘る・・・粘りに限界はあり、捕虜になるも、口を割らず、その後も何度も脱獄を試みる将校。

自分たちの戦車部隊の戦力不足を痛感するドイツ軍は、手に入れた最新式のロシア軍の戦車を使い、元戦車部隊の捕虜たちに戦術を見せることを強要。
訓練後は虐殺される事が約束されていることが分かっていても、捕虜の彼らに選択肢はない。
そんな中で、車の中に残っていた実弾を隠し持ち、収容所から脱出を図るロシア軍の将校とその部下たち。

前進する際の力強さと、横からの攻撃に弱い戦車の特性を生かした戦い方が凄い。
更に砲弾を撃った際のタイムラグ、砲弾の方向転換の際のタイムラグ、重い戦車ならではの戦い方の数々に驚くとともに、戦術の重要さを実感する場面の数々。人員と武器の数で圧倒的優位なはずのナチスの軍勢の裏をかき、逃亡を続けるのだ。

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戦車に詳しくない私でも、その戦車の戦術の豊かさにびっくりし、虜になってしまった。チラシの「ダイナミック・戦車アクション エンターテインメント!」という謳い文句に間違いなしだった。

映画には直接関係ないかもしれないが、この映画のチラシ・・・紙の質が半端なくしっかりしている。通常見かける映画のチラシの倍の厚さはあるかと思う位だ。コストを考えたら紙は薄くした方がいいと思うのだが、敢えてそうしなかったのは、何か宣伝上の戦略だったのか?

映画を見終わった後「パンフレットが再入荷しております!」と映画館スタッフによる声掛けがあったのも珍しいなと思った。少なくとも私はこんな声掛けを初めて聞いた。公式サイトが充実している関係でパンフレットを購入する人は少なくなっていると思うのだが、こんな声がけあるということは、観た人の満足度が高く、パンフレットを手にとる人が多いという現れなんだろうか・・・

公開されてから割と早めに見に行ったので、War Thunderコラボアイテムコードが書かれたカードも貰う。しかしこのカード、戦車初心者の私には、よく分からないもの・・・誰かに上げたかったのだが、見ず知らずの人に差し出して怪しまれるのも困る。結局どうしていいか分からず、今は文庫本の栞として使用中。

 映画『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』予告編

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追記 2022/5/15

映画を見た時には、第二次世界大戦の独ソ戦が終結を祝して、戦勝記念パレードが行われているとは全く知らなかった。

T-34をキーワードに検索してみると、終結して75年の節目を迎える2020年には、当時の主力戦車T-34などを多数動態復元したものがパレードの目玉となる予定だったことがわかる。(ただし、新型コロナ感染拡大の為、5月9日当日のパレードは延期されたらしい)

先日の行われたパレードにもT-34は登場していたようだった。

 



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