goo blog サービス終了のお知らせ 

れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

チガヤ

2011-06-21 05:05:26 | 野の花日記

チガヤ
<イネ科・チガヤ属>
河原や畑の周囲など、日当たりのよい乾いた草地に群生する多年草。

群生すると、白い穂が揺れて見事だ。
これは東京の道端で咲いていたものだ。

根は地中をはい、節々から先の鋭い線形の葉をだす。
晩春、葉に先だって花穂をつけ、のちに茎が長く伸びて高さ30~80センチになる。

白い毛を密生した花穂が、
一面に風にそよぐ光景は美しい。

若い花穂はつばな(茅花)と呼ばれ、
ツバナや白い根にはかすかな甘みがあり、
かつては子供たちがよく口にした。

<俳句歳時記>春
茅花(つばな)
<針花(つばな)・ちばな・茅萱の花(ちがやのはな)・浅茅が花・茅花野>

   つばな抱く娘に朗々と馬がくる    金子 兜太

   茅花野にかくれてしまふ私の鳥   川西 喜平

   茅花野や犬はやわらかくうづくまり  山田みづえ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする