コロナ禍になってから、地方自治体から「自然溢れる我が街でワーケーションを」「海山と自然に囲まれた〇〇町にサテライトオフィスを開設しませんか?」というパンフレットが送られて来るようになった。これがピンポイントで送られて来るのではなく、いわゆるDMというダイレクトメールスタイルで送られてくる。中には市区町村の長の署名の入った書面とともに、風光明媚な景色を使ったパンフレットも入っている。数年前にはなかったことだ。ただ、私の勤務先はそのような予定がないため、郵便を整理する担当の私が中をじっくり見るだけなのだ。大変申し訳ない。
そういうパンフレットは、特徴を出そうと苦労している気持ちは伝わって来るのだがやっぱり一定のパターンがある。今はどんなパンフレットが来ても驚かなくなっていたのだが、今日見たパンフレットは久しぶりにインパクトがあった。
世界遺産の高野山を前面に押し出した「高野山TELEWORK」PRパンフレット・・・
世界遺産の高野山で、ワーク、バケーションに加えてメディテイションとネイチャーという高野山ならではの特徴を全面に押し出したパンフレットは他の地区とは一線を画したパワーがある。宿坊や森林が生み出す静寂による精神の浄化を基本コンセプトに・・・などという言葉を読んで、出不精の私がパンフレットを見ただけで、一気に高野山の非日常を体験したくなってしまった。
サテライトオフィスだけでなく、短期のワーケーションに力を入れているのも高野山らしい。
仕事とは関係なしに、心の浄化を求めてコロナが収束したら高野山に行ってみたいと思う。