私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

映画 ひみつのアッコちゃん

2012-09-01 19:36:52 | 映画鑑賞
1日は映画の日。「一人1000円で映画をご覧になれます。」という日だ。
そんな日に気軽に見られると選択したのが実写版「ひみつのアッコちゃん」

お父さんからもらった鏡を割ってしまったアッコちゃんは、鏡のおはかを作る位鏡を愛していたので、なんと鏡の精から魔法のコンパクトを貰うのだ。
テクマクマヤコンで自分の好きな姿に変身し、ラミパスラミパルルルルルルで元の姿に戻ることが出来るコンパクト。
子どもらしく変身を楽しんでいたアッコちゃんだが、遊園地で偶然であった化粧品会社のサラリーマンの仕事を手伝うことになり、天真爛漫な大人として素敵な冬休みを過ごすことになるアッコちゃん。

*****
「他人の話はちゃんと聞かなければいけないと思います。」「ずるをしてはいけないと思います。」等々・・・・小学校の学級会を思い出させるストーリーのキーワード。子どもっぽい展開も小学生のアッコちゃんが主役なのだから当然。
子どものアッコちゃんに多くを望んではいけない。そんなリラックスした気持ちで見るのがこの映画の正しい見方だろう。映画の日だし、そう思って見れば、かなり楽しい時間を過ごせる。
特に岡田君演じるサラリーマンが尊敬する前社長に変身したアッコちゃんの姿は必見。
個人的には、大杉漣演じる前社長のアッコちゃん演技を見られただけでも、この映画を見てよかったと思う。劇場でもあのシーンの笑い声が一番大きかったし。

子どもらしいコメディチックな展開でもちろんいいのだが、クライマックスの株主総会からラストの展開は、あんまりにもチープな展開だし、かなり雑な印象でいただけない感じだ。それがなかったら、もっと暢気に楽しく見られたのにと思う。

若干不思議だったのが、時代設定。わざとなのかとも思うが、ポップでありながら、かなり色濃く残る昭和の香り。東京タワーが見えるおしゃれなオフィスなのに、劇中、携帯電話が使われているのにも、違和感を感じる程の昭和の香りは何とも不思議な感じだった。まぁ、もともとの設定に無理があるのだから、それでもいいのか。。。。。

アッコちゃんを演じる綾瀬はるかは、最初から最後までかわいらしい。

******
クライマックスの株主総会は、近隣の公共施設で撮影が行われていたらしい。
エキストラで参加した方のブログ
理髪業を営んでいる方のブログなのだが、テクマクマヤコンコンパクトで遊んでいる頃、このお店で毎回おかっぱにしてもらっていたのだ。なんだか懐かしく不思議な気分になる。



映画 ひみつのアッコちゃん (小学館文庫)
クリエーター情報なし
小学館