私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

今日のスンホン You Tubeより

2013-06-19 21:37:06 | ソン・スンホン(宋承憲)
ドラマ終了後のインタビュー映像・・・・

先日書いたものの続き・・・






以前付き合っていた女性から「なんで女性の気持ちが分からないないの?」と何度も言われたことがあるというスンホン。
「女の人の気持ちがよくわかりますよね?」なんて言われることがあるが、本当に分からない。ドラマで演じたテサンのように分からないというスンホン・・・・

「どんな言葉を、どんな態度を、そしてどんなデートを女性が望むか?」というのをネットで検索してデートに臨むテサンの姿がドラマでも描かれていたが、あの気持ちがよくわかるというスンホン。

「怒っていないから。」と女性が言った時は、本当は怒っている。怒っているのを隠しているというのが女心らしいのだが、それが分からなかった・・・とネットで学んだらしいスンホン・・・・・
女心が分からないらしいスンホンは、「女心を勉強しないと・・・」と言っていたが、こういう答えが真面目というかなんというか・・・

(ファンとしては、今後は、「女心を感じるように努力しないと・・・」なんていうお洒落な答えを期待しているのだが・・・まぁ、そんな答えが出ないところが、スンホンらしいのか?)


ピアノは先生が怖かったせいで、幼稚園、小学校と二度挫折してしまったというスンホン。
(これはちょっと後悔しているようだった)
そして料理は出来ないけれど、食材を準備して簡単なパスタなら作ったことがあるというスンホン・・・・

簡単なパスタ・・・・これはなんとなくイメージできる映像だ。

七分程の短いインタビューだけれど、ファン故、色々楽しめるものだ。

「本日お休みをいただいております」は勘違い敬語だ!!

2013-06-18 19:55:20 | なんということはない日常
日経新聞の朝刊のキャリアアップ面の新入社員向けの「職場の日本語 基本のキ」という記事を読み、新入社員でないが、衝撃を受ける。

「本日お休みをいただいております」は勘違い敬語だというではないか。

新入社員でなくても、毎日勘違いの人生なので、間違いは明日から正せばいい。
ただショックだったのは、新人の頃「休んでおります」という言い方をしていたところ「全く恥ずかしいわね~」と先輩社員に指摘され、「休んでおります」→「お休みをいただいております」と直されたからなのだ。

そうか・・・「休んでおります」というシンプルな言い方でよかったのか・・・

新入社員だった遠い昔、仕事上で注意される際、枕詞のように「だらしがない」「常識がない」という厳しい言葉がついてきたので、トイレの中でそっと涙を拭いたことが一度や二度ではなかったのだ。そんなややさびしい思い出と一緒に記憶に残っていることなので、この新聞記事は衝撃だった。
まぁ、私もその後「お休みをいただいております」について深く追及することもなく過ごしていたため、30年後に衝撃を受けることになったのだ。

もっと向上心を持っていたなら、もっと疑いの心を持っていたなら、もう少し前に勘違い敬語に気づいていたことだろう。



九家の書 第17、18話

2013-06-17 20:17:26 | 韓国ドラマ か行
ヨウルを拉致したのはガンチの父ではなく、ヨウルの父を恨むあの悪代官どもの手下たち。逆にその手下たちからヨウルを救い出すガンチの父だが、それを見たガンチは自分の父がヨウルを殺めようとしているのではと勘違いするのだ。

勘違いして当然の場面だし、何も覚えていない様子のガンチの父の行動は予測不能だ。
ガンチと闘い傷を負うガンチの父だが、もう傷は再生しないらしい・・・・
ヨウルを自分の人!として助けるガンチと何も覚えていないながらも破滅の道を進んでいこうとするガンチの父。

イ・スンシンを中心とした話も進む。悪代官が悪事(どんな悪巧みか分からないのが、語学力のないさみしさ・・・)を企んでいることを知り、それを阻止すべく忍者になって地図を奪おうとするガンチとヨウル。
悪代官の悪巧みが日本人から情報を仕入れようとしていることらしいのだが、それについても私の語学力では詳細不明。とにかく日本語の相槌だけを覚えて忍び込んだガンチだが、あっさり見つかり駆け込んだのが日本人女性の部屋。
この日本人女性が本物でなく、どうやらガンチの母らしいのだが、どうしてガンチの母が日本人のふりをしているのかも私の語学力ではよくわからず。
ただ、何かシンパシーを感じあう二人だが、それがどうしてなのか二人とも分からず。さらにガンチはせっかく盗んだ地図の一部を女性の部屋に落としてきてしまうのだ・・・・

ヨウルと養父の娘の会話から、ヨウルの父が自分の父に刀を向けたことを知ったガンチ。ガンチが自分の父のもとに向ったとしり追いかけるヨウルは、ガンチが血まみれになって父の部屋から出てきたことを知りガンチが父を殺めたと勘違いするのだが。。。。そんなわけはない。
「自分たちの時代の話は自分たちで解決してください。僕たちを巻き込まないでください・・・・」身体の半分はまだ獣かもしれないが、心はすっかり人間の青年になったガンチ。
ヨウル父娘にガンチの心根の優しさは伝わったはずだ。
しかし、そんな優しさとは無縁の人間はあの悪代官だ。

女を使った妖術でガンチをおびき寄せているではないか・・・悪代官はどこまでも悪代官・・・・

今日のスンホン ネイバー記事検索

2013-06-17 20:09:40 | ソン・スンホン(宋承憲)
正確には昨日の記事・・・

カロスキルの自分の店(ブラックスミス)で行われたサイン会の様子・・・

日本と同様、韓国も初夏らしい気候だったことがうかがわれる写真の数々。
お店は幹線道路に面してはいるが、店の前の道はごくごく普通の歩道といった感じだったはず。
人が沢山で混乱しただろうことは容易に推測される。

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いつも思うことは、こういうイベントがどんな風に売り上げに貢献するのかということ。
すごーく遠回りな気もするし、急がば回れという気もするし。
まぁ直接売上に直結しなくとも、人気があれば、客足も増えるという風に考えているんだろうか。





父の日のプレゼントに・・・・長野県歌 信濃の国

2013-06-16 17:23:35 | なんということはない日常
先日長野出身の父に、県歌である信濃の国をyoutubeを見せて上げたら非常に喜んでいた。


残念ながら私自身には、長野での思い出は数える程しかない。
祖父母が生きていた小学生の頃に何度か遊びに行ったが、残念ながらその後はなかなか行く機会に恵まれず、随分年月が経ってしまった。

子どもなのに甘い物があまり好きでなかった私は、出されたみすず飴もちょっと無口になりながら食べた記憶がある。
鯉こくも小学校の子どもの口には合わなかったような気がする。今だったらいい酒のつまみになっただろうに・・・・







信濃の国
クリエーター情報なし
ビクターエンタテインメント

君の声が聞こえる 第3,4話

2013-06-15 20:51:30 | 韓国ドラマ か行
スハの非常に親身な働きかけのため、学校の音楽室から生徒が落ちた事件で犯人とされた女子学生の弁護をすることになるヘソン。
「私は犯人じゃない」という彼女の心の声をスハが確認したことで、ヘソンも安心して弁護に臨むのだが、なんと音楽室から落ちた彼女は「彼女が犯人」と嘘をつくのだ。
元警察官のグァヌの「現場に証拠があるはず」という言葉に従い、高校生に変装して証拠集めに奔走する二人。
音楽室の下に落ちていたタバコとライター、さらに怪我をした女学生がPC室で「たばこの臭いを消すには?」という検索をしていたことで、たばこを吸っていたことがばれるのが怖く嘘をついていたことを知るヘソン。
相手側があの判事の娘ということで絶対に負けたくないヘソンは、嘘をついた彼女を説得し、証言をかえさせようとするのだが、「一度宣誓して証言したことを曲げるなんて、罪に問われるわよ」と判事の娘は脅しにかかるのだ。
未成年の女子高生になんという手を使うのかと思うが、彼女が未成年だったことが弁護するヘソンに有利に働くのだ。(裁判は最後までやってみないと分からないらしい)

スハとグァヌの手助けで裁判に勝ったヘソンだが、そんな彼女にところに送られてくるようになったメッセージ。
I'll Be There というそのメッセージをてっきりスハからのメッセージと勘違いするヘソンだが、それは10年前、ヘソンの証言により投獄されることになった男からだったのだ。
刑務所でヘソンが国選弁護人になったことを知り、復讐を誓った男・・・・

高校生ではあるが、10年前、自分を助けてくれた彼女を今度は自分が守る番と誓う彼は、炊き出しのボランティアをしている男に身分を隠して近づくのだ。
しかしあっさり身分がばれてしまうスハ。

「人が何を考えているか分かる!」と言ってしまったために、事故当時の自分の証言をおとなが信じてくれなかった過去を持つスハ。
この殺人犯がそれを覚えていないわけがない。
声に出さずに、ヘソンへの恨みを語る男に手を挙げ、警察に補導されるスハだが、身寄りがいないのだ。
保護者として呼び出されるヘソン。

そして「今度は僕が守ります」と言っていたあの少年がスハだとやっと気づくのだ。
人を見る目がない自分の目になり耳になって裁判の手助けをしてくれる彼が、復讐のために近づいてくる男から自分を守ろうとしてくれてているのだ。
多分、弁護士魂に火がつくに違いない。

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裁判と復讐の話が適度にミックスされているのが一番のポイントじゃないだろうか。楽しく見られる感じだ。

今日のスンホン You Tubeより

2013-06-14 21:59:25 | ソン・スンホン(宋承憲)
ドラマ終了後のインタビュー映像・・・・





ドラマが終わった後は、演技についてそして仲良くなったスタッフや先輩後輩と別れることに関して・・名残惜しい点が多いというスンホン。
スンホンの俳優としての新しい姿が見られたと好評価を貰ったことは嬉しく、記憶に残る作品になったというスンホンは、(そういう評価を貰ったことで)欲も生まれてきたという。

30歳代後半の男性が、20歳代前半の女性を好きになる姿を演じる・・・・どんな風に行動したらいいかインターネットで検索する姿に、自分はどうだったか(自分の初恋はどうだったのか)などと思いながら演技したスンホン。
しかし若い彼女に別の彼氏が出来たということについてはやっぱり思うところがあるようだった。

「脚本家、監督、俳優・・・」この状況については皆考えることが少しずつ違っていたというスンホンは、「僕、ソン・スンホンとしては、僕だったら絶対に引き留めたりしない。『好きな奴のことこに行け』という。でもそれじゃ話がすぐに終わってしまうし(まぁ、そんなだったらドラマにならないということなんだろう)」

「僕、ソン・スンホンとしては、僕だったら絶対に引き留めたりしない。」というあたりで、左胸を何度もたたきながら『僕なら、ソン・スンホンなら』と繰り返していたところを見ると、相当思うところがあったのだろう。

全部で7分位のインタビューのようだが、とりあえず前半はこんな話をしていたようだった。

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スンホンは話し出すと割と止まらない方らしい。インタビューの形式にもよるんだろうが、淡々と話しているようでありながら、話は割と長めだ。このインタビューもそんな感じだ。しかし話が長いからと言って気も長いのかと思うと、そんな感じでもない。(気が短い)というのではないだろうが、割とさっぱりした語り口だ。

今日のスンホン ネイバー記事検索

2013-06-12 21:41:56 | ソン・スンホン(宋承憲)
ドラマ終了に関してのインタビュー記事①

私が昼間読んだ時は、続きの記事②もあったような気がするのだが、検索してもOSENのインタビュー記事は出てこず。


女性の間でふらふらするキャラクターでなく、一人だけを思い、彼女の気持ちをつかもうと努力するキャラクターに関して、視聴者の方が共感を持ってくださったようだというスンホン。
どうもスンホン本人は今まで演じたキャラクターの中で、ファンの方がこんなにも共感を持ってみてくれたキャラクターは「男が愛する時」のテサンが初めてだと感じている様子。

ドラマとしては秋の童話の方がずっと話題になっていたんだろうけれど、あれはスンホンの役柄というより、ユン・ソクホドラマとしての人気だし・・・
そういう意味では、ドラマ云々というより、ファンの人がキャラクターに対して関心を持っていてくれていることを実感出来たドラマだったんだろう。。。。


九家の書 第15、16話

2013-06-11 21:40:39 | 韓国ドラマ か行
脚をけがしたヨウルを背負うガンチの姿を見て衝撃を受けるヨウルの父。
ガンチが何者かを知っており、自分はガンチの父親に刀を向けたのだ。
息子のように育てた娘に急に花嫁修業のような事をさせ始めるのも複雑な父親の心境だろう。

ガンチの父はゾンビのように次々に人を殺め、とうとうガンチが先生と慕う老人にまで手出しすることに。
それを知りショックを受けるガンチだが、ガンチの父もガンチが人間になりたいと思っていることを知り、ショックを受けているのだ。
ガンチの母に裏切られ、人間になれなかったガンチの父にとって、ガンチが人間になりたいと思っていることはなんとしてもあきらめさせなければならないこと。

しかしヨウルと一緒に過ごすことで、ガンチは着々と人間に近づいているではないか。
もう自分の中の獣の力を抑え込むための腕輪が無くとも、獣に変身しないことに気付くガンチ。
ヨウルとの仲も睦まじく、可愛らしい恋物語が続いているかと思ったら、何者かに連れ去られるヨウル。
しかしガンチの心など知らないガンチの父は、ヨウルを拉致したのか・・・

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豊臣秀吉と闘ったイ・スンシンの話(船を造ろうとしているらしい)もずっと続いているのだが、私の語学力ではどうも今一つ不明。


DJポリス

2013-06-11 21:34:34 | なんということはない日常
DJポリスに警視総監賞、ペア組んだ女性警官も(読売新聞) - goo ニュース

記事は「今回もアイデアを出し合いながら若者の胸に届く文言を練ったという」という一文で締めくくられているが、胸に届くか・・・ちょっと違うような気がするが、他の言い回しを思いつかない。
(ちょっと若者に近づき過ぎじゃないだろうか。。。。)

「12番目の選手」か「DJポリス」は流行語大賞候補になるんだろう。



R25

2013-06-10 21:41:43 | なんということはない日常
フリーペーパーのR25.

オトコが進化する情報マガジンだが、アラフィフの私も毎回目に付けば楽しみに読んでいる雑誌だ。
特に楽しみなのは、石田衣良の「空は、今日も、青いか?」というコラム。

今回読んだ「ノー・カントリー・イズ・パーフェクト」は、最近話題の話題の侵略と従軍慰安婦問題を取り上げていたが、私がうっすら感じていた違和感(それが違和感かどうかも分からない。ただ、なんとなく気になる・・・という感覚)がすっきり書かれており、非常に感動した。
私だってたまには韓国ドラマのこと以外も書いてみたいと思っているのだが、どうもポイントがずれてしまって上手く書けない・・・と悩んでいたのだ。

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侵略の定義云々に踊らさせるより、異国の軍服を来た男達が海を渡り、その結果膨大な犠牲者を生んだという事実にキチンと目を向けること。

軍と性の根深い問題に関する橋下市長の主張をスピード違反摘発を例に挙げて、すっきり説明していること。

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このコラムを読んで思う。
「書けないことを悩むより、この文章を読んですっきりした感覚を大事にしよう」と・・・・

君の声が聞こえる 第1,2話

2013-06-09 19:33:21 | 韓国ドラマ か行
母の手一つで育てられたヘソンは、頭の良さを生かして弁護士になったが、まるでやる気はない。国選弁護人にも興味がない風を装ってはいても、結局はお金を稼げるからと、たまたま一緒になった丸メガネのダサい弁護士の予想問題をこっそり盗み聞きしたりして、運よく国選弁護人になるのだ。
丸メガネのダサい弁護士グァヌが「アンジェリーナ・ジョリーに似ていますね」などと言うのも気に入らないし、困っている人を助けたいなどと本気で言っているのも気に入らない。

母がお手伝いをしていた家の主人である判事からされた仕打ち。娘にけがをさせたと濡れ衣を着せられそうになって泣いた過去。そして幼い男の子が父と一緒に殺されかけた現場を見た時に、殺人犯から脅かされても裁判の証人になろうとした正義感あふれた高校生時代。
弁護士になった今はそんな姿のかけらも残っていないのだ。

助けられた男の子であるスハは、ヘソンが殺人犯の脅しにも屈せずに彼女が証言してくれたのを知っているので、10年間毎日彼女に会う日を夢見ていた。「今度は自分が彼女を守る」と。。。。
他人の心の声が聞こえるので、毎日ヘッドホンをし、ちょっと変わり者の高校生ではあるが、心は熱い青年なのだ。
新聞でヘソンが国選弁護人になったことを知り、小躍りして喜ぶものの、同級生を弁護するはずの彼女は全くやる気がないのだ。
10年も待っていた彼女がすっかり変わり果てたことにショックは受けるものの、人の心が読める青年スハはそんなことではめげないのだ。

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スンホンのドラマが先週終わったが、このドラマと競合したのが1週間だけでよかったと思う。
もう何週か同じ時間に放送されていたなら、確実に視聴率競争では水をあけられていただろう。
ドラマのタイプが違うから視聴者の競合はなし・・・ということではなく、ドラマの面白さから言ったら、こちらのドラマの方が面白くなる要素が沢山ちりばめられている。

どういう風に裁判が進むのかも面白いし、ヘソンに復讐しようとしている10年前の犯人の話もあるし、何より人の心が読めるスハという設定が、ドラマ的にかなり面白い設定ではないか。まるっきりのファンタジーというのではなく、ありそうだなと思わせる雰囲気があるし。



男が愛する時 最終回

2013-06-08 20:25:30 | 韓国ドラマ あ行
19回の視聴日記に終わりに、「最終回がおまけのような流れにならないことだけは分かった。
こうなったら、畳み掛けるような、力技の最終回で話をまとめ上げてほしい。」と書いたのだが、本当に畳み掛けるような力技の最終回だった。

母が駆け落ちした相手を殺したという容疑は晴れていないと思うのだが、ミドと別れたテサンはもう拒むつもりも、そんな元気もないようなので、ソンジュとの結婚の準備は着々と進むのだ。
テサンさえ手に入れればいいソンジュなので、愛のない結婚に一直線にもかかわらず、彼女は幸せ一杯だ。
しかし、ここにあきらめない男がいた。あの企業ヤクザである。
「テサンとあの駆け落ち男の諍いをこっそり見ていた」という彼の告白。
テサンとボスの喧嘩もこっそり見ていた彼だが、こっそり見ていたのはあれが初めての経験ではなかったのだ。
テサンの事を石で殴った彼は、なんと階段の上から足を滑らせて落下。その場に駆けつけたジェヒの兄はテサンが自分の母の恋人を殺したと勘違いし、遺体を自分が処分するのだ。
テサンとボスの喧嘩の場面にかなり似た行動。
年前の出来事とそっくり同じような出来事が過去にもあったのだ。

それを今更持ち出し「テサンと結婚しなければ、今の話を全部警察で話す。だからテサンと結婚しないでくれ!!!」
金髪の企業ヤクザ!!今更それを持ち出すのか。そんな切り札があるなら、もうちょっと上手に使って、ソンジュの心をつかめばよかったんじゃないのか。!!

「今でしょ!!」という今年の流行語でなく「もっと前に使うべきだったでしょ!!」という突っ込みを入れたいが、切り札は最後まで取っておかれたのだ。使うなら「最終回でしょ!!」ということなんだろう。

そして2年後という展開。これも「最終回でしょ!!」という流れの中の一コマ。

NYから帰ってきたミドは父の出版発表会に同席し、テサンとミドは古本屋を通じて今更のように愛を確かめ合い、そしてジェヒとジェヒの兄は血のつながりなど関係なく今でも兄弟のままなのだ。

テサン、右腕、そして左腕の三人の信頼と友情が簡単に復活したことからも分かるように、このドラマの揉め事は非常に簡単に解決してしまった。
そしてテサンの復讐は結局全部ジェヒの兄が肩代わりしてしまった。
テサンは結局中途半端に苦悩する姿を見せるだけに終わってしまった。

*****
でも同じようなキャラクター設定でも、最後まで消化不良だったエデンの東にはない達成感を、ファンは感じていると思う。
少なくとも私は感じている・・・


リアル 完全なる首長竜の日

2013-06-07 21:06:06 | 映画鑑賞
自殺未遂を測った恋人の意識の中に入り込み彼女を助けようとする青年。
女性でありながら、非常にリアルでミステリアスな絵を描く彼女は「首長竜の絵を持って来て」と子どもの頃、彼女が青年に描いてあげたという絵を探して来て欲しいという。
何故彼女が絵に固執するのか、何故彼女は漫画を描き続けることに固執するのか、そして何故幼い少年が彼女の意識の中に出てくるのか。。。手掛かりを得るために、二人が子供時代を過ごした島に渡ることにする青年。

二人が幼い頃に過ごした島に渡るまでの前半は、微妙にオドロオドロシイ場面が続く。
頭の中の出来事なので、リアルに怖いというより、意味が分からずに怖いという感じか。しかし頭の中の事ゆえ、オブラートに包まれている感じですっきりしない。
後半、島に渡ったのちは、微妙にオドロオドロシイ場面は無くなるが、やはり頭の中の出来事なので、どうも広がりが感じられない。
精神は自由なはずなので、もっと壮大な広がりが感じられるかと思ったのだが、精神(気持ち否記憶?)は非常に小さなところで完結しているようなのだ。
(答えは外でなく内にあるということなんだろうが・・・)

青年を演じる佐藤健、自殺未遂をはかった恋人を演じる綾瀬はるか。
すっきりしない話を出来うる限りきっちり演じているのは見ていて伝わってきた。
この二人でなかったら、もっとすっきりしない話になっていただろう。

しかし私の想像力には限界があったようだ。
見終わってもすっきりしない感じが残る。




映画 リアル~完全なる首長竜の日~オリジナル・サウンドトラック
クリエーター情報なし
SMD itaku (music)