私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

金妻が懐かしい・・・・

2017-09-18 20:11:53 | なんということはない日常
斉藤由貴、レギュラーの「オールナイトニッポン」無期限出演休止

以前ブログに「斉藤由貴はなんの映画を見て号泣したんだろう?」と書いた事もあったが、その映画が光をくれた人
だと分かった後は、この件をすっかり忘れていた。

しかし週末に一週間の出来事を総まとめしてくれる各種番組を見て、さらに事が大きくなっていたことを今更ながら知り、「そこまで取材するのか・・」とやや驚く。


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何か懐かしいことがあると、すぐに昭和時代にタイムスリップしてしまう私にとっては、不倫といえば長い間@金曜日の妻たちへIII 恋におちてのイメージだった。

当時ビデオを持っていなかったので、あのドラマを見たさに金曜日の飲み会を断ってまで急いで家に帰ったりした。自分よりちょっと年上のお姉さま方がおしゃれなイメージの中で恋に悩む姿に、20代の私は何か勘違いをして「憧れ」のような思いまで抱いていたのかもしれない。いや私だけではなく、なんとなく素敵・・・と思っていた人はたくさんいたと思う。
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コマーシャル等があるので、大きな問題になっているのかもしれないが。。。。あの当時、ドキドキしながら見たドラマがなんだかほのぼのした物に思えてくる位の赤裸々な報道。。。。
金妻が懐かしい・・・・






病院船 第9,10,11,12話

2017-09-17 18:05:31 | 韓国ドラマ は行
病院船内でも自分のスタンスを変えることなく、クールに外科手術をするウンジェの姿を見て、手術の際に看護師として彼女のサポートをしようとする若手の女性看護師。
手術する姿をこっそり眺める彼女に、分厚いテキストを渡し「テストに合格したら手術に立ち会ってもいい」と言うウンジェは、情に流されることなく、要するに診療や手術の結果を左右することを排除したいという、非常に合理的な考え方ということ。
看護師が自分の彼氏の手術に「(浮気者)の彼の怪我なんてそのままでいい!」と若い女子らしい怒り方をしても、「プロらしい態度を取れ!」と一点の曇りもなく意見するのだ。
情に流されるなどという判断基準のはっきりしない物に振り回されない強い意志の持ち主らしい。

内科医のクァクの恩師でもあり彼が父のように慕う小学校教諭が大腸がん(S字結腸のがんで厳しい場所にがんがある様子)と分かると、韓国では執刀例のない新しい手術方法を試みて彼を助けようとする。
手術の成功には時間短縮が欠かせないとか、10時間はかかりそうな手術をシミュレーションすることで時間を短縮を目指し、執刀医として手術を行おうとするが、「患者を病例としか思わないような医師に先生の手術を任せるわけにはいかない」とまさかの同僚医師であるクァクから拒否されるのだ

立派な外科医になるという目標を掲げて全精力をかけてきたが、自分の母親さえも救えなったことに後悔の念を抱くウンジェと、父の姿を見て医師になる道を選んだが、その父は今病院にいて、息子の自分の事さえ覚えておらず、父に寄り添いたくとも時間的にも肉体的にも無理だという状況に悩むクァク。
二人の育った環境としてきた体験を考えれば、患者を救うという結果に対するアプローチが全く違うのは当然。

そして、自分の病状を薄っすらと理解しつつも「皆との約束を守りたいから3か月時間が欲しい」という患者である先生・・・
有名な詩人でもある先生の詩集を読みながらも「感動はするけれど、生きていること以上の感動はないから」とすぐの手術を譲らないウンジェ。
自分の理想があまりにもはっきりしているために、現実との折り合いのつけ方をやや拗らせている感じのウンジェ。

まったく別のキャラクターのクァクが、だんだんと彼女のキャラクターの良さを理解し、彼女の良き理解者であり協力者になるという王道のストーリー展開が見えるような気もするが、そんなに簡単にゴールに近づけるわけがない。

先生と子供たちが乗り込んだ路線バスが事故を起こし、それに偶然ウンジェも巻き込まれるという、医師が事故の当事者になってしまうというトラブルが発生するのだ・・・・

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ハ・ジウォンの出演する映画は何本も見たが、ドラマを見るのは、初めてのような気がする。
ストーリ展開について日本の医療ドラマと比べてみようとしたのだが、Dr.コトーもコード・ブルーも救命病棟24時も観たことがないことに気づいた。これでは比較なんて到底できない。
当然、Doctor-Xも見たことがないので、米倉涼子VSハ・ジウォン対決なんていうことも出来ないのが残念だ。


台湾まぜそばと台風18号の関係性・・・

2017-09-16 20:22:57 | なんということはない日常
会社の同僚は、今週の木曜日から台湾へ二泊三日の出張のだったのだが、先方から「台風が来るから仕切り直ししましょう」と言われたこともあり、出張を早々にキャンセルしていた。
しかし「ホテルは先方持ちだったのでいいんだけれど、飛行機はこちら持ちだから、飛ぶかどうか見極める」と言っていた。

要するに、天候のせいで飛行機が欠航になればキャンセル代はかからないが、飛ぶとなるとキャンセル代が2万かかるから、台湾出張がキャンセルになっても、台風状況をウォッチングする必要があるということだったらしい。

台湾へ向かっていたはずの台風は、あっという間に進路変更し、目的地を日本に変更してしまったため、早朝の便を予約していた同僚は当日の朝早くから何度も電話をかけて、「電話が繋がらないために離陸前にキャンセルできず、飛行機に乗らないのに全額費用を払う」という最悪の事態を避けようと必死だったらしい。

そんな話をずっと聞いていたせいだろうか、台湾という単語が耳に残り、昨日のお昼は台湾まぜそばにしてみた。

台湾発祥でない台湾まぜそばを食べながら、連休にやっている台風がまた大きく進路を変えたりしないだろうかと思っていたのだが、そんな事はなかった・・・・

明日も明後日も大荒れの天気とのこと・・・・

台風18号、17日午前にも九州南西部に上陸の恐れ


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スンホン ネイバー記事検索(隊長 キム・チャンスの制作報告会)続き

2017-09-15 21:46:24 | ソン・スンホン(宋承憲)
他にいろいろ記事も出ているようだが、映画の制作発表会の記事・・・・

記事のタイトルが「隊長 チョ・ジヌンと悪役 ソン・スンホンが再現した625日の感動」となっており、映画は閔妃(韓国の人からは明成皇后と訂正されるかもしれないが・・・)を殺害した犯人を殺し死刑判決を受けた青年キム・チャンスが収監された刑務所内で隊長に生まれ変わる感動実話と紹介されている。

監督も「歴史を扱う映画を作成する際に一番大事なのはキチンと勉強することだとし、義務感をもって関連書籍をチェックし、映画の撮影に臨んだ・・・」というような内容を語っている。要するに感動の実話押しなのだ。

スンホンが演じる男は、自分の国に未来がないと見限り、日本側について利権をむさぼろうとするような役。
登場人物を全員殴るような役柄というのも、ファンとしてはいろいろ思うことはあるが、それよりなにより実話押しの方が気にかかる。


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景福宮の奥の方には、日本軍に追われる閔妃の様子を描いた絵があり(確か蛮族日本人云々という説明文がついていた)石碑も建てられている。

2003年の秋、一番最初に一人でソウルに行った際のHPには「秋の昼下がり。気持ちが良かった景福宮(キョンボックン)」などと何事もなかったかのように書いてはいるが、奥まった場所にあるこの石碑と絵を見た時は心底びっくりした。

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ネットで「閔妃」あるいは「明成皇后」と検索すると様々な見解がヒットする。
私自身はあまり知識もないので、どんな見方をするのが正しいのかも分からない。(さらに何をもって正しいとするのかも分からない)

ただ、この時期になぜこんなに実話押しでこの映画を宣伝するのか、それについてはいろいろ思うところはある。
「こんな風な切り口で映画を作りました。」でいいんじゃないかと思うのだが・・・・

実話にこだわるのが最近のトレンドなんだろうか・・・

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↓このドラマの大ヒットで明成皇后のイメージが一変したと聞いたことがあるが。。。。

私は長い時代劇は苦手なので、もちろん未見・・・


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特捜本部

2017-09-14 21:28:50 | たまに読んだ本
警察物が好きな私でも、全部読むのはなかなか難しい位多作の堂場瞬一。
その数の多さから一定のパターンのような物が見えてしまうのが、弱点にも思えるのだが、それは逆に安定の大定番とも言える。
先が気になって物事が手につかないというのではなく、落ち着いてある程度先を予測をしつつページをめくることができる安心感・・・・
バラバラ殺人事件の話なのに、安心感と言ってしまうのもどうかと思うが、ついつい本屋で見ると購入してしまうのはそんな所にある。

よって毎回毎回、感想を書くのはちょっと....なのだが、今回感想を書こうと思ったのは、刑事である主人公が自分の所属する捜査一課と公安との存在意義の違いに翻弄されていたからだ。
「公安は国家の安全を第一に考えるので、一個人の安全から考えると全く逆の方向に向かう場合あり」

公安が登場する警察物では、同じような文章を時々目にするが、最近、なんだかきな臭い話をニュースで耳にすることが多いせいだろうか。
こういう文章が妙に気にかかったりする。


特捜本部 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫)
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中央公論新社

操作 第29,30,31,32話

2017-09-13 21:25:06 | 韓国ドラマ さ行
ナム・カンミョンが隠し持っていた金を持ち出すことで、彼をおびき寄せることができたムヨンだが、なんとカーチェイスの最中に彼が心臓 麻痺で亡くなってしまう・・・・
亡くなる前に自分の携帯に発信装置がついていたことを知り、大韓新聞の常務やローファームの代表にはめられたことに気づくナムだが、人工心臓の監視装置も遠隔操作出来るようにセットされているのだから、時すでに遅し。

彼の存在を突破口にしようとしていたムヨク達にとっても彼の死は打撃だ。
しかしスプラッシュチームが会議室に仕掛けていた盗聴器には別の証拠がキチンと残っていた。

「自分たちの口を塞ごうとしている者がいるが、自分たちは決して屈しない」と常務のねつ造を告発する文章を自分たちの新聞に載せるスプラッシュチームだが、大韓新聞の常務も、ローファームの代表も常務も誰か別の人物からの指示に従っていたのだ。

大企業が作った財団(裏金を隠す目的だろう・・・)に有利な記事をねつ造することで恩恵を受けてきた常務たち。
(そのおかげで彼の妻もあり得ない位早く移植手術を受けることができていたのだ。)

ムヨンの兄は常務に指示されるまま記事のねつ造を行っていたが、そのねつ造の意味することに気づき、結局命を絶たれることになってしまったのだ。

殺された刑事が持っていたUSBに入っていたのは、「この映像が世の中に出ているということは、自分がもうこの世にいないということですね」と自分がやっていることが、自分が明らかにしようとけしたことが、どんなことだったかすべてわかって覚悟を決めたムヨンの兄の映像。。。。

命令に従っているだけという手首に入れ墨のあるヒットマンの男も、ムヨンの兄の残した映像に衝撃を受け、自分のやって来たことに衝撃を受けて、自ら命を絶つというこれも衝撃の展開。

そして捕まった常務も、ローファームの代表も刑務所の中で自殺を指示されるというこれまたびっくりするような展開。

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どうやら金と権力を手に入れた者たちがいいように牛耳っている世の中を糾弾するという、現実に起きたことをドラマにしていたのだと、最後まで見てやっと気づく。

最初はただのタブロイド紙の記者(キレギ :スレギキシャ→ゴミのような記者の事らしい)だったムヨンが最期には裏金を動かす大きな裏権力を糾弾するまでになるという壮大なドラマだったとは・・・・・






スンスンホン ネイバー記事検索(隊長 キム・チャンス 4人のインタビュー)

2017-09-13 21:08:30 | ソン・スンホン(宋承憲)
V LIVEの仕組みが今一つわかっていないのだが、30分程度のインタビュー等がみられるようになっているようだ。

http://m.vlive.tv/video/41340

先日の制作発表会の動画も各種上がっている。
(先日たくさん上がっていた記事は、この制作発表会で話したことをそのままテキストにしているようだ。道理で長い記事が多かったはずだ。)

台風で三連休に外に出られなくとも、各種ネットに上がっている映像をチェックしたりすれば退屈しないかもしれない。




スンスンホン ネイバー記事検索(隊長 キム・チャンスの制作報告会)

2017-09-12 21:37:59 | ソン・スンホン(宋承憲)
今日の午前中に狎鴎亭で映画の制作報告会があったとのことで、同じような記事がたくさんあがっている。

私が昼休みにチェックした際にはこの記事で使われているポスターが非常に恰好よかった。

他には、初めての悪役で殴るシーンをどのようにしていいかわからず悩んでいたら「本気で殴れ」と言われてたのでその通りにした・・・というような記事があったような気がするのだが、記事が多数あり、どの記事だったかもわからないし、どの記事をチェックすればいいかもわからない。

連休にゆっくり記事をチェックしよう・・・

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映画の題材についていろいろ考えてもみるが、言葉足らずになりそうなので、今日は止めておこう・・・

病院船 第5,6,7,8話

2017-09-11 21:16:55 | 韓国ドラマ は行
医師としてウンジェの手術の腕前は超一流だが、病院船の医師として大事なことはそれだけではないらしい。
お年寄りにとっては、船が来て自分たちの事を気にかけてもらっているという事を感じることも大事なのだ。
残念ながらウンジェは自分でも故意にそういう面を放棄しているようなところがあり、お年寄りたちの評判は今一つ。
しかも、彼女はお年寄りに人気がないことには興味もないようで、こうなるとお互いの感情は平行線だ。

内科医のクァクは、人当たりもよくおばあちゃんたちには人気だ。しかし腹痛や風邪などのごくごく一般的な診療には差支えがないのだが、気道確保をするための気管挿管を行おうとすると手が震えだす・・・・・
練習だとなんでもないのに、緊急事態に自分ひとりではないも出来ない。

当然ウンジェから鋭く指摘されるのだが、このトラウマについては、本人だけでなく彼の母も心痛めている様子。
徘徊する父親を一晩中捜し歩き、そのまま勤務した際に医療事故を起こしてしまったことで、以前の病院にいられなくなり、病院船に勤務することになったクァク。
家族も父のことは秘密にしているようで、父の世話をする息子を見ると母もそんな息子のつらい過去を思い出すようなのだ。

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娘とうまくいっておらず、肝臓の病気を治療することを拒むおばあさんの事を親身になって世話しようとするクァク。
「病院に診察に来た人だけを診療すればいい。治療したくないと拒む人を診察する必要はない」と言い切るウンジェを説得し、おばあさんに治療を受けてもらうように走り回るクァク。


もちろんウンジェだって血も涙もない医者ではないのだ。母が自分に残したレシピ本を見て、一人涙することもある。

病院船が行くところにドラマがあり、病院船に乗り込んでいる医師にもドラマあり。

ダンケルク

2017-09-10 18:53:16 | 映画鑑賞
第二次世界大戦中、ドイツ軍に追われた英仏の連合軍は、海辺の町@ダンケルクから海を越えてイギリスに撤退することになる。
海、陸、空の三方向から、さらに少しずつ違う時間軸で物語は進む

海辺に集まった兵士たちを飛行機で襲撃しようとするドイツ軍と味方を守ろうとする空軍パイロット。
輸送船だけでなく、民間船を使って撤退を行おうとする英国軍の中佐。
息子と一緒に自分の船を出して兵士たちの救出に向かう民間船の船長。

物語はなんとかして船に乗り込んでイギリスに戻ろうとする若い兵士トミー、空中戦の最中に海上に不時着して民間船に助けられるパイロットコリンズ等、基本的には若い兵士たちの目線で話は進むが、後ろには彼らを見守る人がキチンといる。

何とかして皆を無事にイギリスに撤退させたい中佐、「自分たちが始めた戦争に若い人を巻き込み命を失わせることになってしまった」と言い、自分の船を出して救出に向かおうとする民間船の船長。
若い兵士たちを守ろうとするだけでなく、戦争に対してキチンと責任を取ろうとする彼らの存在。

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大勢の兵士たちが集まる海岸、戦闘機が空中戦を繰り広げる空。
戦争映画であるはずなのに、海も空も浜辺も思ったよりも綺麗で透明感あり。
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各所にイギリスの誇りが感じられるこの映画を見ながら、優れた戦争映画は、反戦映画にもなるが、見方によっては優れたプロパガンダ映画にもなる危うさを孕んでいることを改めて実感。


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ハーパーコリンズ・ ジャパン

核実験.....

2017-09-09 21:05:13 | なんということはない日常
北「核実験は自衛」…平壌駐在の友好国大使に

韓国語を教えてくれているSさんが里帰りしていたりしたこともあり、しばらくレッスンを休んでいたため、今朝のレッスンは1か月半ぶり。

韓国で流行っているメロンを丸々使ったかき氷の写真などを見せてもらいながら、いつも通り、緩い感じで韓国語レッスンを楽しむ。


途中「今日はミサイルが発射されるんだろうか?」という話になったのだが、Sさん曰く「北海道の上をミサイルが通った時に日本にいる家族からメールがあったんですよ。大丈夫かって・・・・でもね、韓国では『日本ではこんな風に報道されています』という感じに、日本の反応を中心にちょっとだけ報道されただけで』という。

先日会社の同僚から聞いた話とそっくりな反応だ。

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韓国のいろいろな話を聞く際、Sさんと会社の同僚の話とでは細かい部分でニュアンスが違ったりする時もあるのだが、今回の件に関してだけいえば、二人の反応はほぼ一緒だった。

Sさんも会社の同僚と同じように「私たちは慣れてしまっているから・・・」と今回の件に関しても特に驚くような様子はなかった・・・





ジャンプ

2017-09-08 21:09:24 | たまに読んだ本
ジャンプ (光文社文庫)
佐藤 正午
光文社



先日の直木賞受賞作が@月の満ち欠けと発表された時から、以前読んだこの本の事がずっと気になっていた。

最近はなかなか本を読む時間が作れないのだが、時間を作って受賞作の@月の満ち欠けも読みたいし、もっと時間が作れたら@ジャンプもまた読み返したい。
かなり衝撃を受けた本で、何度も読み返した記憶がある。恋愛小説なのかもしれないが、私自身は@人生はサスペンスに満ちている・・・と思った本だ。

誰かに何か本を勧めるチャンスがあったら、この本を勧めたいと思っている位好きな本だ。



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本については書き残した物はなにもないのだが、映画については以前のHPに書いたものが残っていた。

*****以下 当時のHPの文章のまま******

子どもの頃読んだ物語を思い出す。旅に疲れ木陰で昼寝をする青年。その青年が寝ている間に青年の身に様々な出来事が降りかかるのだが、あと少しというところで様々な邪魔が入ってしまう。そして昼寝を終え、すっきりした青年はそんな事があった事など気付きもせず、旅の続きを普通に続ける。確かそんな話だったと思う。
人の人生は様々な可能性と様々なもしもの上に成り立っているが、もし自分の身に降りかかる全部のもしもを知ってしまったら、人は後悔と嫉妬で気が狂ってしまうだろう。知らずにいたほうが良いことも世の中には沢山ある。確かそんな話だったと思う。

「ラストシーンの衝撃は主人公ばかりでなく観る者の心をも揺さぶる」
主人公三谷も衝撃は受けただろうが、一人ホームでりんごを齧る彼は受け入れたように思える。受け入れることが出来たのは5年経ったからだろうか。しかし私は彼がそれを受け入れたことに衝撃を受けた。そして5年経って「もしもあの時私の帰りを待っていてくれたとしても、きっと今同じ場所にいると思う。結局ここにいると思う。」そう言い切るみはるの頭の良さに感心する。確かに何故あの時、もしもあの時・・・・と思う話ではあるが、たしかに観ている間なんとなく覚える違和感がずっと画面上には漂っていたのだから。もし、もし・・・・無数のもしも結局は自分の選択の上に成り立っているのだ。私にとっては怖い映画だった。ゾンビリメイク版などよりずっと背筋が凍る思いがした。

色々な媒体で好評だったのは知っていたが、本当に原田泰造がいいのでびっくりする。ネプチューンやっている場合ではないだろう。
笛木優子も牧瀬里穂と好対照で、上手いかどうかは別にしてあっさりした感じが役柄にあっていた。
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