私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

G線上のアリア

2012-09-09 19:28:27 | なんということはない日常
今日はある催しで、フランス人のファゴット奏者の方の演奏を聴く機会があった。
「ファゴットってどんな楽器ですか?」という位何も知らなかったのだが、間奏がかなり大胆にアレンジしてある荒城の月や、何年ぶりかで聴いた小さい秋見つけたなどをファゴットの演奏で聴くという結構珍しい経験だったと思う。

ファゴットは非常に優しい音色で、敵を作らないとでも言ったらいいんだろうか。
喧嘩をしている場所にあの優しい音色が流れてきたらほとんどの人が戦意喪失するだろうという優しい音色だった。




アラン使道伝 第6話

2012-09-08 18:57:22 | 韓国ドラマ あ行
母のかんざしが残されていたことが気にかかるウノは、アランにもう一度あの場所に戻り何があったかを思い出すように頼むのだが「たとえ死なないことが分かっていても(もう一度生き返ると分かっていても)死ぬ時はどんなに怖いか知らないでしょ!!!私も謎を解きたいけれど、あの場所に行くかどうかは自分で決める。誰かに指示されていくなんてまっぴら!」と非常に堂々とウノの申し出を断るのだ。

ウノはどうしても自分で解決しなければならないと、あの場所に行って、無数の髑髏を見つけるのだが、なぜか妖気(幽霊の存在?)は感じない様子。(妖気を感じないことをやや訝しがっているようだが。。。。)逆にウノの母は危険を察知し、ジュワルをあの場所に向かわせるのだ。
ウノがあの場所を捜索していることを知り、驚きを隠せないジュワル。

ウノの指示には従わないものの、自分であの場所に再び戻ることを決めたアラン。
あの場所に横たわり自分が一番最初に殺された時のことを思い出すのだ。
女の後姿と頭にさしてあったかんざしを自分が取ったことを思い出すアラン。
思い出したことを堂々と報告するアランだが、「ほかには?ほかに思い出したことはないのか?」とより多くを求めるウノに嫌気がさした様子。
「だから何度も女の後姿しか見ていないって言っているでしょ?何度言えば分かるのよ。」
アラン。。。幽霊だが、竹を割ったようなはっきりした性格だ。見ていて清々しい。

アランの記憶とあの場所に残されたものから、うっすらと母を疑いだすウノ。
しかし、私にはあの母の言葉が難しく、何を言っているかさっぱり分からないので、非常にもどかしい。
おどろおどろしいことだけは分かるのだが・・・・

****
殺したはずのアランが死んでいないことにおののくジュワル。
ウノの母に怯え、彼女の言いなりになるしかないジュワル。。。。
怯えているのを隠さねばならぬジュワルにやや同情する。


デンジャラス・ラン

2012-09-07 21:35:21 | 映画鑑賞
ケープタウンで隠れ家の管理を任されている新米のCIA局員の元に、投降した凶悪犯が連れてこられた。
デンゼル・ワシントン演じる凶悪犯は元CIA局員。「何故投降したのか、何を握っているのか?」分からないまま始まった尋問の途中で隠れ家は襲撃されるのだ。
「俺を守るのがお前の任務だろう?このままじゃお前も最後には殺されるぞ?俺を連れて逃げた方がいいんじゃないのか?」一瞬にして相手の弱みを握り、その部分を巧みについてくる話術。相手を不安にさせ、さりげなく切り出した自分の話をすっと相手に信じさせる。

新米CIA局員があっという間に凶悪犯である元CIA局員と二人で逃げることになる。
CIA本部からの協力はなかなか得られない。さらに隠れ家が襲撃されたということは、内部に裏切り者がいる可能性があるということだ。
新米局員の心を不安にさせるちょっとした一言。
きっかけを作りはするものの、最後の決断は本人にさせるようにする巧みな誘導。

カーチェイスもすごい。新米CIA局員が思いのほか戦えるのもなかなか頼もしい。しかし物語に新しい感じはない。
画面のどこかにうっすら感じる『ボーン』 シリーズ の香り。
ただオレンジ色が印象的な画面からはケープタウンの乾燥した空気が伝わってくるし、緊張感もそれなりに伝わってくる。

しかし一番すごいのは、凶悪犯でありながら、見ている者に共感を感じる話し方をするデンゼル・ワシントンの演技。
凶悪犯が自分に有利に相手を動かすために話す言葉の数々だと分かっていても、その内容にどこか真実味を感じ、さらに新米CIA局員に教え諭すような態度に自分でも知らないうちに共感を覚えるようになってしまうのだ。
こうなったら悪のカリスマである元CIA局員の思う壺だ。
新米CIA局員を演じるライアン・レイノルズは、元CIA局員とやりあうには余りにも軽い印象が気になるが、それさえも逆にリアルに感じてしまうのも、デンゼル・ワシントンの存在があるからだ。

デンジャラス・ランというタイトルも新鮮味に欠ける。
オリジナルのタイトルは、Safe House 。

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今日のスンホン ネイバー記事検索より・・・

2012-09-05 21:19:41 | ソン・スンホン(宋承憲)
上半期の韓国ドラマで白衣を来た医師役を演じた俳優が12名。どんな役柄が最強キャラクターかという記事。

医学の世界がドラマティックなのは国境を問わないらしく、韓国ドラマでも医師は人気の役柄のようだが、ドラマが沢山あれば、さらに差別化が必要ということで、際立ったキャラクターが多い様子。
「夫婦喧嘩誘発賞」だの「唯我独尊賞」だのいろいろあるが、スンホンが演じたタイムスリップDr. JINは「メンブン賞」という賞に値するとのこと。

メンブン(멘붕)はメンタル崩壊(멘탈 붕괴)を指す新造語とのこと。

現代から100年以上もタイムスリップし、「ここはどこ?私は誰?」とショックを受けたDr. JINにはぴったりの賞ということで、最近流行の新造語を使った賞が送られたらしい。
「自分があんな状況に陥ったら、歴史を正そうなんて夢にも思わないだろう!それなのになんであんなに頑張っちゃっているんだろう。。。Dr. JIN。。。多分相当ショックだったんだろうな・・・・」そんな驚きを込めた命名らしい。

****
しかし、ネットは便利だ。멘붕と検索してみると、日本語、韓国語両方のブログ記事がヒットした。どのブログも今年書かれたものばかり。今年注目を浴びている出来たての新造語らしい。
スンホンのおかげで新造語も一つ覚えられた。。。

アラン使道伝 第5話

2012-09-04 21:21:51 | 韓国ドラマ あ行
期限付きではあっても人間になったアランが、幽霊の時に持っていたかんざしを持っていないことにショックを受けるウノ。
「かんざし、かんざしってうるさいわね。あれは幽霊の時の持ち物だから、今はもうないの。」とつれないアランに思わず声を荒げてしまうウノ。
「幽霊のくせに人の心が分かるのか!!」という言葉に傷つくアラン。そしてアランの言葉に傷つくウノだが、とにかく母を探す手がかりは幽霊だった時にアランが持っていたかんざししかないのだ。

人間になったとたんに、顔にクマを作って疲れた様子のアランに「自分が母に上げたかんざしをアランが持っていたから、記憶喪失の彼女が何か思い出せば母との関係も分かるはず」と自分の秘密を打ち明けるウノ。
「私がなぜ殺されたのかを明らかにするのを手伝うから、お母さんを探すのを手伝えってこと?」というアランに「手伝うんじゃない。お互いに力を合わせるんだ。」とまぁ役人らしい物言いで彼女を説得するウノ。
アランの事故も3年前、母がいなくなったのも3年前、そしてアランが母のかんざしを持っていたのだから、二人にはなにか絶対に関係があったに違いないとにらんだウノ。とにかくアランと協力するしかウノには方法がないのだ。
ウノから甘い桃を差し出され、改めて人間になった実感を感じるアランだが、危機は突然やって来る。

自分の婚約者だったはずのジュワルに再び胸を刺され、部屋から連れ出されるアラン。
ジュワルが彼女を運んだ先に待ち構えていたのは、なんとウノの母親。
アランはジュワルからウノの母親への貢物らしく、アランが息も絶え絶えにその場を逃げ出してしまったことでジュワルはウノの母親から激しく叱責されるのだ。
どんな人間関係(いや幽霊関係?)なのか。さらに天からアランの行方を見守っている二人の神は、このことをすっかり御見通しの様子。

そして、再びアランが狙われたことを心配したウノは、なんと彼女が連れ去られたと思われる場所にあのかんざしが落ちているのを見つけてしまうのだ。。。。。

ロマンティックミステリーというより、怪奇譚という言葉を使った方がしっくりする展開だ。



胃ろうについて・・・・うちの場合

2012-09-03 21:24:32 | なんということはない日常
あなたならどうする 家族の延命治療
5月の連休が終わってしばらくすると、父はちょっと元気がなくなった。熱は7度を少し超える位。特に咳も出ず、食欲も普段と変わりなかったのだが、熱が下がった後に「誤嚥性の肺炎だった。」との診断を受ける。
食べ物の呑み込みが悪くて肺に食べ物が入ってしまうことで起こる肺炎だからとの説明を受けて、それまでの一般食が急にミキサー食となってしまった。食事の形態が変わったことと関係があったのかは分からないが、食が細くなり、目に見えて元気がなくなってきた。昼間もうとうとすることが多くなり、7月に入ると食べ物をうまく飲み込めなくなってしまった。

ゼリーのようなものもむせるようになり、水も上手く飲み込めなくなったと連絡があったのが水曜の午後。しばらく点滴で様子を見ていたのだが、その週の土曜日に病院に呼ばれ、病状の説明とともに今後の治療方針を説明された。

入院してずっと点滴治療をする方法と胃ろうを作る方法さらに何もせずにこのまま様子を見る方法の3つの方法があるが、どの治療を取るか、その場での選択を迫られることになった。
「今、決めるんですか?」と先生に確認すると「体力が落ちているので、どうするか早く決めた方がいい。胃ろうなら、今日ベットが空いていたらすぐ入院してもらい、体力が回復したら手術。入院から退院まで1ヵ月程かかります。」と分かり易く説明してくれた。

ただ、分かり易く説明してもらっても、考える時間は殆どない。
さらに、胃ろうの場合、手術をしてみないと胃ろうが作れるかどうかはっきり分からないし、身体の状態で胃ろうが出来ない人もいます。術後上手くいかない人もいるしと、もちろん後ろ向きな情報も一緒に説明を受けるので、ますます悩むことになる。しかし、今決めてくださいということだったので、まだ80歳前だし、もう少しのんびり施設で過ごさせてあげたいと胃ろうの手術を行うことにした。
胃ろうをすると、今のタイプの部屋にはいられないのだが、フロアを変えればなんとか対応できるという施設の人の言葉に後押ししてもらう形になった。

ただ、入院の日には手続きなどで半日ほど拘束される。
仕事が忙しく、とても急に明日休みます。などといえない状況だったので、「1週間入院を待ってもらえないか」とお願いしてみた。
「1週間も待てないかもしれませんよ。」とも言われたのだが、その前に「無理に胃ろうを作らずにこのままお父さんの持っていらっしゃる時間を過ごしていただくという方法もありますよ。」と説明を受けたことを思い、「もし1週間待てないなのだったら、それはその時で仕方ない」と思うことにした。
説明を受けて胃ろうの手術をすることにするまで時間にしたら20分程。
体調などと状況もあるので、なんとも言えないが、やっぱり事前にある程度考えておかないと、この短い時間で判断するのは、とても辛いものだ。

*****
父は結局胃ろうの手術をしなかった。入院を先延ばしにしているうちに、体調が少しずつ回復し、ミキサー食の食事を食べられるようになったのだ。
入院を見越しての事なのか、それまで服用していた大量の薬も一緒に止めてしまったのだが、薬の副作用がなくなったせいなのか、逆にそれまでより体調がいいと思える位元気になってきた。
ミキサー食だし、元気と言ってもレベルの度合いはあるが。。。

ただ、このままの体調が続くとは思わないし、この先誤嚥性肺炎の可能性が消えるわけではない。肺炎を何度か繰り返したりして、少しずつ体力が落ちていくのかもしれない。ただ、今回の事でいろいろこの先のことを考えるきっかけにはなった。
父の場合、胃ろうを作るために1ヵ月も入院することは、かなり体力的にもきつい状況だ。次は違う判断をすることになるかもしれないと思う。

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胃ろう造設者の受入「上限あり」施設が7割-特養ホームを良くする市民の会が調査(医療介護CBニュース) - goo ニュース

今日のスンホン ネイバー記事検索より・・・

2012-09-02 18:44:25 | ソン・スンホン(宋承憲)
昨日の土曜日の芸能情報番組にハ・ジウォンとモデルのチャン・ユンジュと出演したことに関連した記事
記事の量は、「スンホンはハ・ジウォンを共演したい相手に選んだのに、ハ・ジウォンはハ・ジョンウを共演したい俳優に選んだ!」という内容の記事が多いようだが、これは新人の頃に共演したチャン・ユンジュとの記事。
「(スンホンは)今も感じがいいし、15年前もよかった」という内容。

短い記事はチャン・ユンジュの理想も紹介しており「心も体も健康な人で、暖かくて沢山抱きしめられる人がいい」と別にスンホンとは関係ないコメント。
勿論ハ・ジウォンとスンホンが共演したらうれしいが(しかしハ・ジウォンがハ・ジョンウと共演したいという気持ちはよくわかる。それを無理にスンホンととは、ファンでもなかなか言えない・・・)カップルとして話が合うのはチャン・ユンジュではないかと勝手に思ったので、こちらの記事を選んでみた。
チャン・ユンジュはバラエティでも見たことがあるが、綺麗系モデルというより個性派モデルで結構さばけた物言いだった。
番組は未見なのだが、ちょっと二人が並んで動いている姿も見たいなと思った。。。。

映画 ひみつのアッコちゃん

2012-09-01 19:36:52 | 映画鑑賞
1日は映画の日。「一人1000円で映画をご覧になれます。」という日だ。
そんな日に気軽に見られると選択したのが実写版「ひみつのアッコちゃん」

お父さんからもらった鏡を割ってしまったアッコちゃんは、鏡のおはかを作る位鏡を愛していたので、なんと鏡の精から魔法のコンパクトを貰うのだ。
テクマクマヤコンで自分の好きな姿に変身し、ラミパスラミパルルルルルルで元の姿に戻ることが出来るコンパクト。
子どもらしく変身を楽しんでいたアッコちゃんだが、遊園地で偶然であった化粧品会社のサラリーマンの仕事を手伝うことになり、天真爛漫な大人として素敵な冬休みを過ごすことになるアッコちゃん。

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「他人の話はちゃんと聞かなければいけないと思います。」「ずるをしてはいけないと思います。」等々・・・・小学校の学級会を思い出させるストーリーのキーワード。子どもっぽい展開も小学生のアッコちゃんが主役なのだから当然。
子どものアッコちゃんに多くを望んではいけない。そんなリラックスした気持ちで見るのがこの映画の正しい見方だろう。映画の日だし、そう思って見れば、かなり楽しい時間を過ごせる。
特に岡田君演じるサラリーマンが尊敬する前社長に変身したアッコちゃんの姿は必見。
個人的には、大杉漣演じる前社長のアッコちゃん演技を見られただけでも、この映画を見てよかったと思う。劇場でもあのシーンの笑い声が一番大きかったし。

子どもらしいコメディチックな展開でもちろんいいのだが、クライマックスの株主総会からラストの展開は、あんまりにもチープな展開だし、かなり雑な印象でいただけない感じだ。それがなかったら、もっと暢気に楽しく見られたのにと思う。

若干不思議だったのが、時代設定。わざとなのかとも思うが、ポップでありながら、かなり色濃く残る昭和の香り。東京タワーが見えるおしゃれなオフィスなのに、劇中、携帯電話が使われているのにも、違和感を感じる程の昭和の香りは何とも不思議な感じだった。まぁ、もともとの設定に無理があるのだから、それでもいいのか。。。。。

アッコちゃんを演じる綾瀬はるかは、最初から最後までかわいらしい。

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クライマックスの株主総会は、近隣の公共施設で撮影が行われていたらしい。
エキストラで参加した方のブログ
理髪業を営んでいる方のブログなのだが、テクマクマヤコンコンパクトで遊んでいる頃、このお店で毎回おかっぱにしてもらっていたのだ。なんだか懐かしく不思議な気分になる。



映画 ひみつのアッコちゃん (小学館文庫)
クリエーター情報なし
小学館