麹町郵便局のそばに100円で飲み物が購入できる自動販売機があるのだが、寒いこの時期には甘酒やお汁粉等のラインナップも充実しており、どこかこだわりのある品揃えだ。
そんな自動販売機で先日から500円で焼き芋が購入できるようになった。
「遠出しなくとも身近に珍しいものがあるものだ」と思い、売り切れボタンが点滅しておらず、お財布の中に500円玉もあり、更に小腹が空いていたので、ボタンを押して一つ購入する。
プラスティックのボトルはほんのりと温かい感じになっており、温めずとも冷やさずともそのままでも食べられるようになっているようだ。
透明のプラスティックボトルの中に密閉されたビニール袋が入っているのが見える。
屋台で売りに来る焼き芋を購入する際は、新聞紙で包んでもらうのが定番だった。それを模した物なのだろう。ビニール袋には、美味しい熟成焼き芋の製造方法や焼き芋に対するこだわりが、クラシックな新聞記事風に印刷されている。
袋の中には蜜がたっぷりとした小ぶりのお芋が3つ程入っている。(思ったよりも多めだった)更に溢れる蜜が半端ない。私は最近流行りの熟成焼き芋を食べた事がなく、焼き芋と言ったらホクホクというイメージしかなかったので、その蜜に多さに驚くばかりだ。熟成焼き芋をスイーツと呼ぶ人がいるのにも納得する。
一つは購入後すぐに常温で食べ、残りは自宅に持って帰り、温めた後でヨーグルトと一緒に食べてみた。ネット検索すると「冷たいアイスクリームと一緒に食べるのが美味!」というような記事が沢山ヒットするが、プレーンヨーグルトでも大変美味しく食べられる。
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常温で360日間保存が可能との事。災害時用の保存食にしてもいいかなと思う。