ヤマモモ(山桃)
<ヤマモモ科・ヤマモモ属>
暖地の山地に生えるが、
この頃はよく、公園や庭木として植えられているのを見る。
葉は互生し、
4月頃目立たない花を咲かせる雌雄異株。
果実は直径1~2センチの球形で、突起が多く夏に赤く熟して食べられる。
画像はやっと色づいてきたもの。
「俳句歳時記」夏
楊梅(やまもも)
<山桃・やまうめ>
海を見る楊梅をもぐさびしさは 岡井省二
これが山もも山の男と歩きけり 長谷川久々子
風の道くる素足の姉妹山桃と 澤 悦子
楊桃や人に色濃く山の骨 奥山甲子男